ベトナムはコーヒーで有名だ。
パッと思いつくのが、黒の濃いめのコーヒーと、
白のコンデンスミルクと2層になったベトナム式コーヒー。
ホーチミンでもそこら中にあったが、
私はコーヒーは好きだが苦いコーヒーが飲めなくて、
かと言って、コンデンスミルクのような激アマも弱くて、
ベトナムコーヒーは苦手だった。
ミルクにコンデンスミルクを使うのは、
ベトナムの牛乳事情もあるらしい。
今はだいぶ変わったそうだが、昔は熱い土地柄もあり、
戦争をしていて貧しかったこともあり、新鮮な牛乳が手に入らず、
うまく代用品を使ってコーヒーを楽しめないか考えた末のことらしい。
そんなベトナムコーヒーだが、
ハノイに来てみて、あの2色のコーヒーだけではない、
ベトナムらしい工夫のされたコーヒーが町にいっぱいあって、
それがコーヒー苦手な私でも美味しくいただけたのでぜひ紹介したいと思う。
■エッグコーヒー
エッグコーヒーを飲みに行こう!
と誘っていただき、「え?エッグ??」となったのだが、
ハノイではごくごく普通に人々が愛飲してるらしい。
一番の老舗、発祥のカフェに連れてきてもらった。

ここがめちゃくちゃ人気店で、
狭い店内がカオスになっておりw、
クーラーの効いていない蒸し暑い部屋に
みっちり人がいて、ベトナム式の背の低いテーブルとイスに
身を寄せながら座り、エッグコーヒーを飲んでいた。


コレが待ちに待ったエッグコーヒー。
左が温かいもの、右が冷たいもの。
温かいエッグコーヒーがデフォルトらしいので、それをいただく。
うん、美味しい!!
牛乳の代わりに泡立てた卵を使っているのだが、
卵という感じはそこまでしなくて、かといってミルクでもないけど、
ちゃんといい感じにコーヒーがまろやかになっている。
ウィンナ・コーヒー(ホイップ生クリーム)に近いかな。

■ココナッツコーヒー
もう1つ、遅くまでやっている美味しいコーヒーがあると聞き、
ココナッツコーヒーカフェに連れてきてもらった。


店内はちゃんとクーラーが効いてて(これ重要w、幸せ)、
戦争をテーマにしているらしく、
色んなアーミーグッズがディスプレイされていた。
クッションにはベトナムの花布なども使われてて、すごくかわいらしい。



これが、ココナッツコーヒー。
シャーベット状のココナッツアイスに
アフォガードのように苦みあるベトナムコーヒーをかけてるのだが、
ココナッツコーヒーとベトナムコーヒーの相性が抜群で、
これがめちゃくちゃ美味しかった!!
ココナッツアイス単品だとそこまで好きじゃないけど、
コーヒーの苦みで大人の味になってて、すごくいい!

どちらもすごく美味しいコーヒーだったが、
個人的にはココナッツコーヒーはぜひ日本でも流行って欲しい。
私がやろうかなw。
そんなこんなでメシクエ的にも収穫の多いハノイ出張だった。
ハノイ出張中に連れて行ってもらった、
変わったディナーを紹介したいと思う。
■「CHA CA LANG RESTAURANT」
「チャーカー」(CHA CA)というハノイの名物料理があって、
そのチャーカーが食べられる専門店。




チャーカーとは、ナマズの油揚げ鍋料理のことで、
ハノイでは日常的にナマズを食べ、普通にスーパーで生きたまま売っている。
川魚なので、たくさんのハーブを入れて、
臭みを消しつつ、香り付けもしながら、たっぷりの脂で炒め揚げをする。
調理はお客さんの目の前でスタッフがやってくれる。




あまり食べ慣れてないナマズ料理だが、
臭みは全くなく、身も柔らかく、ハーブの香りもいい感じで、とても美味しい。
現地の人はここにさらにライスヌードルを入れて食べる。
お好みで発酵した海老ペーストを付けるようだが、
この海老ペーストは香りが強烈で、
外人における納豆との初対面の感じでw、初対面は撃沈した。



