カモン、カモン、カモンカモン、フー!!
そうです、パクリです。
そうです、タイトルが思いつかなかったんです。
突然ですが、春は来ていると思いますか?
答えは、「来ています」。
最近、ちょっと暖かくなってきましたね。
思わず出社拒否をしたくなるような厳しい寒さはなくなりました。
コートの下に、2枚も3枚も着込んでいた私ですが、コートに1枚くらいですむようになりました。
でも、これはあくまでも個人の体感による「春」。
もっと春は目に見える形でやってきておりました。
成沢家にはたくさんの観葉植物が生息しています。
天井まで届くほどの高さの幸福の木をはじめ、ベンジャミン、ポトス、折り鶴蘭・・・などなど。
冬の間は葉も元気がなく、水をあげても、あまり吸う気配もなく、なんだかこのまま枯れてしまうじゃないかと心配になるくらいでしたが、2月の終わりくらいから新芽が出始め、春に向けて着々と準備をし始めている様子が部屋のあちこちで見られるようになりました。
いいですねぇ、家にいながらにして春の到来を感じられるのは。
緑はココロを和ませてくれます。
植物の体内時計というか、生命時計にはホント毎度驚かされます。
部屋の中なので、いつも部屋が一定の温度になるようエアコンが設定されているのに、「2月」という季節をカレンダーも見ずに感じ取って、3月に向けての準備を始めるのです。
逆に、家主の私の生命時計は完全に狂っているので、寝坊はするわ、冬なのにかき氷が突然食べたくなるわで、誠実な植物さんを目の前にお恥ずかしい限り・・・。
狂いついでに白状しておくと、この前の日曜日は起きたら夕方の5時でした。
起きた瞬間、「超早起き」したのかと錯覚してしまいました。
「やるじゃん、私。今日ははりきって朝食とか食べちゃおうかなー。」
その後、夕刊が来ていることでやっと現実に気が付きました・・・。
もうこの時計は電池交換くらいじゃ治らないですね。
ま、いいんだ。
そろそろ春だし、ネムイし。
今日のカメ。
■洗面所にあるポトス
枯れかかっていたので、もうダメかと思っていたのですが、2月の終わりからちゃんと新芽が出てきました。プチ感動。
■トイレのベンジャミン
トイレはジャングルのようにベンジャミンが生い茂っています。
常緑樹ですが、冬はボロボロ葉が落ちてきて心配だったのですが、こちらもちゃんと実を付けて元気いっぱい。ステキング。
この「何となく」というのがポイントで、その日朝起きた気分でどこに行くのか、何をするのか、何を食べるのかを決めるのが好きなのだ。
雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ・・・人にも、時間にも、常識にも、規則にも縛られず、休日は自分のココロの赴くまま、風の吹くまま、気の向くまま。
その日は朝から「山」気分で、緑の多い静かな場所に行きたかった。
で、地図を調べて、近場で探してみたら相模湖が候補にあがった。
そうと決まれば、すぐレッツゴー。
うちからだと中央高速に乗るまでちょっと時間がかかるが、乗ってしまえば車で30分程度。あっという間。道路の発達っぷりはスゴイねぇ。
相模湖は初上陸。
相模湖インターを降りて、すぐ目の前が湖だった。
思ったより、結構大きかった。
でも、思ったより地味だった。
冬の観光地で、閑散期ということもあるが、イメージしていたお土産屋がズラーッと並ぶ風景はなく、湖にたたずむアヒルちゃん(手漕ぎボート)が淋しげ。
とりあえず、車をメインと思われる広場の駐車場へ。
見ると、「19時閉門」とある。何ともお早い閉め出しである。
田舎のマックじゃあるまいし、そんな早くに閉められてもなぁ・・・。
19時ぐらいからやっと脳ミソが動き出して意識もハッキリしてくる夜型人間にとっては、信じがたい時間設定である。
湖畔を歩いてみる。
空気は澄んでいて、人も少なく静かで落ち着く。
湖に近づいてみると、ペットボトルやら空き缶やらのゴミでがっかりさせられる。ゴミはゴミ箱に!
ホント、人がいない。
近く数年前のゲームが健在しているゲームセンターもどきがあったが、誰もいない。
「千と千尋の神隠し」ならぬ人隠しである。
いや、閑散期なのである。
射的場があった。
地元のヤンキーカップルが一生懸命商品のライターを狙っていた。平和だ。
しばらく散歩をしていたら、寒くなってきたので、近くの食堂に入る。
閑散期であっても、ちゃんと数件の食堂が営業をしている。
一日の売り上げはいくらなんだろう?、やっていけるのだろうか?などと心配になる。
定番のジャパニーズフードを頼んでみた。
やっぱコレでしょ、ラーメンと焼きソバ。特にこういう観光地で食べる、まったくコクのないラーメンと、いかにも「日清のソース焼きそばで作りました!」みたいな焼きソバが絶品に感じることがある。イッツ・マジック。そうことありませんか?
