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さて、バリ話の続きを。

夏休みをいただいて、バリに行ったのだが、疲労困憊で1日目は死んだように寝ていた。

眠り姫が1日だけなら良かったのだが、到着して明けて次の日も毒林檎を食べたかのごとく、爆睡。
王子様が来て私の眠りを覚ましてくれるわけもなく、三度の食事には絶妙な腹時計によって起きあがったが、うかつにも丸2日を眠りに費やしてしまった。

でも、幸せだ。
時間を無駄に使うことほど、贅沢なモノはない。

時計も外して金庫に入れてしまったので、時間を気にすることもなく、テレビを付けることもなく、目覚ましの音もなく、携帯の音を聞くこともなく・・・、ただただ目や耳や腹や皮膚などの感覚で時間を感じ、行動を決める。

お腹が空けば食べるし、歩きたければ散歩する。
暑ければ水に浸かり、空を見上げ、雲の流れをたどる。

あぁ、幸せだ。


私の泊まっているホテルは、バリ島のヌサ・ドゥア地区というリゾートホテル街にあるシェラトン・ラグーナというホテルである。毎回ここを利用している。

ここの最大のウリは、ラグーンと呼ばれるホテル中を張り巡っている川のようなプールだ。
ラグーンに沿って、1階に位置している部屋はラグーンアクセスと呼ばれる部屋になっていて、部屋のベランダからラグーンに直接ドボンできる楽しげな仕組みになっている。
ここにいつも泊まる。

さらに、シェラトンラグーナホテルは宿泊客に対するサービスが行き届いている。
ホテルスタッフの接待も非常に良く、安心が出来る。
かれこれもう数回宿泊しているので、1年ぶりであってもスタッフがちゃんとカオを覚えていてくれたりするのが、また嬉しい。
24時間いつでもミルクティーの注文サービスがあって(無料)、夜中にベランダで星を見ながら飲むミルクティーが最高に美味い。

あとは、なんと言っても静かなのがイイ。

お盆とかは多少にぎやかになるが、それでもしっとりとした客層が多いので、落ち着ける。
それに、かなり贅沢に敷地を構えているので、客1人に与えられている敷地面積が圧倒的に広く、ストレスが少ない。
8月中旬の混んでいる時期に行ったにも関わらず、プールとかビーチとかちゃんと空きがあって、優雅にくつろげるようになっている。これもシェラトン側で宿泊客の絶対数管理をちゃんとしているからだろうか。

シェラトンは、ラグーナのお隣にもう1つシェラトン・ヌサインダというホテルがあるのだが、ここは日本人家族連れが多くて、どうも落ち着けぬ。

ラグーナはお薦めのホテルの1つだ。
アマンリゾート(各地に点在する超・超高級ホテル。宿泊料の桁が違う。)など金を払えばもっと上があるのだろうが、ラグーナは、まぁこの贅沢でこの値段なら・・と思えるクラスのホテルではある。

ラグーナを誉めるのはこの辺にして、とにかく私が爆睡すべき環境が揃っていたことをお伝えしたかった。

ひたすら食っちゃ寝生活。
以下、私の生活スケジュール。

朝だいたい8時50分に起床。
慌てて、9時までの朝食バイキングに間に合うように髪もボサボサのまま移動。
朝っぱらから、ナシゴレン、ホットケーキ、サラダ、肉、デザートてんこ盛りでたらふく食べる。

だいたい食べている間に目が覚めてくる。
咀嚼(そしゃく)は脳を活性化するらしい。
が、朝食終了後、一気に睡魔がやってくる。
やはり、本能には勝てないらしい。

10時半頃部屋に戻り、クーラーのきいた部屋で食後のお昼寝。極楽タイムスタート。
ひと眠りするとだいたい12時過ぎていて、そこから外に移動し(12時くらいからルームクリーンが入るため、半強制移動)、木陰でまたお昼寝。

ラグーン沿いに屋根が付いた小コテージのような場所があって、宿泊が自由に利用できる。
ただし、問題は「全員分ない」こと。

そこで、争奪戦が始まる。
勝利の証は、コテージにタオルを置くこと。
これが、「そこは既にキープされています」という印となる。

朝、8時50分に起床・・・と書いたが、実はコテージ争奪戦のため、交代制で早朝6時30分に起き、タオルを置くという行為を友達と行っていた。
タオル担当日は、いつも「起きれるのか?」という軽い自問自答と重い責任感を感じていた。
地道な努力のお陰で、滞在中、ずっとコテージを押さえることができ、優雅な屋外ライフを送ることができた。

午後の生活はラグーンで泳いだり、海見に行ったり、買い物しに行ったり、スパに行ってエステしたり。
たいてい朝の食べ過ぎによって、昼は食えず。夜8時くらいになってから、近くのショッピングモールのレストランで友達が働いているので、安いことをいいことにそこでまたガツガツ食う。

