予約困難な人気日本料理店「料かわしま」で食事。 1品目は、すっぽんの温かいお料理から。 中には焼餅と葱。 2品目は、車海老と蒸し鮑と数の子と銀杏をあしらった豪華な白和え。 3品目は、目の前で一番出汁を取って出してくれる名物のお椀。 この日は甘鯛と、大原の大根を麺のように細切りにしたもの。少し葛を入れて、ほんのりトロッと。 4品目は、本鮪と野生のクレソンと新玉ねぎの組み合わせ。上には海苔の佃煮。 5品目は、アオリイカとカラスミと菜の花。 6品目は、名物の美しい鯖寿司。 相変わらず、すごく美味しい。 青魚独特のクセのようなものはなく、鯖の良いところだけが凝縮されている鯖寿司。 7品目は、昆布おろしでいただく伝助穴子の白焼き。 穴子の白焼きを大根おろしでいただくのも珍しいが、昆布と大根を合わせた昆布おろしも初めて。 8品目は、白子と海老芋の白味噌椀仕立て。 白味噌が大好き。ホント体に染み渡る・・・。 9品目は、ブリの蕪みぞれ餡かけ。中には縮みほうれん草。 10品目は、コースの中に必ず出てくる「料かわしま」名物の出汁巻き玉子。 この日は鰻の白焼きと合わせて、「う巻き」のイメージで。 11品目はハマグリとセリの炊き込みご飯。 ハマグリの貝の旨味をご飯がしっかり吸い込み、セリの香りのアクセントでさわやかにいただける。 ご飯はお代わりもしっかり用意されており、炊き込みご飯の他に、 炊き立ての白ご飯とご飯のお供を合わせることもできる。 この日のご飯のお供は、いくら、卵黄、じゃこ山椒、海苔の佃煮、とろろの5種。 悩んだ末、一番贅沢な炊き込みご飯と白飯のハーフに、白飯側にいくらと卵黄。これぞ常連式のお代わり(笑)。 12品目は、炭火焼きした苺と、ミントがほんのり香る苺ミルクアイスの組み合わせ。 焼き苺はジャムのような感覚で、潰してアイスと共に。 本格的な日本料理をカジュアルにモダンにいただける素敵なお店。 伝統あるクラシカルなお店は古くからの常連さんが通う中、なかなか若い人や新規のお客さんは行きづらく、 せっかくの素晴らしい食文化も広がりにくく、新陳代謝がしにくいと思うが、 クラシカルなお店で修業された次世代のニューリーダーの方がこうして古き良きを違う形で伝えてくれて、門戸を開放していってくれるのは素晴らしい。 ■「料かわしま」 いつも応援ありがとうございます。 ついに「メシクエLV34」の本が出ました!! ■「お人良し (おひとよし) 〜女性プロデューサーが365日外食するわけ〜」 【Amazon書籍10部門で1位!】 【Amazon書籍5部門でベストセラー!】 Kindle版は100円にて購入できます! ミシュランフレンチ「シンシア」オーナーシェフ石井さんの3時間に及ぶ、食と料理の対談も収録。 ↓↓ ■「メシクエLV34」インスタ メシクエには載せていないお店や内緒の話はインスタでやってます! コチラ↓↓ #
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| 2024-02-21 08:07
| 京都
懇意にさせていただいている予約の取れない日本料理店の名店「赤坂おぎ乃」にて、 今宵も大将荻野さんの季節感溢れる芸術的なお料理をいただく。 如月(2月)のテーマは、「節分」。 外側が鬼になってて、ひっくり返すと、内側がおかめになっている、めちゃくちゃかわいいお猪口。 迎い酒は、この時期に咲く梅の花にちなんで、日本酒仕込みの梅酒。 1品目は、生湯葉と菊芋のすり流し。 温かい茶碗蒸しのような優しいスタート。 2品目は、車海老とサヨリの冷たい前菜。 中には葉の花、花山葵、新ワカメ、土佐酢のジュレ。 3品目は、削りたての鰹節の一番出汁を使った「おぎ乃」さん自慢の絶品椀。 高級白身魚・シロアマダイ、通称「シラカワ」と、蕪と、キクラゲの組み合わせ。 椿の模様の真っ赤なお椀がとても美しい。 1年の中でこの器に出会えるのは2月だけで、それ以外には出てこない。個人的に「おぎ乃」さんの器コレクションの中で一番好きな器。 4品目のお造り、まずは神経〆のブリから。 臭みやクセが一切ない新玉ねぎがたっぷり入った玉ねぎ醤油と共にいただく。 続いて、藁で軽く炙り、備長炭で香り付けをしたメジマグロ。 上からは黄身醤油と山芋と海苔の佃煮。 5品目は、フグのお粥。 上品なフグ出汁のお粥に、炭焼きした白子と、おかき粉揚げをしたフグの身。 6品目は、メヌケの山椒味噌幽庵焼き。 脂が乗っているメヌケの美味しさもさることながら、炭と胡麻の旨味でいただく炭焼きの縮みほうれん草がめちゃくちゃ美味しかった。 7品目は、北海道のブランド百合根「月光」を使った胡麻豆腐の白味噌仕立て。 上にはアクセントでほんのり苦みの蕗の薹。 8品目は、名物のジオラマのような八寸。 如月(2月)のテーマの「節分」にちなんで、絵馬の形をしたお盆の外側に鬼の器、内側におかめの器を入れ、「鬼は外、福は内」。 