具のないラーメンに、キャベツどっさり焼きソバに舌鼓。
ありがとう、おばちゃん。美味しかったよ。
そろそろ19時になる。
帰れなくなると困るので、駐車場へと急ぐ。
19時にはすっかり日も暮れ辺りは真っ暗。
行きに1時間30分かけて行った相模湖の旅は、たった45分で幕を閉じたが、その日の気分で行動するのは実に楽しいことなのである。
自分の赴くまま行動するのは難しい。
社会人で仕事を持っていればなおのこと思うようにいかない。
お子様を持たれているお母様にとっても、なかなか厳しい話だ。
でも・・・でも、たまには自分のストッパーを外して、予定を組まず、その日の「自分」にすべてをゆだね動くのも良いこと。
気持ちの良いこと。
お薦めなこと。
ああ、心配だ。
先日の新聞の一面に「医療費3割負担」の文字がデカデカと書かれていた。
この話は水面下ではずっと行われていたことで、政治に詳しい方にこんな話をしたら笑われてしまうのかもしれない。
が、私が朝起きたてで見たその大きな文字は、「私が寝ている間に一体何が???」と浦島太郎になったような錯覚をおこした。
「決まりました。」と結果だけ押しつけられたような気分になって、焦った。
「聞いてないよ、そんなこと!」
ざっと思い浮かべるだけでも、眼科、歯科、循環器科・・・と持病の多い私にとって、医療費負担が上がるのはツライ。調べてみれば、もっと持病が増えるかもしれない。
娯楽とかではなく、ヒトが生きていく上で必要になるような行為を締められるのは、かなりツライ。
私以上に、緊急に、もしくは恒久的に医療を必要としている人もいらっしゃることだろう。ツライ話だ。
4月からの銀行におけるペイオフ制度解禁もその1つだ。
三省堂『大辞林』によると、「銀行」とは1の意として「預金の受け入れ・・・・などを主たる業務とする金融機関」、2の意として「提供されたものを蓄積・保管し、求めに応じて供給する組織」とある。
もちろんどこにも「預けたものが、時として減ることもある」とは書かれていない。
ところが、4月から銀行はお金を預けておく安心できる保管組織ではなくなるのだ。
自分の預けたお金に金利が付かないのも腹は立つが、それ以上に減る可能性もあるなんて、話にならん。
リスクしかないギャンブルをしている気分だ。
そもそもギャンブルとは大勝ちすることもあれば、大負けすることもある娯楽であるが、これは現状維持か大負けかのどちらかしかない。
しかし、このギャンブルに乗るしかないのだ、今は。
さらに頭に来たのが、銀行に置かれている金融広報中央委員会発行の「預金保険制度」というタイトルの小冊子。
これは銀行の窓口とかに置かれていると思うので、すぐ手に入れて、ぜひご覧いただきたい。
表紙に虎の絵が描かれている長細い小冊子だ。Q&A方式で預金保険制度について書かれている。
この小冊子のタイトルには「あなたの預金を守ります。預金保険制度」と銘打っている。が、中身を読んでみると、結論から言うと「4月以降のあなたの預金は守らないかもよ。」である。
そして注目すべきは、中を開いて「Q6」の後にある紫の囲みの「預金者の自己責任が求められる時代へ」の部分である。
囲みの中で、今までのまとめとして預金が全額保護されない可能性があることが繰り返し書かれており、だからこそ日々預金者は金融の動きに注意してがんばれよと結ばれている。
そう読めた。
問題はその囲みにいる虎なのだが、こんな深刻なテキストの横で「ソウイウコトデス」とニコニコ笑っているのである。しかもカタカナで。
これは見ていただかないと怒りのほどが分かってもらえないと思うのだが、自分の不安さと裏腹にやけに呑気なこの小冊子が非常にアンバランスで、納得できず、この小冊子の発行者にとってはこの話題はたいして痛くもなく、まさかエライ人たちだけは例外的に預金が守られてしまうんじゃないかなどと疑いまで出てくる始末。
とにかく、見てもらいたい。腹立つので。
あまりにもヨノナカに不安を覚えたので、生まれて初めて雑誌「週刊朝日」を買ってしまった。優良銀行の特集をしていたからだ。「non-no」でも「CUTIE」でもない。「週刊朝日」だ。
ああ、心配だ。
明日の朝の朝刊では、呼吸をするのに税金を取る「酸素吸収税」なんてものが決定されてるんじゃないか?
もう「決まった」こととして、発表されているんじゃないか・・・?
そんな心配すらしてしまう今日この頃なのである。
酸素吸収税はさておき、笑い事ではない何かが将来待っているかもしれないのである。
◆今日の「ワ」カメ。
くだらんギャグを入れてしまった今日のカメは、みそ汁。
寒い冬はやっぱ温かいものでカラダもココロをホットに。
本当は自分で作った方が良いんだけど、とっさに1人分みそ汁が飲みたくなったとき、最近のインスタントもばかになりませんよ。
◆野菜を食べるみそ汁
発売当初からLOVE。
「野菜を食べる」という変わった切り口からのみそ汁アピールで買ってみたのだが、美味しい。本当にいっぱい野菜が入っているし。お薦めです。
嬉しくも、照れくさい天の邪鬼な私としては、今回のコラムはアホ全開の「無駄コラム」でいこうと思っていたが、あまりにもヨノナカにどーしようもないことばかり散らばっているので、無駄もしてられず、また色々と書かせていただくことにした。
こんな社会も政治もド素人の小娘が、少ない脳ミソをかき集め、社会を憂いでコラムを綴っている現状を、政治家の皆様は情けないと思っていただきたいものである。
モチは餅屋・・・に任せて、安心できるヨノナカであってほしいものである。
皮肉にも、もうスーパーにでもとって代わられてしまって、『餅屋』は世に存在しないということだろうか。
ご存じのように雪印食品がガタ崩れをしている。
それに伴って、雪印乳業、プリマハムなども大打撃を受けている。プリマハムなど昨日見た新聞で株価が35円くらいであった。
近所のスーパーで、あの青い牛乳パックを目にすることが少なくなった。
牛乳と言えば、「雪印」で育った私にとってはちょっとカナシイ風景であった。栄枯盛衰の儚さを感じる。
とはいえ、身から出たサビでもある。
新聞を色々と読んでみた。
あんな大きな会社がつぶれていく様は一大事であり、裏には色々な事情が隠されているに違いない。
私が読んだところによると、組織的確信犯として牛肉の産地を偽ったりしたいたらしい。
中には反対する部下もいたらしいが、上の権限で押さえつけられてしまっていたらしい。それすらも知らず、毎日働いていた社員もいたことだろう。
ヒトの体内に入る「食品」を扱う会社として、あってはならないことである。
最悪だ。
ある意味、人体実験をされていたに等しい。
なぜなら、偽りのモノを食べさせられていたのだから。毒のあるなしに関わらず。
モルモットである。
いや、正確には国民全体が実験されていたに等しいわけであるから、複数形で「モルモッツ」である(笑)。
さて、今回の事件、雪印のみならず、「食品」全般に対する信用も失ってしまった。
真面目に頑張ってきた会社にとっては、いい迷惑である。
或いは、これを機に消費者や国の管理が一層厳しくなるので、なんとかごまかしてきていたような他の食品会社の膿も出るかもしれん・・・。
大方、消費者は「食品」全般に、今絶望をしており、こんなことを考えているに違いない。
「もしや他の会社も・・・・??」