ビールは、ビール自体がキンキンに冷えてるわけではなく、
氷を入れて、自分で冷やす感じのスタイル。

ハノイでは、ハロン湾で獲れるイカも有名らしく、
イカを使ったさつまあげも。

フォーボー(牛肉のフォー)は、これがハノイスタイルなのか、
かなり八角が効いてて、個人的にはもう少し八角薄めの方が好きかな。

せっかくだから・・・と、現地のクライアントさんが買ってきてくれた
ベトナム名物のサンドウィッチ「バインミー」。
超アジアンテイストな具材に、フランスパンの越洋折衷。
具よりも、フランスパンがかなり美味しくて好みだった。


食後のデザートは、みんな大好きスイカとパイナップル。

■「BINH MINH」
東京・高円寺のランドマーク・大一市場の中に
「ビンミン」という大人気のベトナム焼鳥店がある。
高円寺の「ビンミン」は日本で唯一の姉妹店で、
本店はここハノイにあるのだが、
いやー、まさか、ハノイに来ると思っておらず、
そして、ここに来れるなんて、思ってなかったなw!感無量!



1階と2階があり、2階のテーブル席はこんな感じ。超ローカル。



ベトナムの人が潰れるために飲むというw、
強烈なベトナムウォッカ登場。
甘めで、かなり飲みやすく、これはヤバいやつw。

現地在住の日本人の方に美味しい串だけを教えてもらい注文。
全部が美味しいわけではないらしくw、
おすすめは鶏もも、ウィンナー、
じゃがいも、バインミーの4つだそう。
まずは、鶏もも串から。
何と言っても、このデカさに驚く。
そして、オススメだけあって、柔らかくて、かなり美味い!!


ウインナーもジューシーで、
炭火で焼いてるので皮もパリッとしてて美味い。

じゃがいもも甘味があって、ホクホクで美味しく、
バインミーはあのサンドイッチかと思ったら、
ハチミツを塗った甘いフランスパンで、
これも焼鳥の塩気と合わせるのに、ちょうどいい感じ。

かなり美味しかったので、
鶏ももやじゃがいもなどお代わりする者が続出。
高円寺の「ビンミン」が出してる、
いわゆる日本っぽい串の焼鳥とは全然違ったけど、
本店は本店の面白さと味の良さがあった。


ハノイ出張中に食べたランチを紹介していきたいと思う。
■「PHO NGON 37」
滞在していた「ハノイデーウーホテル」の隣にあった
ロッテデパートの中のベトナム料理レストラン。
席数も広く、なかなかオシャンティーな内装。



あまりに「ハノイデーウーホテル」の食事がまずくて、
ちょっと小腹が空いてしまったのでやってきたのだが、
ここのフォーガー(鶏肉のフォー)は、
濃いめのかなり私の好みのスープで、美味しかった。


揚げ春巻きも肉汁たっぷり、ジューシーでいい感じ。
スイカのジュースも甘味があって、美味しかった。


■ベトナム山岳民族料理店
ハノイのゲーム会社さんが連れてきてくれた
ベトナム山岳民族料理が食べれるというレストラン。
すごく派手でかわいい山小屋のような外装。


内装も面白くて、まるでアスレチック場のような感じw。
店のど真ん中には滝も流れている!






半屋外のような状態で、クーラーは効いてないので、
かなり蒸し暑いが、楽し気な店内にみんなで浮かれながら食事。
タケノコを使った炒め物、
豚肉とミントを使ったサッパリとしたサラダなど、
どれも味付けが上手で、すごく美味しい。




大きな川魚を使った蒸し焼きの料理。
この料理がめちゃくちゃ美味しくて、
川魚なので臭かったり、硬いのではないかと構えてたら、
魚の中に詰め込んでるハーブが絶品で、素晴らしい出来だった。
この中のハーブの詰め物のレシピを知りたい・・・。


ベトナム名物の生春巻きも、
山岳民族料理なので海老などは使わず、豚肉を使う。
現地のスタッフの方が上手にみんなの分の生春巻きを作ってくれた!
日本人女性が宴席で鍋をみんなに取り分けるかのように、
ベトナム女性も上手に生春巻きを配るやり方を心得てるのかなー。






メインディッシュで出てきた鶏肉も柔らかくて美味しかったなー。

帰りのタクシーで、
タクシーの運転手さんが車内の芳香剤の代わりに
熟れた生のパイナップルを置いてて笑ったw。
社内がとってもトロピカル。
今までパイナップルは食べるものだと思ってきたが、
確かに芳香剤にもなるな!!固定概念が打ち砕かれた。