八寸の上には、鬼が嫌うというイワシと柊を合わせた柊イワシ。 9品目は、加賀蓮根「魂のれんこん」を使った蓮根餅の毛蟹餡。 10品目は、〆のご飯。 皮がパリパリで、中はふっくらの相変わらずの絶品鰻。 もう1つの炊き込みご飯は、フグの身だけでなく、ミカワ、テッピなど、フグの全ての部位を入れ込んだフグと九条葱のご飯。 この日はなんかいつも以上に食が進んで、ご飯のお代わりを。 お茶碗の半分に白飯と卵黄とイクラと、フグと九条葱のご飯が美味しかったので炊き込みご飯を半分(白飯の下に隠れてる)の贅沢なハーフ&ハーフ。 11品目は、出来立てのお餅を使ったフルーツ大福。 本日は、白い苺「淡雪」と白小豆で作ったあんこの組み合わせ。 めちゃくちゃ美味しい大福。 中に隠れている小さなキャラメリゼされたナッツがすごくいい仕事をしている。 12品目は、2月14日のバレンタインデーにちなんでホワイトチョコレートで作った自家製アイス。 上にはアクセントで蕗の薹を素揚げしたもの。 今月も本当に美味しくて、大満足のコースだった。 東京にはものすごい数の日本料理の名店があるが、やっぱり食べたくなるのは「おぎ乃」さん。 来る度に「おぎ乃」さんの唯一無二の素晴らしさを実感する。 いつも応援ありがとうございます。 ついに「メシクエLV34」の本が出ました!! ■「お人良し (おひとよし) 〜女性プロデューサーが365日外食するわけ〜」 【Amazon書籍10部門で1位!】 【Amazon書籍5部門でベストセラー!】 Kindle版は100円にて購入できます! ミシュランフレンチ「シンシア」オーナーシェフ石井さんの3時間に及ぶ、食と料理の対談も収録。 ↓↓ ■「メシクエLV34」インスタ メシクエには載せていないお店や内緒の話はインスタでやってます! コチラ↓↓ #
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| 2024-02-20 08:08
| 六本木・麻布・赤坂
懇意にさせていただいている人気蕎麦屋「五」(いつつ)でランチ。 大徳寺さんの横にある京都の老舗日本料理店「和久傳」の姉妹店。 季節のお蕎麦セット(6600円)をいただく。 まず1品目は、シャインマスカットと和梨と洋梨の白和え。 辰年にちなんで、器にも龍の模様。 2品目は、八寸。 鯖寿司、利休麩、湯葉、サンドマメの胡麻和え、鴨ロースなど。 日本料理の「和久傳」の姉妹店でもあるので、こういったお料理も上品で美味しい。 3品目は、コースには無いが、別注が出来る天ぷら。 天ぷらは美味しいので、お邪魔する度にいただいている。 いつも頼む帆立とれんこんと、珍しい食材として根パセリがあったので、それも注文。 根パセリの天ぷらは人生で初めていただいたが、パセリの香りのする甘いジャガイモを食べている感じで、とても美味しかった。 4品目は、群馬の蕎麦の実を使ったもりそば。 4%だけつなぎが入っているというほぼ10割。 香り高くて、甘味があって美味しいので、塩だけで食べれてしまう。 相変わらず、「五」さんのお蕎麦は絶品。 5品目は、「七宝」と呼ばれる「五」さんの名物お菓子。 大徳寺さんの名物の「大徳寺納豆」、松の実、胡麻など、 7種類の香りの良い食材が入った複雑な旨味のする食後のお菓子。 色んな場所でお蕎麦をいただいたけど、「五」さんの蕎麦がやっぱり香り良くて、甘くて、本当に好き。美味しかった! いつも応援ありがとうございます。 ついに「メシクエLV34」の本が出ました!! ■「お人良し (おひとよし) 〜女性プロデューサーが365日外食するわけ〜」 【Amazon書籍10部門で1位!】 【Amazon書籍5部門でベストセラー!】 Kindle版は100円にて購入できます! ミシュランフレンチ「シンシア」オーナーシェフ石井さんの3時間に及ぶ、食と料理の対談も収録。 ↓↓ ■「メシクエLV34」インスタ メシクエには載せていないお店や内緒の話はインスタでやってます! コチラ↓↓ #
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| 2024-02-19 08:08
| 京都