狂牛病事件では、「いまさら自粛したって、もう遅いし・・、脳溶けるときは皆一緒。」なんて言いながら、狂牛騒ぎの最中、ステーキ屋にも足を運んで「J-ビーフ」にかなり貢献をしてきた私だが、さすがにちょっと恐くなった。
今回一連の裏には、狂牛病を見逃していた農水省が絡んでいる。
数年前の、きっかけとなる欧州狂牛病報告を軽視したために大きな問題となってしまった今回の狂牛病騒ぎで、十分な議論もないまま国民の税金を使って始めた牛肉の買い取り制度。
それを逆手にとって行われた大企業による犯罪。
聞けば、買い取り制度に関しては、初めから悪用される恐れがあるとの問題点も指摘されていたというではないか。
なんともずさんで、お粗末な結果である。
ヒトには、ある妖怪が潜んでいる。
と、私は信じている。
その妖怪は、何かしようとすると、すぐ「面倒くさいしー、金かかるしー。」と言い、ヒトをダメな方向へ誘おうとする。
そして、貨幣経済社会に住み、楽なことを好むヒトは、その妖怪の甘い吐息にコロッとやられてしまう。
今回の農水省も、数年前の欧州狂牛病報告を受けた際に、「面倒くさいしー、金かかるしー。」。
買い取り制度の検証是非でも、「面倒くさいしー、金かかるしー。」。
そして、挙げ句の果てには、大企業による犯罪が露呈し、国民に謝り、信用を回復したり・・・と、今後、もっとも面倒くさく、もっとも金のかかる作業をするハメになる。
雪印食品もしかり。要所要所で「面倒くさいしー、金かかるしー。」。
親会社の雪印乳業においても、担当者が「食品は閉鎖的で、別会社に近かった」とおっしゃっていたが、親として子を調べることは出来たはず。
妖怪「面倒くさいしー、金かかるしー。」の登場である。
ダメな妖怪が猛威をふるっている中、どうかこれ以上がっかりさせるような事件が起きませんように。
牛肉、牛乳ともにアイラブユーな私にとって、ココロのキズは深いです。
そして、皆様もどうかお気をつけて。
妖怪『面倒くさいし、金かかるし。』に。
今日のカメ。
深夜、ふとお茶したくなったり、物書きをしたくなったときに行くような深夜営業カフェが少なくて、カナシイです。
代官山や表参道に数件あるんですが、ちょっと遠いし。
◆いちごフェア
そんな訳で、元々あまりファミレスは好きじゃなかったんですが、最近よく深夜に足を運んでおります。
中でもデニーズはデザートが豊富なので、よく行きます。
今は「いちごフェア」なるものをしていて、これは「いちごのザ・サンデー」という商品。
いちご、イチゴアイス、バニラアイス、プリンなどなど結構ボリュームもあって、美味しかったです。
次はバナナフェアか抹茶フェアとかをして欲しいなぁ。
アナタは今、とてもコロッケが食べたいと思っています。
あの香り、あの味、食べたくて、食べたくて仕方がない。
そんな時、目の前にお肉屋さんがありました。
行ってみると、なんと2種類のコロッケを売っています。
1つは、普通の『コロッケ』。もう1つは、『おばあちゃんの手作りコロッケ』という名前が付いています。
見たところ、どちらも同じようなコロッケで、値段もさほど変わりがありません。
さて、コロッケなら何でもイイ!くらい、コロッケが食べたいアナタ。
どちらのコロッケを買いますか?
私が思うに、8割以上の人が『おばあちゃんの手作りコロッケ』を選んだと思われる。いや、9割いっているかもしれない。
私も上記のシチュエーションだったら、間違いなく『おばあちゃん』を選らぶ。
さてさて、これは心理テストでも何でもない。もしこんな心理テストがあったら、B級もいいところだ(笑)。
では、何なのか・・。
つい最近、こんな話で盛り上がった。
「ヒトには『弱いコトバ』というものが存在する。」
つまり、このコトバが付いていると、無条件で2割増しくらいの付加価値が付いてくる気がするコトバのことである。
ここでポイントなのは、「気がする」というところである。
もしかしたら、本当に2割増しの価値があるかもしれないが、本当にあるかないかを問う前に、このコトバによって「テロテロリン!」とポイントが自動的に加算されてしまうのだ。
コロッケの例で言えば、「おばあちゃん」「手作り」がコレにあたる。2つあるので、合計で4割増しのポイント加算だ。
ヨノナカにはこのようなコトバがいっぱい存在する。
「お総菜」で言えば、『できたて』『田舎風』『おばあちゃん』『有機野菜を使った・・・』などがコレにあたる。
「寿司」で言えば、『天然』『近海もの』『旬』『築地』『北海道産』など、「モノ」で言えば、『セール』『限定』『今、話題の・・』などなど。
こんなコトバが、商品を2割増し、3割増しにしているのだ。美味しそうな気がするし、欲しい気もしてしまう。
Oh! It's マジック!!摩訶不思議である。
本当に美味しくて、本当におばあちゃんが作っているならば別にいいが、真偽のほどは定かではない。最後は自分の直感と決断に任せるしかない。
こんな話をしてる中、つい最近新聞で消費者をバカにしたような事件を目にした。
北海道の「サッポロビール園」で、『工場直送』『新鮮』とか言いつつ、実は前日に残ったビールを当日のビールに少しづつまぜて出していたことが発覚。しかも、それは担当者コメントによると「慣習」であり、十年以上前から行われていたとのこと。
バカにするにもほどがある。
行ったことはないが、きっとビール園というくらいだから、観光客のメッカであり、ツアーにも組まれていたり、工場見学の後に試飲をさせたり、お土産を買っていってもらったりしていたことだろう。
そして、その看板には『工場直送』『しぼりたて』『新鮮』などのコトバが並び、それを信じた観光客などがビールを楽しんでいたことだろう。
「やっぱ、工場直送は味が違うわね!」とか言いながら。
その様子を、そこの担当者は長年どんな気分で眺めていたのだろうか?
1日前のビールを、出来たてと信じ、美味しいと喜ぶ観光客の姿を。
ビールのことはよく分からないので、もしかしたら1日前も当日も実はそんなに味は変わらないのかもしれない。その辺のことは詳しくは知らないが、『工場直送』『新鮮』にはウソ偽りがあり、やっぱ出来たての方が嬉しいし、美味しいに違いないと思う。
このビール園は、ちょっとビールをケチったことで、『信頼』という壊れやすく築きにくいモノを失う恐ろしさを味わうことだろう。
最近、2割増しのコトバで消費者が安心しているのを良いことに、結構えげつないことしている事件が多い気がする。
会社名だって、信頼と安心の「2割増しのコトバ」と同類であることの「喜び」と「責任」と「恐ろしさ」を再確認しないといけませんね。
特に、食品、医療、学校など、こっちの消費者にとっては信頼するしかなく、割と「コトバ」のマジックにかかりやすい業種の皆様、何とぞ心してお仕事くださいませ。
そして、誰にも守ってもらえないこのヨノナカで、正しい判断力と決断力を自分自身も身につけていかないといけませんね。
そうしないと、コロッとヤラれちゃいますよ、コロッと(笑)。
●今日のカメ。
パーマ、かけてみました(ウソ)。
髪の毛が柔らかい&細いので、三つ編みをして外出した日には、帰ってほどくとこの通り。ビンボーパーマの出来上がり。この日のビンボーパーマ具合があまりにもひどかったので(笑)、撮影してみました。
お正月はいかがお過ごしでしたでしょうか?