■「PHO CO」
車通りの激しい大通り沿いにある、
ローカルな定食屋でランチ。
湿気と熱さと砂煙で、カメラのファインダーが曇るほど(苦笑)、




ベトナムチャーハン定食は、
牛肉とセロリの酸味ある炒め物とスープと、
2人前くらいありそうなチャーハンが付いて約170円くらい!
牛肉のおかずの程良い酸味が食欲をそそり、
いい感じにパラパラで、
懐かしい中華屋のチャーハンっぽい味付けがなかなか美味しかった。
町全体的に物価は安めだが、ローカルの定食屋はさらに輪をかけて安く、
結構お客さんがいたが、人気の理由も分かる感じだった。



ハノイ出張に行ってきた。
ベトナムは大好きで、
個人的にホーチミン、ニャチャン、ホイアンなど
実は6回ほど行ってるが、いずれも南ばかりで、
今回初めて北ベトナムに行くことになった。
ちなみに、プライベートではなく、仕事でベトナムに行くのも初めて。
日々メシばかり食べている感じではあるが、
一応、本職はゲーム屋さんであり、
ベトナムの首都ハノイには結構ゲーム会社がある。
ハノイには大きな大学もあるので、そこの卒業生が就職するような
日本のゲーム会社がやっているベトナム支店などもある。
そんな感じで、ベトナムのゲーム会社さんを訪問させてもらうのが今回の出張。
さて、仕事は仕事としてw、
ハノイの町の様子だが、ホーチミンに比べてのどかで、穏やかな印象。
高層ビルもあったり、発展しているが、
ホーチミンに比べると静かで、車やバイク量も少なめな感じだった。
私が初めてホーチミンに行ったのは大学時代の、うん十年前だが、
その時のホーチミンにもこんな感じは残っていたんだけど、
数年前に久しぶりに行ったら、人もバイクも車もすごい数で、
アオザイの仕立て屋さんがあったような通りは、
高級有名ブランドの路面店に変わってた。
ハノイはまだ古き良き、懐かしいベトナムが残っている感じがした。


今回、仕事での移動なども諸々考慮した上で、
「HANOI DEAWOO HOTEL」ハノイデーウーホテル
というホテルを拠点とすることにした。
目の前にロッテデパートもあり、
大通りにも面しているので移動もしやすい場所にある。

一応、ハノイでは4つ星の大型シティホテルということになっているが、
全体の雰囲気、レセプションの対応、スタッフのサービスとかは、
ぶっちゃけ、残念ながら、日本の3つ星くらいではあった。

さて、そんなこんなのハノイ出張だが、
日本での大量の仕事を出張の空き時間でやろうと思い、
私の相棒ノートPCに詰め込んで、ハノイにやってきたので、
少しでもホテルで過ごす時間は快適であってほしく(部屋で仕事するし)、
自腹を切ってアップグレードし、
1人でクラブフロアスイートルームに泊まってみたw。


部屋はリビングルームとベッドルームが分かれてて、
それぞれこんな感じ。
内装やサービスは相変わらずイマイチだが、部屋だけはやたら広いw。
滞在中は、リビングにある長いカウチソファが私の仕事場となった。




バストイレ周りはこんな感じで、ここも広い。
シャワーブースとバスタブが分かれてたのが嬉しい。
トイレは残念ながらウォシュレットではなかった。



ホテルの部屋から見るハノイの町。
ホテルの隣にトゥーレ公園という場所があり、
池の上にボートがたくさん浮かんでいる。
ベトナムグリーンのこの感じは、すごく独特。

今回の部屋はクラブフロアだったので、
フロアゲスト限定のクラブラウンジが使える特典が付いている。
以前、ここ「メシクエ」でも何度か
日本の有名ホテルのクラブフロアを紹介してご好評いただいたので、
今回は海外ホテルのクラブラウンジも紹介したいと思う。
ここが「ハノイデーウーホテル」のクラブラウンジ。
このホテルは大型ホテルなので、観光客やら家族連れやら、
1階のロビーは座る椅子がないほど毎日人がいたが、
ここのクラブラウンジだけはいつ来ても、ほぼ貸し切り状態だった。