吉祥寺の飲食店の方から美味しい九州豚骨ラーメン屋さんがあると聞き、「九州らーめん 祥」へ。 吉祥寺駅北口の目の前にあるサンロード商店街の中にあり、深夜までやっているお店。 店内はカウンターとテーブルがあり、テーブルの上には無料トッピングが多数並んでいる。 「祥らーめん」(850円)をいただく。 九州らーめんお馴染みの食感の良いキクラゲと味玉と味玉が乗っている。 商店街の中のカジュアルな場所にあるが、店内には炊いてる豚骨の匂いが香る本格的な豚骨らーめんで、とても美味しい。 濃厚民族なので、福岡出張の時にも福岡の中でもかなり濃厚で、いい意味で臭いラーメンを目指していくのだが、 東京ではあまりそこまでの豚骨ラーメンに出会えてなかった。 ようやく見つけた。いい感じで濃くて、臭くて、求めていたラーメンだった。 ■「九州らーめん 祥」 いつも応援ありがとうございます。 ついに「メシクエLV34」の本が出ました!! ■「お人良し (おひとよし) 〜女性プロデューサーが365日外食するわけ〜」 【Amazon書籍10部門で1位!】 【Amazon書籍5部門でベストセラー!】 Kindle版は100円にて購入できます! ミシュランフレンチ「シンシア」オーナーシェフ石井さんの3時間に及ぶ、食と料理の対談も収録。 ↓↓ ■「メシクエLV34」インスタ メシクエには載せていないお店や内緒の話はインスタでやってます! コチラ↓↓ #
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| 2024-02-18 08:07
| 吉祥寺
吉祥寺のランドマーク・井の頭公園のすぐそばにある隠れ家スペイン料理店「OSEANO オセアノ」でディナー。 吉祥寺南町で10年近く営業していたスペイン料理店で、数年前に井の頭公園のすぐ側に移転し、リニューアルオープン。 アパートの一室を使った、知る人知るような隠れ家だが、中はアットホームな店内で、席数も少なく、ホームパーティーをしているかのような気分になれる。 名物の「ムルシア風サラダ」とハモン・セラーノ。 「ムルシア風サラダ」は他ではあまり見かけないが、焼き野菜と生野菜の混合サラダで、特製ドレッシングも美味しく、必食の1品。 小海老のアヒージョと、トマトとナスのチーズグラタン。 「オセアノ」さんのバゲットがめちゃくちゃ美味しくて、特にアヒージョのガーリックオイルとの相性が抜群! 大好きなスペイン風オムレツと、じゃがいものアンチョビ炒め。 スペイン風オムレツの中にもしっかりじゃがいもが入ってるがw、じゃがいも大好きなので、いくらでも。 メインは、雲仙産クリーンポークのロースト。 〆は、厳選魚介のパエリアをいただく。 パエリアが好きなのだが、なかなか美味しいパエリアを食べさせてくれるところが無くて、探してた結果、「オセアノ」さんにたどり着いた。 魚介の旨味がたっぷり染み込んだ硬めのご飯が最高。 食後は濃厚なバニラアイスに熱々のエスプレッソをかけるアフォガード。 今回はコーヒーにしているがお酒が好きな人にはオススメのラム酒をかけてくれる。 ■「OSEANO オセアノ」 いつも応援ありがとうございます。 ついに「メシクエLV34」の本が出ました!! ■「お人良し (おひとよし) 〜女性プロデューサーが365日外食するわけ〜」 【Amazon書籍10部門で1位!】 【Amazon書籍5部門でベストセラー!】 Kindle版は100円にて購入できます! ミシュランフレンチ「シンシア」オーナーシェフ石井さんの3時間に及ぶ、食と料理の対談も収録。 ↓↓ ■「メシクエLV34」インスタ メシクエには載せていないお店や内緒の話はインスタでやってます! コチラ↓↓ #
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| 2024-02-17 08:07
| 吉祥寺
懇意にさせていただいている銀座の予約困難な人気フレンチ「銀座大石」でディナー。 今宵も大石シェフの楽しいトークと美味しい料理をいただく。 この季節は1年の中でも特に人気の季節で、 大きな黒トリュフ、新鮮なオシェトラキャピア、上質なフォアグラの3種の神器が揃い、 大石さんのスペシャリテが目白押しになるので、常連さんの予約も集中する季節。 まずは、胃を温め、保護するためのバター茶から。 バター茶はチベットやブータンなどで飲まれているバターを溶かしたチャイのようなもの。 1品目のアミューズは、「銀座大石」さん名物のオシェトラキャビア「大石キャビア」をたっぷりと使った燻製キャビアのグジェール(チーズを混ぜたシュー皮)。 コースの最初には必ずこのグジェールが出てくるのだが、見た目は一緒でも毎回季節によって中に入っている食材が変わっていて、この日は愛媛県のスマガツオのたたき。 スマガツオが脂乗ってて、旨味があって、ものすごく美味しい。中には新玉ねぎのクリーム。 2品目は、青森県のムラサキウニとカリフラワーのムースのコンソメゼリー寄せ。 旨味がしっかりあって、最初の一口は和食っぽさもあるが、中のクリーミーなムースと途中で一緒に食べると、ちゃんとフレンチになる仕掛け。 3品目は、青森のヒラメの温州みかんドレッシング。 自家製ドレッシングには、温州みかんジュース、薬草酒、ハマグリの出汁などを加えて、サッパリと。上には水晶文旦。 4品目は、大石シェフのスペシャリテでもある12時間以上じっくり煮込むスッポンのコンソメ。 この日はスッポンの出汁のフラン(卵豆腐のようなもの)と、小さく角切りにされた蕪の組み合わせ。 