ご挨拶が大変遅れてしまいましたが、本年度もご愛読をよろしくお願いいたします。
さて、とうとう明けてしまいました。現実世界です。
いつもそうなのですが、明ける瞬間まではカウントダウンとかして楽しいのに、明けてしまうと「今日から365日」という妙なプレシャーがのしかかり、急に疲れて、どんよりしてしまう。
そんなことないですか?私だけか??
今年のお正月休みは、例年より長かったので、1/7からの社会復帰が非常に厳しかったです。電話の音とか聞くと、引きずり戻されますね、シャカイに。
とはいえ、正月中は遊びほうけていたわけではなく、私の正月中の生活約80%は「仕事する」、「寝る」、「食べる」のこの3つにカテゴライズされていたように思います。
家で仕事が出来た分、気は楽でしたが、電話が鳴ると仕事して、鳴らない間は睡眠。
で、いつしか生活時間が逆転してしまって、夜中に仕事して、朝8時頃にベッドに入って眠って、夕方6時頃にまた起きる・・・・こんな生活を送ってました。
なので、1/7からの社会復帰に向けて、1/6の夜は早々と寝る体勢に入ったのですが、コレが全く眠れない。
結局、朝までまぶたとまぶたが仲良くならず、そのまま会社に行きました。お昼頃、ようやくおねんねタイムが訪れ、危うく机で気が飛びそうになりました。
狂った体内時計を戻すのは難しいもんですな。
風邪をひいてしまいました。
今回の原稿書き遅れもこのせいなのですが(すみません。)、久しぶりに風邪っぽい風邪をひきました。感染源は不明ですが、今、結構風邪が流行っているみたいですね。皆様、お気をつけください。
喉をやられてしまって、体中がだるく、節々が痛い。ちょっと、寒い。元々、扁桃腺が弱いので、39度近い熱が続き、若干脱水症状気味。
「愛媛みかん100%ポンジュース」を大量摂取し、生薬系風邪薬、喉の炎症を抑える薬など「薬漬け」の毎日でした。
必須アイテム「ヴィックスベポラップ」もかかせません。
知ってます?塗る風邪薬と言われているヤツです。
効くんだ、コレが。お薦めは、鼻の下にたっぷり塗って寝ること。風邪の鼻づまりによる呼吸困難も緩和されます。
あと、まいったのが、吐き気。
私、生まれてこの方、吐いたことないんですよ。
というか、吐けない。
吐き気はあっても、意地でも我慢しちゃうんですよね。
飲んでても、病気でもそう。子供の時から。
医者とかに行くと、我慢している方が体に悪いから吐きなさいと言われるんですが、吐けない。吐きたくない。絶対にイヤ。
で、今回も吐き気あれど、嘔吐することなく、意地で乗り切りました。
吐けない人っていますよね?
そんな感じで、吐き話に花が咲いてしまいましたが(笑)、今後ともよろしくです。
今日のカメ。
31日と1日は私の友達とうちのおじいちゃんを呼んで、家でおせちを食べながら、飲んでました。
◆12月31日のメニュー
近くに小さな魚市場があって、新鮮な魚とエビを買ったので、お刺身、エビフライを。あと、厚焼き卵、煮しめ、栗きんとんに黒豆などなど。この他、年越しそばとじゃこの五目おこわ、デザートとしてきな粉と黒蜜のアイスをつけました。
◆拡大図
成沢家では、お正月に必ずお膳を出します。
膳は、うちのママさんが京都で仕入れてきた食器を使っています。木の箱とかに入っているので、戸棚から出すときにちょっと緊張。
◆1月1日のメニュー
この日は引き続き友達と飲みながら、仲良くみんなで手巻き寿司をしました。良いトロを仕入れておいたので、美味しかったです。手巻きまきまきで、完食。
さて、私が今回の旅で一番見に行きたかったモノ。
そこは、寒い寒い風の吹くオホーツク海のすぐ側にあった。丘の上に建つ赤レンガの建物。
そう、網走刑務所。
札幌から車で6時間。途中、ほとんど渋滞がなかったのが、唯一の幸い。遠かった・・・。
オホーツク海を目の前に、大きな国道を挟んで左手が現・網走刑務所、右手が網走監獄博物館(旧・網走刑務所)。
もちろん、現・刑務所は現行法の下で使用されており、一般の立ち入りは禁止なので、中に入って見学が出来るのは旧・網走刑務所である網走監獄博物館。
網走監獄は、日本で唯一の現存刑務所博物館であり、世界的にも有名な博物館となっているが、昔は、古く明治時代から日本の刑務所として使われ、北の果てにあるもっとも恐ろしい刑務所と言われていた。
北海道開拓の歴史と共に歩み、その過酷な労働と獄中の非人道的な扱いが問題になったこともあったが、老朽化に伴い、昭和に現・刑務所へバトンタッチをし、旧・刑務所は移管工事を受け、博物館としてその歴史を今に伝えている。
小さいときに何かの本で読んで、なぜか今でも痛烈な印象を受けていた場所だった。
「寒さとキツイ獄中生活の中、脱獄不可能と言われていた監獄から、気が狂うような歳月をかけて、独房の鉄柵にご飯の汁をかけ、鉄をサビさせ、鉄柵を破って脱獄した囚人がいる・・・」、と。
その囚人が収容されていた監獄が、この網走監獄だった。
小さいときから・・・あの本を読んだときからどうも気になっていて、大学で刑法を学んでいた時もどうしても行きたくて行きたくて仕方がなかった場所だった。
でも、正直、今回の旅で行くかを迷った。
初の北海道で、札幌を拠点にしているのに、対極にある網走まで、しかも、クソ寒い冬にわざわざ行くのか?と。網走に行く用事は、刑務所にしかなかった。短い旅の行程で、回りたいところもたくさんあるのに、それを捨ててまで網走行きを決行するかどうか。
でも、ココロは決まっていた。
「行く。」
「行きたい!」
これが、「機会」ってヤツである。「今」なのである。
「網走」と聞くと、どこか寒く、悲しげな雰囲気と共に、「刑務所」が必ずセットになって浮かんでくる。網走と言えば刑務所。
そして、実際行ってみた感想もまんまその通りで、駅周辺も閑散としていて、駅前のポスターには「ようこそ!刑務所の町、網走へ」と。