しかも、「ハノイデーウーホテル」では、
ここのクラブラウンジとクラブフロアルームだけに
通常客室とは別の専用ハイスピードWiFiを引いてて、
他のフロアはすごくネット繋がりづらくてダメだったが、
自分の部屋とクラブラウンジだけはすごく快適に日本と仕事が出来た。
クラブフロアと言えば、お楽しみのゲスト専用の食事なのだが、
先に言ってしまうと、
クラブフロアとは思えないクオリティーの低さで(泣)、
これがティータイムのメニュー。



これがディナータイムのメニューで、
から揚げもソーセージもなんかちょっと匂いがあったりして、
品も少なく、クオリティーも低く、
全体的に全くお勧めのできるものではなかった。
赤ワインが無料で飲めたくらいかな、良かったのは。





一応、朝食もクラブフロアで取ることが出来る。
大型ホテルの朝食会場はたいていカオスになるので、
それを避けて朝が優雅に過ごせるのは、何にせよ、ありがたい。










ベトナムの朝らしく、主食はフォーガー(鶏肉のライスヌードル)。
全体的に食事が美味しくないのが(苦笑)、ホント残念なホテルw。





で、結論として、今回のクラブフロアが価値がなかったか?となると、
実はそうでもなくて、個人的にはクラブフロアにして良かったと思っている。
飯はホント美味しくなかったけど(苦笑)、
個人的に「ハノイデーウーホテル」クラブフロアで良かったのは下記の3つ。
①ハイスピードWiFiが使えた。
②大型ホテルにいながら、喧騒を避けられた。
③朝食タイムのカオスを心静かに過ごせた。
この3ついくらいかなー。
クラブフロアとしてはイマイチだったど、
仕事もはかどり、ストレスも軽減されたから、まいっか。
■「ハノイデーウーホテル」
http://www.daewoohotel.com/ja
今回の高雄旅の冒頭「台湾・高雄へ行く。①」で、
帰りの高雄→成田で地獄を見たと書いた(苦笑)。
成田⇄高雄便は1日1便しかないのだが、行きはまだしも、
帰りは、朝の6時発の成田行きになる。
今回利用したエバー航空だけがそうなのかと思って、
航空会社を変えてみる試みをしてみたが、チャイナエアラインも同じようなもんで、
残念ながら、他の脱出方法がなく、この帰りの朝の早さは諦めるしかないようだ。
朝の6時発ということは、2時間前に空港に着いてることを考え、
高雄の町から空港までタクシーで約20分くらいをみると、
逆算すると、朝の3時半には全ての身支度を終えて、
おめめパッチリで出発準備をしておかないといけないのだが、
そんなのムーリーーーーーー。
寝たら終わると思ったので、結局、夜遅くまで夜市に行き、
そのままのテンションで一睡もせずに、フラフラで朝の3時半を迎えた。
寝過ごすよりも、顔色悪い方がまだマシだ。
脳細胞がほとんど死んでいる状態ではあったが、
なんとかわずかに残った細胞を駆使して、最後のメシクエをw。
高雄には空港のラウンジが2つあって、
エバー航空が用意するファースト、ビジネスクラス向けのラウンジと、
プライオリティーパスで入れるラウンジがある。
エバー航空ラウンジはこんな感じ。
広くて、割と綺麗で、空いてる。
ジュースなど飲み物は充実している。





おかずや炒め物、おかゆ、肉まん、デザートなどもあるが、
正直、どれもかなり美味しくない・・・。
唯一大丈夫だったのは、ごまあんの蒸しあんぱんくらいかな。






一方、こちらがプライオリティーラウンジ。
エバー航空ラウンジよりも狭くて、正直、綺麗ではなく、賑やかで落ち着かない。



料理の内容も、種類もかなりビミョウ。





唯一評価できるのは、
安心安定のハーゲンダッツがあることくらいかなー。

最後にエバー航空帰りの機内食。
相変わらず、正直美味しくないのだが(泣)、
行きのご飯よりは、帰りの海鮮粥の方は少しマシだった。
(おかず、デザートは相変わらずダメw)