一切のクセや引っ掛かりのない、どこまでも透明感のあるクリアなコンソメ。それでいて、薄すぎずしっかり旨味がある。 いついただいても本当に美味しいコンソメ。 季節によって麺が入っていたり、具が変わるけど、今日のフランと蕪のシンプルな組み合わせが好き。 5品目は、フレンチ風の豪華な八寸。 新年あけての縁起物として、八寸の上にはウラジロ。髪が白くなるまで長寿を願う意味がある。 8種の野菜とホタテのゼリー寄せ、ホタテと鳥と舞茸・しめじ・マッシュルームのテリーヌ、 燻製の香りを付けたサワラとジャガイモのテリーヌ、そして、「Ginza大石」のロゴが入った焼き立てのパテ・ド・カンパーニュ。 6品目は、冬の風物詩「モンドール」チーズと真鱈の白子を使ったグラタン。 中には特製トマトソース。 チーズと白子だけだとかなり重くなってしまうが、このトマトソースの甘酸っぱさにより、すごく軽く、サッパリといただける。 7品目は、去年初登場した製麺の名店「開花楼」の特注麺を使った「銀座大石」特製パスタ。 この日は、苺のように甘い糖度12度のブランドトマト「OSMIC FIRST QUEEN」を使ったトマトソースパスタ。 自家製のサルシッチャを作り、それをわざと砕いて、酸味あるトマトと、甘味ある「OSMIC FIRST QUEEN」を組み合わせて作ったバランス良い濃厚なトマトソース。ものすごく美味しい! ちなみに、「OSMIC TOMATO」(オスミックトマト)が大好きで、家でもよく食べているのだが、中でもこの箱入りの「QUEEN」はちょっと高いがその価値アリの、フルーツ感覚で食べれてしまうほど美味しいのでオススメ。 8品目は、「銀座大石」の冬の超レアスペシャリテ「黒トリュフとフォアグラのパイ包み焼き」。 これはコースとは別メニューになってて、使っている食材も高級なためお値段もかかるので、事前の希望者のみ。でも、ほぼ全員が希望するくらいの人気の料理。 大きな大きなボールのような黒トリュフは、目の前にあるだけで、すでにものすごいいい香りがする。 その黒トリュフを贅沢に超厚切りにして、それに負けないくらい厚切りのフォアグラを挟み、特製のパイ生地で包んで焼き上げる。 この日のお客さんはほぼ全員頼まれたので、使う黒トリュフの総量はなんと243g!! こうしてパイ包み焼きが焼き上がり、完成――(゚∀゚)――!! 焼き上がりのパイのバターのいい香りと、黒トリュフの芳醇な香りと、肉汁がほとばしるフォアグラの香りと、香りで酔いそうなくらいの料理。 ソースは酸味を効かせた黒トリュフと赤ワインのソース。 この酸味が濃厚なパイやフォアグラを軽く美味しく食べれるようにしてくれる。 このパイ包み焼き、もちろん黒トリュフとフォアグラがメインなのだが、実は生地だけでも美味しいパイとソースが裏の主役で、これがあるからこそ、食材をより美味しく食べさせてもらえてる感じ。 黒トリュフのパイ包み焼きはクラッシックなフランス料理で、 有名な都内のグランメゾンなどでは丸ごと1個黒トリュフが入ったパイ包み焼きなどを出してくれるのだが、 正直、どんなに黒トリュフが美味しくていい香りでも、丸ごと1個はキツイ。 これまで色んなところでこの料理をいただいたが、途中できつくなって、ちょっと残したりしてしまうのだが、 「銀座大石」さんでいただいた黒トリュフのパイ包み焼きは中にフォアグラを挟み、濃厚で飽きやすいところをパイとソースがうまくカバーしてて、 私の黒トリュフのパイ包み焼きの中のNo.1だった。 9品目は、新潟県燕三条の鴨を2種類の食べ方で。 まずは、シンプルに鴨の旨味を感じてもらうために、塩とわさびで。 大石シェフはフレンチのシェフだが、実はジビエが苦手だそうで、そんな大石シェフでも美味しく食べれる鴨なので、鴨のクセやジビエ独特の野性味のようなものが一切ないクリアなお肉。 10品目は、鴨を炭火焼きし、鴨の肝や骨など羽以外の鴨を全部使ったサルミソースで濃厚にいただく。 11品目は、口直しのグラニテ代わりの、高知のスイカとミントのジュース。 料理の合間のこういうちょっとした口直しも一切妥協無しで、徹底的に美味しいw。 12品目は、三重県松坂牛のスネ肉の煮込み。 牛肉の煮込みというと赤ワイン煮込みが多いが、赤ワインで煮込むと、牛肉の味や旨味が消え、赤ワインの味だけになってしまうので、 「銀座大石」ではスネ肉だけをじっくり柔らかく煮込んで、後からポルト酒のソースをかける。 付け合わせは、焼き立てのアッシェパルマンティエ。 実はこれまで牛肉の赤ワイン煮込みがそこまで好きではなく、それはまさに牛肉に赤ワインが染み込んでて、全部が強くその味になってしまってたからで、この牛肉は全然違った。 牛肉の煮込みの中のNo.1に出会ってしまったかもしれない。 13品目は、毛蟹のリゾット。 蟹身はほぐしてリゾットの中に、蟹味噌は混ぜて蟹クリームコロッケにし、これらを全部混ぜ合わせる。 