「刑務所へようこそ!」って言われてもなぁ・・・、迎えられているのにこんなにも素直に喜べない町は初めてだ。
冬は観光客も少ないせいか、閉館時間が夏期と比べて、1時間早い。札幌を早朝に発ったのだが、着いたら15:00。閉館は17:00。残り2時間、全身全霊をフル稼働して、色々なことを吸収したい。何となく、北海道に行くことはあっても、もう網走に来るチャンスはないだろうなぁ、これが最後だろうなぁと感じていたので、いつもは見せない集中力でみなぎっていた。
全身全霊フルチャージ、フルターボで臨んだ監獄見学。
まず、入り口の「網走刑務所」という木製の看板の前で、カメラマンが待ちかまえていて、見学後に記念に出口で写真販売するため、観光客相手に半強制的に写真を撮る東京ディズニーランド「スプラッシュマウンテン」方式が行われているのだが、写る写真も必要以上に気合いが入ったカオになってしまった。
「は~い!笑ってぇ~。」「お姉さん、カオ恐いよぉ~。」
・・・笑えるわけがない。私には、ここ網走であと2時間の猶予しかないんだ。早く先に行かせてくれ。
館内はいくつもの建物に分かれていて、歩きながら見学するようになっている。日も陰り、外は薄暗くなっていたが、そんなことは構わない。1つも漏らさず、じっくり見学。数十年前まで実際に使っていた刑務所だけあって、なんとも言えない独特の雰囲気が全館通してあってた。
そして、要所要所に置かれた囚人の蝋人形が、不気味なくらいによくできていて、臨場感を出していた。蝋人形の質の高さは、ぜひ「今日のカメ。」で見ていただきたい。
館内の内容に関しては、話したいことがありすぎるので、割愛させていただく。いつかアナタにお会いした時に、そして、「機会」があって偶然刑務所の話になった時に、熱く語らせていただく。
少々、刑法をかじっている程度の知識だが、非常に興味深く見学をさせていただけた。監獄内で「蛍の光」を聴いた。網走の2時間が終わった。
人によって興味や感性は異なるので、あえて勧めはしないが、本当に来て良かった。それだけは、言える。
帰りに、出口のみやげ物やで、監獄グッズを大量に買った。記念だ。
グッズだけでなく、私にしては珍しく監獄の資料集や網走刑務所にまつわるノンフィクション小説など出版物にまで手を出した。意味もなく、手錠キーホルダーとかも買ってみた。コレも記念だ。
網走刑務所が農園刑務所(刑務所内で農場を構え、自給自足の他、野菜を市場に売ったりして、刑務所内の費用をまかなっている。)であることを受けて、「網走刑務所農場で作ったじゃがいもを使ったポテトチップス」が売られていたので、早速買った。味は普通のポテチだった。
よくありがちのクッキーの表紙にデカデカと「網走刑務所に行ってきました!」と書かれた「行ってきました!」シリーズのクッキーが売られていたが、さすがにそれは縁起が悪そうなので買うのはやめた。
買い物をしていて、ふと思った。
ここって、日本一万引きの少ない土産物屋かも、と。刑務所ちらつかされて、犯罪はできないしね(笑)。速攻、入れられそう。
今年もいよいよ終わりに近づいて来ました。
色々ありました。
一番のニュースはやはりアメリカの同時多発テロでしょうか。
あの日はちょうど深夜にテレビ付けっぱなしにしていて、ビルが崩れていく様子を見ていました。
リアルタイムで「映像」を見ていました。でも、それは「映像」ではなく、映画の世界のような「現実」。一瞬、妙な「錯覚」にとらわれたのを今でも覚えています。
リアリティーに欠け、テレビを見ながらこれが現実だと理解するのに少し時間がかかったこの感覚。きっと、こんな「錯覚」にとらわれた方は多かったんじゃないかと思います。映画、テレビ、アニメ、ゲーム・・様々なところで人々は似たような光景を見ているんです。それが、無意識に今回の「錯覚」を産んだ、と。
日本人にとって、カタカナって覚えにくいらしいです、漢字やひらがなに比べて。記号に見えてしまうらしいです。つまり、字を見る時、ヒトは何かの字的な意味や雰囲気や、そういうものを感じ取って覚えるのであって、その点、カタカナはそれが掴みにくい。つまり、結果として覚えにくい。
ほら、小さい頃いたでしょ、地図帳の世界都市をどうしても覚えられない子。
今年、子供から大人まで、悲しくも1つのカタカナを一斉に覚えることとなりました。覚えにくいにも関わらず。
「ウサマ・ビンラディン」
何かが始まって、何かが終わって、また始まって。実は、終わっていたと思っていたコトが終わってなくて、裏で続いていたりして。ヨノナカは複雑です。
年末恒例の日本漢字能力検定協会主催による今年1年の世相を反映させる漢字一文字。毎年注目しているんです、コレ。
今年は「戦」でした。テロや狂牛病など「戦々恐々」としてるところからきているそうですが、21世紀はじめの年だというのに、なんてことでしょう。
早いもんです。毎年のことですが、12月に入ってから「時」の速さは、何なんでしょうね。通常の2倍速・・いや、3倍速くらいは速い気がします。
12月を色々な計画を立てたりして、ゆっくり過ごせた経験がありません。12月はいつもバタバタ。年末恒例の会社忘年会開始ギリギリまでパソコンたたいたり、電話かけたり、タイムアップギリギリまで。
そして、今年もそうなりそうな気がします。
今年のドあたまに、コラムにて「勝ち戦」なるテーマを発表し、新年をスタートさせました。
振り返ってみて、今年は勝ち戦だったんでしょうか、負け戦だったんでしょうか。はたまた、勝ち逃げだったんでしょうか。
しかし、年明けに書いた「勝ち戦」なる言葉が不幸なことに今年の漢字に選ばれてしまうとは。変な予感が的中してしまいました。
まぁ、いいや(笑)。
来年・・・・どうしようかな。
まだ、何も考えていません。何か、今年は「答え」が出ないや。ちょっと休み中にじっくりと考えてみようと思います。
歯磨けよ!
フロ入れよ!
雑煮食えよ!