高雄に詳しい友達に連れられて、高雄でメシクエをした。
メシクエin高雄!!
まずは、台湾茶のドリンクバー。
日本でもだいぶ増えてきているが、
台湾、中国、アジア圏では、紅茶だけでなく、烏龍茶や青茶にも砂糖を入れる。
お茶を選んで、砂糖は%で指定して、甘さを調整する。
ここは安くて量が多くて美味しいので人気があるそうで、
日本円で90円くらいで1日中飲めそうな量のお茶が買えた。



次は、「鴨肉珍」という鴨肉飯の専門店。
ここは絶対食べて欲しい!という強いオススメをいただきやってきたが、
本当に大人気のようで、地元の人で長い行列が出来ていた。



店前には豪快に鴨肉が山積みにされており、
注文をすると、大きな包丁でガツンと叩き切って、お皿に盛り付け出してくれる。




鴨肉がジューシーで柔らかく、めちゃくちゃ美味しかったな!!
鴨肉の内臓とたっぷりの生姜が入ったスープも美味しかった!



名物の鴨肉飯は、
ジューシーな鴨肉と、ルーロー飯を合わせたような贅沢な丼。
味付けもよく出来ていて、薄すぎず、濃すぎず、何杯でも食べれそうな味だった。

おやつに、「高雄ばあば」と呼ばれる
老舗の台湾かき氷屋へ。



季節限定のイチゴーかき氷があるようなので、イチゴを注文。
台湾かき氷なので、氷はいわゆる氷ではなく、コンデンスミルク氷。
見た目でものすごく甘いのでは・・と懸念していたが、
意外と甘さのバランス良く、美味しく食べれるかき氷だった。


イチゴーかき氷もさることながら、
このフルーツミックスジュースがかなり美味しかった。
イチゴの甘酸っぱさが前面に出てて、好みの味だった。

最後に台湾と言えば、
名物パイナップルケーキなので、
パイナップルケーキ専門店「サニーヒルズ」へ。

実は、私はパイナップルケーキが好きではなく(苦笑)、
初めて食べたパイナップルケーキが甘くて、安っぽい味で、
それ以来、長らくパイナップルケーキは避けてきていた。
ところが数年前、台湾に詳しい人から「サニーヒルズだけはうまい」と聞き、
食べてみたところ、本当に美味しくて、
それ以来、ここのパイナップルケーキだけは食べるw
「サニーヒルズ」は台北に数店舗、その他はおそらく高雄にしかなかったような。
少なくとも、高雄空港では売ってないし、買うことができなくて、
高雄では芸術特区の赤レンガ倉庫のような場所にお店があった。
しかも、無料で1個試食と台湾高山茶までサービスしてくれる。


ちなみに、「サニーヒルズ」のパイナップルケーキはホントうまいが、
その辺で売ってるものと比べ物にならないくらい高いのと、
何より、お土産には不向きなくらいクッソ重い(苦笑)。
ただ、それでも美味しいので、今回会社のスタッフへのお土産は
ただでさえ荷物多くて重い自分のスーツケースと共に、
「サニーヒルズ」を買っていくことにした。(頑張った、私w)

(「台湾・高雄へ行く。⑥」に続く)
台湾と言えば、やっぱり夜市は欠かせない。
台北でも有名な士林夜市などに行ったが、
ここ高雄にも有名な夜市がいっぱいあるらしい。
ガイドブックなどを見ると、繁華街に近いところにある
六合夜市という夜市がよく出てくる。
高雄に詳しい人からは、
「六合は全然面白くなく、料理も美味しくなくて、値段も高い」と聞いてて、
私も実際行ってみたが、その通りで全くお勧めできない。
で、代わりにちょっと場所は離れてるが、
むしろ観光客よりも地元の人が好んで行くという
瑞豊夜市は、確かにオススメされただけあって、
料理も種類が豊富で、美味しくて、安くて、楽しかった。

瑞豊夜市で、まずはコレ!と言われた、
大人気の大きなフライドチキン屋台へ。
安くて、肉も柔らかく美味しいのだが、
想像以上に大きくて、これだけで屋台タイムが終わってしまいそうな腹持ちw。
辛さが選べるようになっていて、辛さを上げると相当スパイシーになる。