そして、その上から濃厚な蟹のビスクソースをかけて、リゾット風に。 甲殻機動隊にはたまらない〆のご飯。 14品目は、「銀座大石」さん名物の絶品大石カレー。 具もないし、バターや乳製品を一切使っていないが、ビックリするくらい濃厚で、旨味がある。 なのに、恐ろしく軽い。こんなに何品も出てきたフレンチ最後の〆のご飯なのに、不思議と食べれてしまう。 バターや乳製品を使わない代わりに、大量の人参と玉ねぎと牛肉をしっかり炒め、特製の鳥出汁と合わせて数時間煮込み、それをミキサーにかけて、丁寧にペースト状にしたもの。 大石さんのカレー、本当に美味しいなあ。絶品。 このカレーをいただくと、確かに「カレーは飲み物」かもしれないと思う。 15品目は、洋梨のクレームダンジュ。 フレッシュな洋梨と柚子とシャンパンジュレの組み合わせ。 16品目は、フランスの伝統的なデザート、クレープシュゼット。 愛媛の「紅まどんな」を使い、中には軽く仕上げたチョコムース、ソースはオレンジと洋酒のアルコールを飛ばして、少し酸味を効かせたもの。 今日も新しい発見とワクワクが止まらない全16品の大石コースだった。 行く度に何かのNo.1が見つかるのだが、この日は特に今まで食べたNo.1が多かったなあ。 ある程度冒険をして、レベル上げもしてきた自負があるので、 そうそうなかなか経験値も溜まりにくいし、レベルも上がらなくなっていくのだが、 テレレレテテテー♪と軽やかにレベルアップ音楽が鳴り響いて、自分の中のメシクエの歴史が更新されていくのは心地よく、幸せなもんだ。 いつも応援ありがとうございます。 ついに「メシクエLV34」の本が出ました!! ■「お人良し (おひとよし) 〜女性プロデューサーが365日外食するわけ〜」 【Amazon書籍10部門で1位!】 【Amazon書籍5部門でベストセラー!】 Kindle版は100円にて購入できます! ミシュランフレンチ「シンシア」オーナーシェフ石井さんの3時間に及ぶ、食と料理の対談も収録。 ↓↓ ■「メシクエLV34」インスタ メシクエには載せていないお店や内緒の話はインスタでやってます! コチラ↓↓ #
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| 2024-02-16 08:08
| 銀座
2023年夏にオープンしたばかりの完全予約制人気鮨店「鮨 富かわ」でランチコースをいただいた。 吉祥寺駅から徒歩30秒くらいの好立地だが、マッサージ店や居酒屋が入ってる雑居ビルの2階なので入口はちょっと分かりづらい。 まずは、寒ブリの土佐酢ジュレと、サワラの燻製、ピクルスから。 ブリは土佐酢が強く、サワラは燻製が強くて、魚本来の味が感じられなかったかな。 ガリの代わりに「富かわ」さんでは色とりどりのピクルスを出しているようだが、面白い試みではあるし、つまみとしはいいけど、鮨とは合わないかなという印象。 ノンアルのティーペアリングをいただいたのだが、マスカットと白ワインの香りのノンアルカクテルで、かなりマスカットが強くて、魚とつまみとも合わなかった。最初の一杯だっただけに、ちょっと残念。 マスカットのインパクトがかなり強いので、最初の一杯飲んでからそれ以降にマスカットの味が口に残ってしまった。 名物の「あんパン」。 あんパンと言っても乗っているのは餡子ではなく、お鮨屋さんなのであん肝。 柑橘で炊いたあん肝を生クリームの練り込んだパンと共にいただく。 「あんパン」の名称は面白いアイディアだと思うけど、個人的にあん肝の柑橘が強くて、あん肝の美味しさをあまり感じられなかったかな。 にぎりは、アオリイカと、長崎県の本鮪の中とろから。 中とろはお腹と背中の部分を2枚重ねしている。 ティーペアリング2杯目は、黒豆ほうじ茶。 これもこの段で黒豆ほうじ茶が来てしまうと、黒豆もほうじもどちらも味強めなので、以降口がその味になってしまい、ちょっと勿体ない気がした。 長崎の鯖の炙り棒寿司。 白子ポン酢と、バターソテーしたアンコウが入った茶碗蒸し。 せっかくのアンコウの味が分からないくらいアンコウのバターが結構口に残ってしまって、残念。 これもこの段で出すと、以後のにぎりの味にも影響するので、勿体ない感じ。 イシガキダイとアジ。 ノンアルペアリングはセイロンティンブラに唐辛子のエキスを抽出したものを合わせたドリンク。 紅茶飲んだ後、ほのかに後味に唐辛子がくるのだが、これもちょっと食べているにぎりとあまり合っていない印象。 赤身づけとたいら貝。 たいら貝はちょっと火が入り過ぎてて、硬かったかな・・・。 ノドグロの蒸し寿司と、毛蟹とアワビの柚子味噌焼き。 蒸し寿司は笹の香りが強く出てしまっててノドグロの風味が分からなく、柚子味噌も柚子が強すぎて毛蟹もアワビも分からなくなってしまっていた。 ノンアルティーペアリングは山椒緑茶。 