紅白見ろよ。
ハ~ビバノンノン。
それでは、皆様、良いお年をお迎えください。
ヨノナカはホント色々あるので、どうかお気をつけて。
2001年12月某日
成沢理恵
今日の蝋人形なカメ。
早速、忘年会&友人飲み会ラッシュで、シラフでもハイテンション&フルターボ。年末はこうでなくっちゃ。
●網走監獄前
この門をくぐった直後に、カメラマンに写真を撮られました。先を急いでるってのに。
●拘留されている青年(蝋人形その1)
ホンモノの人間ではありません。
「拘留中の様子」というところに座っていたので、たぶん、網走監獄的に「悪いことをして、捕まりそうな人」のイメージを元に作られた蝋人形。笑える。かなりの出来ばえ。
網走監獄博物館はこの蝋人形を見るだけでも行く価値有り(笑)。
●休泊所での受刑者(蝋人形その2)
断っておきますが、コレもホンモノではありません。
リアルな寝顔を見せてくれています(笑)。
受刑者が塀の外で日帰りできないような作業をするとき、「休泊所」というところで仮眠をとり、冬でも薄い布団&薄い作業着で寝起きをし、しかも枕は丸太の棒だったという過酷な労働を示す展示の一部。通称「たこ部屋」。
内容もさながら蝋人形に驚かされる。
ちなみに、この部屋の隣の展示室では蝋人形が、私に予告無く動いてたので、思わず「おおお!!!!」と声をあげてビックリ。リアルなだけに、そこらの遊園地のお化け屋敷よりもビックリ度が高かった。
寒くなると、朝の自分の動きが極端に鈍くなるので、困ります。居間の暖房の前に座って、軽く10分は自分自身のウォームアップをしてあげないと、動けません。
寒い・・・。
ですが、寒い寒いと言っても始まらないので、あえて寒さに突進し、寒風に向かって「来いやぁぁぁ!!!!」と言ってやるぐらいの根性は必要ですね。
さて、実は先日、土日の休みを利用して、北海道に行ってきました。
北海道・・・
行きたい行きたいと思っていたのに、チャンスがなく今まで行ったことがなかった地。ひし形の大地。大自然の宝庫。
モノゴト全て何かするには、必ず「機会」というものがございまして、欲しいときが買い時、言いたいときが言い時、行きたいときが行き時でございます。
このよう教えを忠実に実行した生活を続けてきたために、現在の我が家は服とガラクタがあふれ、旅費とエンターテイメント費が生活費を圧迫する今日この頃ですが、一切後悔はしておりません。
今回の旅も即決即断で、ホントあっと言う間に手続きを取り、旅にこぎつけた次第でございます。
さて、今回の旅の目的は、「あるモノ」を見に行くことでした。
北海道には小娘的に見たいモノがいっぱいあるのですが、今回は小さな頃からずっと見たかった、行きたかったある場所へ、無謀な計画ひっさげて強行スケジュールを決行致しました。
それと、ここ数ヶ月、肉体的にも精神的にも色々とバタバタしていたせいで、持病の肩こりに、偏頭痛と左腰の腰痛まで併発しておりまして、ここらでちょっと温泉につかり、静養でもしようかな、と。
行程は以下の通り。
初搭乗の「Air Do」にて、羽田空港から新千歳空港へ。
今回、北海道を車で横断することを決めていたので、レンタカーを借り、札幌をウロウロしたあと、洞爺湖温泉へ。その後、高速を使って道央の旭川へ。
旭川からは高速がないので、国道をひたすらオホーツク海に向けて走り、網走へ。
網走からちょっとしたに下りて、まりもの故郷、阿寒湖の温泉へ。
翌日早朝、阿寒湖から十勝平野を通って、日高・苫小牧を経由し、小樽で終了。
数日でざっとこんなスケジュールを消化していました。行きにひし形の上ルートを通り、帰りは十勝の下ルートを通って、結局北海道を大まか車で縦断した形になりました。
無謀と思っていたけど、なんとかなるもんでございます。見渡す限りの大地に一直線に伸びる道路をドライブするのは、ホントに心地良かったです。
北海道・・・初めて行った割には、割と土地勘があったり、観光地とか知ってたりしたんですね。不思議と。でも、地理はキライだったので、小学生の時に勉強して覚えたとも思えないし。
で、なぜだろ?って、よーく考えてみたら、「ゲーム」だったんですよ、知識の出所が(爆笑)。
北海道における各都市の位置と名産品は、日本を舞台とした双六ゲーム「桃太郎電鉄」で。観光地に関しては、恋愛シュミレーションゲーム。
で、北海道とか修学旅行で旅して、旅先で女の子をデートに誘うと選択肢とかが出るわけですよ(笑)。
「どこ行きますか?」
「A:羊ヶ丘展望台」
「B:ラーメン横町」
で、「A」とか選んで行くと、羊ヶ丘展望台にクラーク博士の像とか移ってて、「キミと来れて、嬉しいよ(ハート)」とか言うと、テンテロリロリン!!って女の子の好感度があがるわけ。
ま、それはおいておいて、とにかくそんな知識が集結して、なんとなく北海道に土地勘があったわけです、私は。
ゲームから得る知識なんて、エロと暴力とか言われがちですが、こんな知識を得たりもできるわけで、あながち悪いことばかりではないわけですよ、お母さん。
札幌では、ゲームで得た情報をフル活用し、時計台、テレビ塔、ラーメン横町、すすき野・・・など思いっきり観光巡りを致しました。雰囲気的には、銀座っぽかったです。大型デパートとかいっぱいあって。デカイ看板とネオンの感じは、大阪っぽかった。そんな街でした。あ、あと、カニ、食べました。タラバ。
温泉も良かったです。
本当はツムラ「登別カルルス」愛用者として、登別市カルルス町に行ってみたかったんですが、今回は行程の関係で、洞爺湖温泉と阿寒湖温泉で。
ちょうどこの旅行していた数日は、超ラッキーなことに雪も降らず、かなり温暖な日和だったので、露天風呂が一層心地よかったです。夜は満天の星空だし。腰痛も少しは良くなるかしら。
阿寒湖・・・
まりも好きとして、阿寒湖へ行けたことを光栄に思います。だけど、すごく寒かった。この旅で一番寒かった場所だった気がします。
阿寒湖は町あげて「まりも」を推しており、まりも饅頭、まりものぬいぐるみなど様々な物品がありました。そんな中、まりもキティー(もち北海道限定)のシャーペンを買いました。
全身緑色のキティーは、もはやキティーなのか、まりもなのか、動物なのか、植物なのかわからないありさま。その訳分からなさ加減が気に入って買ってみました。
キティーちゃんよ、ちょっとは仕事を選んだ方がいいかも。
さてさて、今回の北海道の目的であった、私が本当に「見たかったモノ」・・・・
それは、ですね・・・・。
今日のカメ
●日高の馬牧場
本当は帰りのルートの十勝で牛を見たかったんですが、もう牛の時期ではないらしく、受け付けている牧場がありませんでした。なので、予定を変更して、馬。
日高は日本でも有数のサラブレッドの産地。今回訪れた牧場にも、過去の大きなレースで優勝した馬がいました。とは言っても、競馬はよく分からないので、ただ馬が見れただけで嬉しかったです。
牧場、いいですね。空気も美味しいし、のどかだし。
●やっぱ、コレ!