瑞豊夜市はすごい人で、この夜市が毎晩繰り広げられてると思うと、
安くて、気軽にご飯が食べれてしまうので、家で晩ご飯食べなくなりそうな感じw。












寿司屋台もあったけど、
さすがに屋台の外に出しっぱなしの寿司は怖いなw。


ここの牛乳屋台、面白かったな。
注文すると、店主がカップに牛乳を注いでくれて、
客はビール注ぎ器から、紅茶や黒糖のシロップを好きなだけ注いで
自分好みのミルクジュースを作る。




帰り際、列が出来ている焼きそば屋があったので、買ってみた。
やっぱり屋台は焼きそばだよねー。
そこそこいい値段したけど、大きな海老も入ってて具沢山で、美味しかった。




(「台湾・高雄へ行く。⑤」に続く)
ちょうど私が高雄に行った時に、
高雄市の郊外にある屏東という場所で台湾最大級となるランタン祭り、
「ランタンフェスティバル2019」をやっていた。


台湾では有名なお祭りらしく、
毎年台湾全土のいろんな場所を移動して開催されてて、
高雄近くで開催されるのは今回が初めてらしい。
会場は、ものすごい数のランタンを展示できる広さのあるところになるので、
なんと屏東の車のサーキット場を使っていた。

ランタンフェスティバルは、
簡単に言うと、
練り歩かないポップなねぶた祭り
という感じで、作り方というか、雰囲気はねぶたと同じ感じだが、
題材だったり、雰囲気はポップなものが多く、
担いだりはせずに、展示されているランタンを見て歩くようなイベント。








さすが、親日国の台湾だけあって、日本コーナーがあり、
日本の香川県など、いくつかの都市が台湾と姉妹都市を結んでるのか、
ランタンの出展をしていて、微笑ましかった。
うどんのランタンは初めて見たw。


フェスティバルでは台湾屋台が多数出店をしてて、
お腹が減ったら、ここで小腹を満たすことができる。

















来年次回のランタンフェスティバルは台中で行われるらしいので、
屏東開催は今回だけだと思うが、簡単に総括を。
屏東は、高雄からはめちゃくちゃ遠くて、
電車で2つ乗り継いで約1時間、
着いた駅からサーキット場までさらに約30分という道のり。
さらに、こんなにどこから人が?!というくらい会場に人がいて、
ランタンもご飯も、ゆっくり見たり、食べたりする状況ではなかった(苦笑)。
そんな人がランタンフェス会場から帰るための駅までの送迎バス待ちは
想像に硬くなく、久しぶりにこんな行列にハマった・・・というくらい待った。
1時間近く並んだんじゃないだろうか、バス待ち。
さらに、駅のホームには人が溢れ、
ディズニーランド終了時刻の舞浜駅の数倍くらいひどい状態で、
ホームからも電車からも人がはみ出ていた。
サーキット場があるような地方の場所なので、
電車に乗れずに置いていかれると死活問題になるのでみんな必死w。
ということと、ランタンを見るということを天秤にかけると、
とても良い経験はさせてもらったものの、
足の痛みや疲労など、正直釣り合わないくらいの内容ではあった(苦笑)。
安定の深夜電車遅延などもあり、
高雄に戻ってきたのは深夜2時過ぎ。
あのカオスな状態から体力的にも精神的にもよく戻ってきたな・・・、奇跡w。
屋台でもほとんどご飯が食べれなかったので、
深夜までやっている台湾食堂に駆け込み、みんなで夕食。
というか、ちょっと早めの昼食でもいいような時間帯だったが、
深夜のルーロー飯が体に染み渡った。











(「台湾・高雄へ行く。④」へ続く)
今回の高雄では、旅行代理店さんに勧められて
「Hotel dua ホテル・ドゥア」
というホテルに滞在した。

美麗島駅という、
構内のステンドグラスで有名で、その名の通り、本当に外も中も美しい駅から
徒歩3分くらいのところにあり、立地もいいホテルだ。


成沢家の教えに、
「旅先の滞在場所はちょっと奮発してでも良いところにせよ」というのがあり、
見知らぬ土地での身の安全だったり、疲れを癒す意味だったり、
これまで何度も国内外で旅に出てるが、
旅に行けば行くほどこの教えは本当に大事だと感じている。
そんな話を今回会いに行く友人にしていたら、
高雄にはそんないいホテルないよ・・・と言われてて、
かなり覚悟して行ってみたのだが、
実際、「Hotel dua ホテル・ドゥア」は静かで綺麗で、プライベート感もあり、
何よりも団体観光客をほぼ受け入れないようにしてるらしく、そこも良かった。
ホテルロビーにはライブラリーと、
迎えのお客様も自由飲めるカフェスペースがあり、雰囲気も良い。