名物の「マグロッシーニ」。 赤ワインで煮たフォアグラをネギトロとシャリの間に挟んだものだそう。 合わせるノンアルペアリングは、フォアグラに合わせてなのか「べにふうき」に自家製メイプルシロップを合わせたという甘めの紅茶。 全体的にフォアグラも紅茶のメイプルの風味も甘めで、魚のにぎりとにぎりの間なだけに、ちょっと口が混乱してしまう感じだった。 「マグロッシーニ」というアイディアは良いと思うし、フォアグラと鮨を喜ぶようなお客さんもいるのは理解できるが、 正直、それを越えて欲しかったなというか、美味しさと感動のようなものは無かったかな。 車海老と、名物の「穴子ん玉」。 「穴子ん玉」(あなごんたま)は、シャリの周りに穴子煮を巻いて、真ん中にウズラの卵を乗せたもの。 これも見た目のインパクトはあると思うが、見た目に対してあまり美味しさの感動はなく、普通に穴子としてに握っても良かったんじゃないかなと思う。 いなりずしとお椀。 お椀も出汁の味があまり感じられず、塩が強い印象。 最後は苺とブランマンジェ。 もちろん食は人それぞれに好みや考え方があるし、むしろ好みがあって良いと思うので、良い悪いではなく個人的な意見を言うと、 今回ランチであってもティーペアリングを入れると1万5000円を超えるもので、吉祥寺にはあまりここまでの高級鮨が無かったので、 むしろ期待をしていたし、どんな鮨が食べれるのか楽しみにしていたが、 全体を通して鮨の味が分からず、大将の意図というか世界も感じられなかったなという印象。 鮨もつまみもドリンクも味のバランスが悪かったというのが率直な感想。 アイディアは面白いと思うし、品数も多く頑張られていて、他店にはないものを目指しているのだろうと思うのだけど、それが美味しさとして出てきておらず、残念ではあった。 ノドグロやアワビ、フォアグラなど高級食材を使われてはいたが、値段や時間や技術など理由でその味を十分に発揮できないのであれば、高級食材を無理して並べて使わなくても良いと思う。選択と集中で、美味しいものだけに絞ってくれても良いと思う。 もし高級感という打ち出しというか・・・、変な意味ではなく、良い悪いでもなく、 一定の値段の価値を味ではなく素材の名前や見た目の派手さで感じるお客さんをメインターゲットにしているというのであれば、 それはそれで確かに手法としてはあってて、単に私はそれだと喜べないというだけなのかもしれない。 色々とモヤモヤが残ってしまった食事だったけど、メシクエとしては考えることが多く、良いクエストになった。 ■「鮨 富かわ」 いつも応援ありがとうございます。 ついに「メシクエLV34」の本が出ました!! ■「お人良し (おひとよし) 〜女性プロデューサーが365日外食するわけ〜」 【Amazon書籍10部門で1位!】 【Amazon書籍5部門でベストセラー!】 Kindle版は100円にて購入できます! ミシュランフレンチ「シンシア」オーナーシェフ石井さんの3時間に及ぶ、食と料理の対談も収録。 ↓↓ ■「メシクエLV34」インスタ メシクエには載せていないお店や内緒の話はインスタでやってます! コチラ↓↓ #
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| 2024-02-15 08:04
| 吉祥寺
懇意にさせていただいてる住所非公開の大人気会員制個室焼肉「新進気鋭」。 たびたびここ「メシクエ」でも紹介させていただいているが、 厳選された最高クオリティーの絶品肉を完全個室でゆっくりいただけて、飲み放題のアルコールのフリーフローサービスもあり、 さらに焼肉を知り尽くしたスタッフの方が上手に焼いてくれるので、食べることや話すことに全集中できる焼肉天国。 「新進気鋭」でも十分すぎる焼肉天国なのが、さらにその上に常連の中の常連だけがお邪魔できる最高級会員制焼肉「裏新進気鋭」がある。 ちゃんと看板も裏字で書かれていて、1日2組限定で「新進気鋭」を超えるさらなる肉や料理、お酒を出してくれる。 まずは、本日のお肉の紹介から。 「新進気鋭」のお肉も十分すごいものだが、「裏新進気鋭」ではさらに上を行くお肉を出してくれる。 「新進気鋭」の名物のタン元は、「裏新進気鋭」では特上タン元に代わり、 「新進気鋭」の黒毛和牛サーロインを使った〆の焼肉丼は、 「裏新進気鋭」では最高級フィレ・シャトーブリアンを使った丼となり、 さらにそのシャトーブリアンを使ったシャトーブリアンドッグまで出てくる。 コースのお値段も少し上がるが、その分、全てにおいて「新進気鋭」の上位互換、ハイクラスに変わる。 まずは、新進気鋭特製サラダと、ナムルとキムチの盛り合わせから。 私はキムチがちょっと苦手なのだが、「裏新進気鋭」さんが分かってて最初から無しのナムルのみの状態で用意してくれる。 