スシです。お寿司です。
小樽に「寿司屋通り」という「パラダイスか?」と思うようなステキな通りがあると聞き、「スシをこよなく愛する会」会長として行ってまいりました。
見てください、この色とツヤ。絶品です。この日この時このスシに悔いは残したくなかったので、食べた食べたで、気が付いたら、お会計1人1万円也。確かにトロ以外にも、生ウニとかホタテのバター焼きとか色々食っちゃったもんなぁ・・・。
でも、いいの。美味しかったから・・。
「雅子様、新宮様ご出産」
どこのテレビでも一斉にこのニュースを待ってました!のごとく放送しておりましたね。やたら「~様」が多く、過剰と思えるほどの敬語と謙譲語のラッシュで、舌を噛みそうになってしまいますが、この不景気なヨノナカ、明るく嬉しいニュースであります。
本当におめでとうございます。
でも、また一ヶ月後にも「おめでとうございます」とか全国で言ってるんだろうな、きっと。正月近いし。
出産は女性にとって、大きな大きな出来事であります。これからは「女」として、そして「母」として生きていくわけです。生まれてくる新しいイノチと共に生きていくのです。
そんな神聖な儀式を静かにココロ安らかに迎えたいだろうに、雅子様を誰もがほっとかず、やれ男か?女か?とか、ご出産日はいつか?とか関係ない第三者によって詮索され続けていたわけです。きっと日本一野次馬の影響を受けていた妊婦さんと言えたでしょう。
「ほっといてちょーだい!!」と言いたかったでしょうが、嫌な顔を1つもせず、立場もあるでしょうから、ニコニコと沿道の民に手を振って、病院に入られるお姿は素晴らしかったです。女の子ということで、早くお目にかかってみたいものです。
戦国時代なんかは、特に男の子は一国の城主になるべく跡継ぎとして重要視され、その運命を担う妃の出産における責任重大さはいかほどであったかと思いますが、いいんです、子供は五体満足健康で生まれてきてさえくれれば、男であろうが、女であろうが。そう思います。
とある雑誌で天皇家の今後みたいな記事が出ていましたが、もし仮に跡継ぎがいないようだったら、女帝制にすればいいじゃん(笑)。女帝もいいもんですよ、きっと。勝手な意見ですが。
雅子様のご実家、小和田家は目黒線の洗足という駅にありまして、洗足という駅は良い言い方をすると静かな高級住宅街、言い方を変えると駅前にはあまり目を見張るものが・・・何も・・といった感じの場所ですが、新聞記事に載っている洗足を見てビックリ。まるで、正月の明治神宮かのような人混み具合。雅子様効果によるお祝いラッシュ。雅子様御成婚の際にも小和田家に鯛を届けた魚屋さんが今回も大活躍しておりました(笑)。人って集まるもんなんだなぁ・・・と妙に感心。
さてさて、早いもので、もう今年も残すところ1ヶ月を切りました。
12月って妙に時間が進むスピードが速い。3倍速くらい。それにカラダが付いていかず、やり残しをいっぱい溜めて、そのまま年を越してしまうのがいつものパターン(苦笑)。
時間の進みは速いし、みんなせかせかしている気がするし、クリスマス・正月とイベントは満載だし、そんなココロの準備と時間の余裕が出来てないうちに気が付いたら町中イルミネーションだらけで、面食らうし。
12月はホント落ち着かないです。
ユニコーンの名曲「雪が降る街」にもあるように。
「人がやたら歩いてて、用もないのに・・・年末だから・・あー。」
今年を振り返るにはまだ早いですが、今年はテロがあったり、不景気が改善されなかったり、ビートルズの名ギタリスト、ジョージ・ハリスンさんが亡くなったり、衝撃的なことが多く、世界的にあまり良い話題がなかったですが、せめてこの雅子様の明るいニュースが今年を締めくくって、日本を、そして世界を照らしてくれますように。
パンドラの箱を開けると、妬みや悲しみが溢れ出し・・・しかし、最後には希望の光が。
今日のカメ
●メガネの女
目が悪いんです、私は。かなり、悪い。
いつもはコンタクトをしていて、家ではメガネ小僧です。何かしら目に入れていないと、ほとんど見えません。近視の方はご存じだと思いますが、階段の段差とか見えなくて、平らに見えちゃうんですね。
このメガネを買ったときはちょい強めで設定してたんだけど、今じゃ普通、どっちかというと見えにくくなっている気がする。度が進行している気がします。あー、恐ろしい。
●成長木
成長期ならぬ成長木です。
前回コラムで紹介した大きな実から芽を出している観葉植物、この子の成長が著しく、たった数週間でこの伸びようです。
●銀杏並木
今年は例年に比べて暖かいせいか、この時期に家のちかくの銀杏並木が黄金になっています。銀杏は東京都のシンボルにもなっています。黄金の並木をゆっくり散策するのは気持ちのイイもんです。最近、そんな時間もないんですけど。
今冬第1回目の暖房のスイッチを入れた瞬間から、帰宅後には必ず、パブロフの犬のように寒かろうが温かろうがスイッチを押す習慣がついてしまうので、なんとかその時期を遅らせてみようと踏ん張ってみたのですが、11/9の晩に挫折いたしました。
来年は、なんとか11/10を初スイッチとして、記録更新に頑張ろうと思う次第。
案の定、それ以降はお決まりのように必ず暖房を入れてしまう生活が続いております。
11月某日。
新聞を読んでいたら衝撃的な記事が載っていた。
「南オーストラリアのカンガルー島でコアラが増えすぎてしまっていて、数万頭を殺す」と。
は?
何、それ??
理由を読んでみると、コアラが増えすぎて、エサが十分に得られず餓死し、その死体がさらされていると、観光客への印象として悪いから。
それが理由らしい。
もう一度言う。「は?」
私に言わせれば、間違いなく「コアラ」のお陰で観光収入が上がっているオーストラリアが、こんな事態をさらしていること自体が、もう既に観光客への悪影響だと思う。
「増えたら殺す」・・・そんな単純なことでコアラを殺してしまって、いいのか?