部屋は、こんな感じで広々としているいい感じのダブル。



バスルームも、
シャワーブースと大きいバスタブがセパレイトされてて
シャワーの出もいいし、かなり快適。
ちなみに、ちゃんとトイレもTOTOのウォシュレット。
次に高雄に来る時にも、ぜひ「Hotel dua ホテル・ドゥア」に泊まろうと思う。


さて、高雄の町は、近代的なホテルから1つ路地に入ると、
看板も名前もない路上の小籠包屋があったりして、
そんなお店だけど、めちゃくちゃ安くて美味しい小籠包が食べれたりして、




かと思えば、運河沿いに芸術特区があり、
横浜の赤レンガ倉庫のような場所に若手アーティストの作品が並び、
おしゃれなカフェやお土産物屋さんが並んでいるような場所もある。








ちなみに、世界の奇妙なものを集めた写真集「奇界遺産」のファンとして、
本書にも収録されている龍虎塔が見れたのは嬉しかった。
アジアによくある、カラフルで巨大なリアルオブジェは、
見てると変に心や肌がザワザワしてきて(笑)、この感じがたまらんw。
大きくなってから驚いたり、ザワザワすることって少なくなるが、
「奇界遺産」はいつも私の中で眠っていた何かを呼び覚ます感じがある。




入口は龍の口から入り、出口は虎の口から出る。
中はこんな感じになってて、仏教的な世界観で勧善懲悪を教えているようだが、
鬼とかリアルでなかなかザワザワする仕上がりになっているw。



気になる龍と虎の裏側だが、尻はこんな感じになっている。
「奇界遺産」には尻の写真は載ってなかったので、見れてちょっと嬉しいw。

(「台湾・高雄へ行く。③」に続く)
ちょっと前に台湾出張に行ってきた。
台北は仕事でもプライベートでも何度か行ったことがあったが、
台湾の南に位置する高雄という町に行くのは今回が初めてだ。

高雄は今、積極的に日本企業を誘致していて、
古き良き街並みの中に、IT特区や芸術特区があって、
知り合いのゲーム会社さんも高雄に支店を出している。
半分はお仕事で、半分は単純に高雄の町に興味があって、ぜひ見てみたいと思った。
朝の成田空港第1ターミナル。
高雄までは台北から新幹線なのかと思ってたら、
成田⇄高雄は、毎日1便、朝だけに直行便があるらしい。
ただ、行きは良いのだが、帰りの高雄→成田の時間が地獄を見るのだが、
それはまた後で書かせてもらおうと思うw。
これまでなぜかどこ行くにも北ウィングばかりで、
今回初めてエバー航空という会社を使い、南ウィングになった。
ANAと同じスターアライアンスメンバーなので、
ANAラウンジが使え、初めて南ウィング側のラウンジに入ったが、
北ウィングのラウンジよりも、食べ物の種類が豊富で、北よりいい感じな印象。












飛行機離陸、空の上。
晴天で、本当に天国にいるかのような外の景色。

ちなみに、最近、国内出張とか、バリ島行く時のガルーダインドネシア航空とか、
それなりに美味しい機内食を出してくれるので、
私が子供の頃に比べて機内食のクオリティー上がったなあと感心してたが、
頬を引っ叩かれたかのように思い出した、ああ、この機内食の味・・・。
エバー航空の機内食、全く美味しくなかった・・・。









そんなこんなの約4時間。
無事、高雄(カオシャン)の町に到着。
台湾の中でもさらに南に位置するので、想像以上に暑い。
よく考えたら、沖縄よりも南だもんね。南国なんだよね。

エバー航空の機内食がイマイチで、腹ペコで上陸したので、
早速、ホテル近くのお店で、台湾らしい鴨肉麺を食べる。
迎えに来てくれた台湾に詳しい友人曰く、味イマイチだったらしいが、
私は機内食がイマイチ過ぎたので、どんな麺でも今はありがたかった。




(「台湾・高雄へ行く」②に続く)