飲み物はフリーフローで、私は「だるま正宗」のレア日本酒「熟成酒仕込用ぴちぴち生原酒」、別の方はこれまた貴重な白州12年のハイボール。こんなレアなお酒も飲み放題。 「熟成酒仕込用ぴちぴち生原酒」は、「裏新進気鋭」支配人でお酒にとても詳しい石田さんが数年前に教えてくれた日本酒で、 だるま正宗自体はかなり濃いというか強めの日本酒で私はちょっと苦手なのだが、この仕込みのための生原酒はビックリするくらい軽くて甘くて、ものすごく美味しく、大好きな味。 お肉は、炙り和牛ヒレのカルパッチョから。 続いて、黒毛和牛のハラミとサガリの食べ比べ。 シャトーブリアンだけでも十分美味しいが、自家製のバーベキューソースと、ほのかに甘味あるコッペパンとの相性が抜群! 「シャトーブリアンドック」でも満足なのだが、さらに「裏新進気鋭」特製の最高級シャトーブリアンを使った「シャトーブリアン丼」がやってくる。 肉は厚みがあるが、柔らかくて簡単に箸で切れてしまうほど。 赤身ではあるが、しっかり肉の旨味があって、タレと卵黄とご飯との相性が最高。 白濁した濃厚なコムタンスープも美味しい。 最後は、オシェトラキャビアがたっぷり乗った特製冷麺で。 サッパリしていて、ツルッと入るので、お腹いっぱいでも不思議と食べれてしまう。 この日は私の会に日本酒好きな人達を呼んでいたので、 特別に支配人石田さんが愛する酒蔵・達磨正宗さんから貰ってきたという古酒も味わわせてもらった。 ものすごくいい香りの、何と言うか日本酒というより、メープルシロップやみりんに近いような味。 貴重な体験をありがとうございました! いつも応援ありがとうございます。 ついに「メシクエLV34」の本が出ました!! ■「お人良し (おひとよし) 〜女性プロデューサーが365日外食するわけ〜」 【Amazon書籍10部門で1位!】 【Amazon書籍5部門でベストセラー!】 Kindle版は100円にて購入できます! ミシュランフレンチ「シンシア」オーナーシェフ石井さんの3時間に及ぶ、食と料理の対談も収録。 ↓↓ ■「メシクエLV34」インスタ メシクエには載せていないお店や内緒の話はインスタでやってます! コチラ↓↓ #
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| 2024-02-14 08:08
| 恵比寿・広尾・白金
本場フランス・パリでミシュラン1つ星を獲得した手島竜司シェフが京都にオープンさせた日本初のパティスリー「ATELIER PAGES KYOTO」(アトリエパージュキョウト)。 2023年夏から店舗1階にて焼き菓子やチョコレート、アイスの販売が始まり、 今年2024年からは店舗2階にて完全予約制のパフェ専門カフェがオープンしたので、お邪魔させてもらった。 予約は、完全予約制で予約サイトTableCheckから予約&事前決済を行う。 2階のカフェは古いビルをリノベーションした、レトロモダンな感じの内装。 各時間帯ごとの入れ替え制で、一斉スタートになっており、1回で5-6名くらいが着席できる。 店内はあまり大きくはなく、大人数用の席はないので、1人もしくは少人数がオススメ。 コースは1つのみ(3500円)で、パフェの前に軽い焼き菓子が出て、その後に月ごとのパフェが出てくる。 飲み物はメニューの中から2つ選ぶことができ、アルコールも選択可能。 1品目は、トンカガナッシュとフランボワーズのクッキーサンドから。 紅茶はパリに本店がある「MARIAGES FRÈRES」(マリアージュフレール)のレモンバーベナを選択。 トンカガナッシュには「アトリエパージュ」のロゴである凱旋門のマークが施されている。 トンカガナッシュの濃厚なクッキーに、フランボワーズの甘酸っぱさが合っているが、コースの最初の1つ目のお菓子としてはやや甘めな印象。 口直しとして、野菜チップスも用意されている。 2つ目は、今回のメインである「シーズナルパフェ202402 ”あまりん”」。 埼玉県の新品種いちごで、第一回全国いちご選手権にて最高金賞を受賞しているいちごをふんだんに使ったパフェ。 中にはフレッシュな「あまりん」をはじめ、「あまりん」のコンポート、「あまりん」のジェラート、塩漬けした「あまりん」と。 いちごミントジュレ、いちごムース、レモンライムクリーム、クレームダンジュ、シャンティークレームなど、「あまりん」が完全主役の美しいパフェ。 ドリンクは、「マリアージュフレール」の「アールグレイフレンチブルー」を選択。 とても素敵で勉強熱心な若いパティシエールさんが作られていて、 色々と聞いてくださったので、カフェの後に同じ話をさせていただいたのだが、2つ思うことがあった。 1つ目はパフェで、とてもよくまとまっていて、見た目にも味としても綺麗な優等生のようなパフェなのだが、 一方、味が単調になりやすいというか、個人的には、もう少し、味、香り、食感のアクセントになるものが入っても良かったかなと思う。 