その繰り返しでした。

そりゃ、白いはずだ。
いくらバリの日差しが強くて、多少なりとも外にいたとしても、圧倒的に日照可能時間内における、室内もしくは木陰で寝ている時間が多いのだから。



帰ってきてから、みんなに言われた。
「どこ行ってたの」
「何してたの?」

答えは、コレです。
バリ行って、寝てたんです。
だから、白いんです。




●お知らせ

PCゲームマガジン『ログイン10月号』の「20世紀ゲーム少年」というコーナーで、Macintoshゲームの原稿を書きました。ぜひ見てくださいね。



■バリなカメ。

●部屋からの眺め

水色の部分がラグーンのプールです。
部屋の前からのドボンはキモチイイもんです。

●シェラトンの朝 ~朝食バイキングの様子~

ナシゴレンやら、できたてのワッフルやらホットケーキやら、デザートやら、肉やらポテトやら盛りだくさんのバイキングです。

●成沢の朝食

メニューは、ナシゴレン、サラダ、ポテト、ホットケーキ、スクランブルエッグ、肉、フレッシュオレンジジュース、デザート、紅茶・・・こんなに朝から食ってました(苦笑)。

今まで朝食を食べる習慣がなかったんですが、美味いのでかなり食べてました。
おかげで快眠・快調・快便の三拍子(笑)。

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by meshi-quest | 2002-07-16 18:03 | 旅行_海外
夏休みをもらって、バリに飛んだ。


このところ非常にバタバタが続いて、忙しかった。
カラ回りしている気がした。
まるでハムスターのようだ。車輪をひたすら、カラカラと回す。

「忙しい」という字は、心を亡くすと書く。
よくいったモノだ。
「無くす」のではなく、「亡くす」のだ。

「忙しい」を理由に1つのモノだけに集中し、その分、色々なモノを捨てたりしていた。
どうやら、自分が思うほど、そんなに器用な人間ではなかったらしい。

その捨てた中には、ココロだけでなく、自分のカラダも入っていて、持病が出始めた。このままでは逆に周りに迷惑がかかってしまう。

そんな8月中旬の夏真っ盛り、まだ落ち着いていた4月頃に予約を入れたバリの日程が近づいてきた。

バタバタは私もゲームスタッフも皆同じなのだが、スタッフの皆様にわがままを聞いてもらい、バリに行かせていただいた。

実は、直前までキャンセルを覚悟していた。
どうしてもある提案を社内でしなければならず、仮にそれが通らなかったのなら、行かぬ、とココロに決めていた。
幸いにして、渡航日前日に提案が通り、バリ行きが実現した。

スタッフの皆様、強運の神様、異常なスピードで文書案を考え続けた私の脳とひたすら作成を続けた私の指、万物様々なモノに感謝する。


ここまでバタバタ続きの旅行は初めてだった。当日まで何の用意もしてなかった。というか、できなかったので、荷物は友達にテキトーに詰めておいてもらった(笑)。
いつもは寝心地が悪く、絶対寝られないエコノミー席でも爆睡することができた。

こんな旅もたまにはイイ。


バリには何度も行っているので、勝手が分かっているから安心だ。今回は初の成田からバリへの直行便となったので(いつもはインドネシア・ジャカルタ経由で9時間くらいかかってる)、6時間ちょっとで着けた。

泊まるホテルも、バリ島のヌサドゥア地区にある、いつも泊まっているお馴染みシェラトン・ラグーナホテルのラグーンアクセスという部屋を取っておいたので、これまた勝手承知。
シェラトンには現地の友達もいるし、近くのレストランにもマブダチがいる。

とにかく、最低限パスポートと多少のお金と、それを持った本人さえ飛行機に乗れば、問題ない、安心のシステム。カラダとココロのリハビリーにはもってこいだ。


バリに到着した時には、すでに夜の11時。
予想外に涼しかったのが、救われた。

飛行機では爆睡してしまっていたので、ほとんど機内食を食わず、ハラペコのままホテルに突入。

シェラトンは、ホテルの客が到着すると、お出迎えにドラを叩いて歓迎してくれるのだが、ドラも鳴らず。歓迎の踊りを踊るお姉ちゃんもおらず。こっちとしても、ドラも姉ちゃんもどうでもいいので、早くメシ食わせろという感じ。場所も分かっているので、勝手に行っちゃうぞ!という感じ。

部屋に入って、すぐに靴を脱ぎ、うざったい時計を外し、服からも時間からも解放された完璧な状態で、ルームサービスを頼む。

もちろん、メニューはナシゴレン(インドネシア風チャーハン)。
すごいイキオイでメシを食い、すごいイキオイで寝た。
これぞ、日本神風のごとし。

こうして、バリ1日目が過ぎた。




■今日のカメ。

●ナシゴレン(その1)

旅行中、各地各場所でナシゴレンばっか食ってました。なので、今後色々な場所のナシゴレンを載せる予定なので、「その1」。

ちなみにシェラトンのナシゴレンは香草が効いていて、香草キライの私としては、いまいち。

●K嬢

同行者のマイ・ラブリー・フレンドK嬢。メシ食って、ゴキゲン。ちなみに食っているのは、ナシゴレンにほぼ必ず付いてくる、えびせん。

●同じく飯食ってゴキゲン

私も飯食ったら、急にゴキゲン。

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by meshi-quest | 2002-07-15 18:01 | 旅行_海外
プロフィール
ゲームプロデューサー
成沢 理恵
「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」シリーズで知られる㈱スクウェア・エニックスを経て、 現在、ちゅらっぷす株式会社取締役、兼、ゲームプロデューサー。

ヒマさえあれば、国内、海外を食べ歩き、遊び歩く、生粋の遊び人。

その経験は、ゲームづくりにも活かされている、はず……。
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