私がオーストラリアに留学していた頃を思い出した。
大学時代、英語の勉強のためにシドニーに留学をしていた。
コドモの頃から、『コアラ』=『オーストラリア』、『オーストラリア』=『コアラ』で、オーストラリアに行くことを夢見ていた。大学1年の時に留学のチャンスが巡ってきて、イギリス、アメリカなど様々な候補がある中、真っ先にオーストラリアを指定して、希望願いを出した。
案の定、構内でオーストラリア希望者が多く、面接による選抜テストが行われ、幸運なことに留学先が希望通りオーストラリアに決まったときはとても嬉しかった。
留学事前講習会では、「語学を一生懸命修得します。」とか言っていたが、決まった瞬間からココロ密かに「語学勉強」から「コアラを見たい!」に変わっていた。
シドニー中心部、シドニー湾からフェリーで15分くらいの所にタロンガ動物園というところがあり、大学の授業が終わってからよくそこに遊びに行っていた。
高い丘の上にあって、シドニーの街を一望できる場所もある。
喧噪を忘れさせてくれる気持ちのイイ動物園だ。
生まれて初めて、生コアラを見たときは感動であった。
しかも、1匹ではなく数匹群をなして、木の陰で寝ている。
コアラチームだ。日本ではお目にかかれない光景である。
さらに、1日のうち数回だけコアラをだっこし、写真が撮れるチャンスもあった。
小さなカオに大きな鼻。見た目よりもゴワゴワしている毛。結構痛そうなスルドイ爪。眠いのか、だるいのか、だら~っとした手足。どれをとっても最高にカワイイ。
「あぁ、オーストラリアに来て良かった・・・・。」と思った。
しかし、私が帰国して数ヶ月後、シドニーでのコアラだっこが禁止になったとのニュースが入った。
コアラの数が減っていること、だっこされることがコアラに極度のストレスを与え、死を早めてしまうことが理由と聞いた。
致し方ない、と思った。
またシドニーに行ってもコアラが抱けないのは非常に辛いけど、コアラが死んでしまうよりはマシだと思った。
そんなことがあり・・・この記事を今見ると、何とも言い難く、がっかりする。
全てにおいてそうだが、殺す前に何かを、捨てる前に何かを、壊す前に何かを、もっとよく頭を使って考えるべきだ。
邪魔だから消滅させるなんて、一番都合の良いやり方だ。しかも、それが生き物となればもっと事は重大だ。
許さんぞ。何があっても、コアラを殺すなんて。
11月某日電車にて。
妙に気になった中吊り広告があった。
ほっかほか弁当の新作で中華風な弁当の中吊りなのだが、別に弁当が気になったのではなく、広告にあった写真が気になった。
中国の奥地らしき山に囲まれた場所で、でっかいパンダが座りながら、笹を食べている風景。
すごくパンダが目立つ。一面緑の中に、白黒のパンダ。
確か元野生よね、パンダって。
なんでこんな目立つ色になってしまったんでしょう。
保護色という手を使って、背景と同化してまで姿を消そうとする生き物もいる中、「ここにいます!!」と言わんばかりの配色。
そんなパンダが大好きです。
中国に行ったとき、真っ先にパンダを見に上海動物園に行きました。
日本と同様、中国でもパンダは大人気で人はたくさんいたけど、パンダと観客の距離が近く、フレンドリーな設定になってました。
2匹いて、2匹とも寝ていました。
仰向けで、大の字で。気持ちよさそうに。
パンダはイイですね。素直で。
11月某平日。
とうとう、風邪でダウンしました。
久しぶりにベッドから起きれないほどの倦怠感と高熱。
会社をお休み致しました。
お腹は空いているが、泣けど叫べど何も出ず。
一人暮らしのカナシイ現実です。
というわけで、夕方、着替えて夕食のお買い物に。
6時のスーパーは戦争です。
平日のこんな時間帯に夕食の買い物になんて来ることがなかったので、まず人の多さにビックリ。
駆けずり回ってバシバシぶつかってくる子供、子供を制しながらも夕食の買い物で頭がいっぱいでほったらかしの母親、レジの長蛇に割り込むおばさん、入り口付近で立ち話を開始しているおばさん連・・・。
私が知らない間にこんな世界が繰り広げられていたのか。
久々に見た光景は新鮮で滑稽ではあったが、いいや、私はいつもの閉店間際で。
食事でも摂ってゲンキでも出すかと思って行ったのだが、逆に生気を奪われてしまった。
そんな病人の一日だった。
●今日のローソンなカメ。
自由が丘で、見慣れないローソンを発見。
青の牛乳瓶マークじゃない。看板が赤い!
よく見ると、「Natural Lawson」とある。ローソンであることは間違いないらしい。
もうご存じの方もいるかもしれないが、ついさっき知って大騒ぎをした私のような方のために、「Natural Lawson」の潜入レポートを報告する。
実験店舗なのだろうか、あまり見かけないローソンだ。
キャッチとしては「厳選した商品とカラダに良い食品や日用品をたくさん揃えたお店です。」だそうだ。
面白そうなので入る。
店内には自社ブランドのマークを貼った商品や「カラダに良い食品」・・・例えば、プルーンとか緑黄色野菜とかそういう名の付く商品が多数並ぶ。
ちょっと、「無印良品」っぽい香りがする。今後、「ローソン」ブランドで菓子とか文具とかにも進出するのだろうか?
まず目をひいたのは、店内で商品が食べれるようなカウンターとイス。今までのローソンとは違う。
温野菜セットや無農薬サラダなど、カラダによいお総菜のオンパレード。「玄米」をウリにしたお弁当・おにぎりの数々。しかも、玄米は店内でほかほか炊きたてが買える。
全体的に若干値段が高く思えたが、カラダに良さそうだし、お総菜も美味しそうだったので、いいかなという感じ。
お総菜系もこれから充実させ、まだ商品の少なかったレジ横総菜系(ポテトとかおでんとかですね。現状、中華まんだけでした。)がフル稼働すれば、面白くなりそうなコンビニでした。
近所で見かけたら、ぜひどうぞ。
●赤いローソン誕生
店前で写真を撮っていたら、お客さんに変な目で見られてしまいました。
●店内
新しいせいか、明るくキレイな店内でした。
●玄米コーナー
玄米ってカラダに良いですよね。まだ食べたことないとか、家で炊くのは大変とか、そんな人にはイイかもしれません。