この時期、特に外食多く、食べ慣れている人はみんなどこかしらでしっかりとしたいちごデザートを食べまくっているはずで、 3500円パフェとなると、そこそこのクラスのグルマンが来てしまうので、いちごに頼り過ぎず、いちごをさらに引き出すような、印象に残る味にした方がいいかなと。 2つ目はお茶で、レストランがパリにあるので、パリの紅茶の代表の「マリアージュフレール」を起用しているのは分かるのだが、 今回のセレクトされているお茶がペアリングになっていないというか、パフェにあまり合っていない、紅茶単体として無難なお茶が多かったこと。 私はお茶好きが高じて、現在、ティーペアリングのお仕事をしたりしてるので、勿体ないなあというか、かなり気になってしまった。 これは正直に教えていただき、パフェに合わせて選んだものではなく、紅茶の選択担当と、パフェの担当が別だったそう。 なので、今後色々と改善や研究をされていく予定とのこと。 せっかく京都には有名な紅茶葉店や茶葉のインポーターさんも多いので、京都店だからそこにお願いしても良いと思うし、 「マリアージュフレール」を使うなら、普通の人はあまり飲む機会がないけど、お茶好きには有名なお茶が色々とあるので、その辺を出してあげた方が良いと思う。いちごに合う紅茶も、「マリアージュフレール」にはいっぱいある。 しかしながら、すごくいいパティシエさんで心地よい時間を過ごし、とてもお話をさせてもらえた。 味もさることながら、やっぱり人は大事。今後のパフェやお茶の進化もとても楽しみ。 ■「ATELIER PAGES KYOTO」(アトリエパージュキョウト) いつも応援ありがとうございます。 ついに「メシクエLV34」の本が出ました!! ■「お人良し (おひとよし) 〜女性プロデューサーが365日外食するわけ〜」 【Amazon書籍10部門で1位!】 【Amazon書籍5部門でベストセラー!】 Kindle版は100円にて購入できます! ミシュランフレンチ「シンシア」オーナーシェフ石井さんの3時間に及ぶ、食と料理の対談も収録。 ↓↓ ■「メシクエLV34」インスタ メシクエには載せていないお店や内緒の話はインスタでやってます! コチラ↓↓ #
by meshi-quest
| 2024-02-13 08:06
| 京都
多数のミシュラン店でも修業経験のある元・出張料理人が満を持してオープンをさせた完全予約制の日本料理店「stream」で貸切ディナー。 大将の上田さんがまだ出張料理人をしていた時に、京都在住のとある方のホームパーティーで出張して料理や鍋を作ってくれていて、そこでお会いしたのがきっかけ。 現代建築と割烹がテーマになっており、いわゆる日本料理屋さんとは思えない、モダンでカッコいい店内になっている。 なお、お邪魔した時はちょうどお店の過渡期で、「stream」という店名の時だが、 メシクエ掲載の記事を書いている間にめでたく上田さんがオーナーさんから営業権の取得をされ、 お店は同じ場所だが、店名は「郷和 -satowa-」という名前に変更になった。 1品目は、ハマグリ出汁の湯葉餡かけ茶碗蒸しから。 2品目は、フグのたたき。 自家製の胡麻ポン酢だれがものすごく美味しかった。 3品目は、ぐじ(甘鯛)の焼きと大黒しめじと菜の花の一番出汁のお椀。 優しい出汁が染み渡る。 4品目は、カマスの天ぷら。 上からはたっぷりとカラスミをかけ、カラスミの塩味でいただく。 5品目は、名物の鰻の蒲焼と白焼きの2種盛り。お好みで白焼きは竹炭塩でいただく。 ランチでは名物の鰻をもう少しカジュアルにいただける鰻丼なども出している。 6品目は、薩摩黒牛の炭火焼き。 付け合わせは金柑のチップス。 7品目は、炊き立ての白飯とご飯のお供。 ご飯のお供は、柚子明太、しょっつるなめ茸、じゃこ山椒の3種。 新鮮な卵の用意もあり、TKGも可能。 8品目は、柑橘のゼリー寄せ。 店名新たに、リニューアルオープンおめでとうございます! さらなるご活躍を楽しみにしております。 ■stream改め「郷和 satowa」 いつも応援ありがとうございます。 ついに「メシクエLV34」の本が出ました!! ■「お人良し (おひとよし) 〜女性プロデューサーが365日外食するわけ〜」 【Amazon書籍10部門で1位!】 【Amazon書籍5部門でベストセラー!】 Kindle版は100円にて購入できます! ミシュランフレンチ「シンシア」オーナーシェフ石井さんの3時間に及ぶ、食と料理の対談も収録。 ↓↓ ■「メシクエLV34」インスタ メシクエには載せていないお店や内緒の話はインスタでやってます! コチラ↓↓ #
by meshi-quest
| 2024-02-12 08:06
| 京都
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