<   2002年 02月 ( 2 )   > この月の画像一覧

先日、何となく相模湖に行って来た。

この「何となく」というのがポイントで、その日朝起きた気分でどこに行くのか、何をするのか、何を食べるのかを決めるのが好きなのだ。

雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ・・・人にも、時間にも、常識にも、規則にも縛られず、休日は自分のココロの赴くまま、風の吹くまま、気の向くまま。

その日は朝から「山」気分で、緑の多い静かな場所に行きたかった。
で、地図を調べて、近場で探してみたら相模湖が候補にあがった。

そうと決まれば、すぐレッツゴー。
うちからだと中央高速に乗るまでちょっと時間がかかるが、乗ってしまえば車で30分程度。あっという間。道路の発達っぷりはスゴイねぇ。

相模湖は初上陸。
相模湖インターを降りて、すぐ目の前が湖だった。

思ったより、結構大きかった。
でも、思ったより地味だった。

冬の観光地で、閑散期ということもあるが、イメージしていたお土産屋がズラーッと並ぶ風景はなく、湖にたたずむアヒルちゃん(手漕ぎボート)が淋しげ。

とりあえず、車をメインと思われる広場の駐車場へ。
見ると、「19時閉門」とある。何ともお早い閉め出しである。
田舎のマックじゃあるまいし、そんな早くに閉められてもなぁ・・・。
19時ぐらいからやっと脳ミソが動き出して意識もハッキリしてくる夜型人間にとっては、信じがたい時間設定である。

湖畔を歩いてみる。
空気は澄んでいて、人も少なく静かで落ち着く。
湖に近づいてみると、ペットボトルやら空き缶やらのゴミでがっかりさせられる。ゴミはゴミ箱に!

ホント、人がいない。
近く数年前のゲームが健在しているゲームセンターもどきがあったが、誰もいない。
「千と千尋の神隠し」ならぬ人隠しである。
いや、閑散期なのである。

射的場があった。
地元のヤンキーカップルが一生懸命商品のライターを狙っていた。平和だ。

しばらく散歩をしていたら、寒くなってきたので、近くの食堂に入る。
閑散期であっても、ちゃんと数件の食堂が営業をしている。
一日の売り上げはいくらなんだろう?、やっていけるのだろうか?などと心配になる。

定番のジャパニーズフードを頼んでみた。
やっぱコレでしょ、ラーメンと焼きソバ。特にこういう観光地で食べる、まったくコクのないラーメンと、いかにも「日清のソース焼きそばで作りました!」みたいな焼きソバが絶品に感じることがある。イッツ・マジック。そうことありませんか?

具のないラーメンに、キャベツどっさり焼きソバに舌鼓。
ありがとう、おばちゃん。美味しかったよ。

そろそろ19時になる。
帰れなくなると困るので、駐車場へと急ぐ。
19時にはすっかり日も暮れ辺りは真っ暗。
行きに1時間30分かけて行った相模湖の旅は、たった45分で幕を閉じたが、その日の気分で行動するのは実に楽しいことなのである。



自分の赴くまま行動するのは難しい。
社会人で仕事を持っていればなおのこと思うようにいかない。
お子様を持たれているお母様にとっても、なかなか厳しい話だ。

でも・・・でも、たまには自分のストッパーを外して、予定を組まず、その日の「自分」にすべてをゆだね動くのも良いこと。
気持ちの良いこと。
お薦めなこと。

日曜日の娘_f0232060_1640944.jpg


日曜日の娘_f0232060_16401468.jpg


日曜日の娘_f0232060_16401981.jpg

by meshi-quest | 2002-02-10 16:37
心配だ。

ああ、心配だ。


先日の新聞の一面に「医療費3割負担」の文字がデカデカと書かれていた。
この話は水面下ではずっと行われていたことで、政治に詳しい方にこんな話をしたら笑われてしまうのかもしれない。

が、私が朝起きたてで見たその大きな文字は、「私が寝ている間に一体何が???」と浦島太郎になったような錯覚をおこした。
「決まりました。」と結果だけ押しつけられたような気分になって、焦った。

「聞いてないよ、そんなこと!」

ざっと思い浮かべるだけでも、眼科、歯科、循環器科・・・と持病の多い私にとって、医療費負担が上がるのはツライ。調べてみれば、もっと持病が増えるかもしれない。
娯楽とかではなく、ヒトが生きていく上で必要になるような行為を締められるのは、かなりツライ。

私以上に、緊急に、もしくは恒久的に医療を必要としている人もいらっしゃることだろう。ツライ話だ。

4月からの銀行におけるペイオフ制度解禁もその1つだ。

三省堂『大辞林』によると、「銀行」とは1の意として「預金の受け入れ・・・・などを主たる業務とする金融機関」、2の意として「提供されたものを蓄積・保管し、求めに応じて供給する組織」とある。

もちろんどこにも「預けたものが、時として減ることもある」とは書かれていない。

ところが、4月から銀行はお金を預けておく安心できる保管組織ではなくなるのだ。
自分の預けたお金に金利が付かないのも腹は立つが、それ以上に減る可能性もあるなんて、話にならん。

リスクしかないギャンブルをしている気分だ。
そもそもギャンブルとは大勝ちすることもあれば、大負けすることもある娯楽であるが、これは現状維持か大負けかのどちらかしかない。
しかし、このギャンブルに乗るしかないのだ、今は。

さらに頭に来たのが、銀行に置かれている金融広報中央委員会発行の「預金保険制度」というタイトルの小冊子。

これは銀行の窓口とかに置かれていると思うので、すぐ手に入れて、ぜひご覧いただきたい。
表紙に虎の絵が描かれている長細い小冊子だ。Q&A方式で預金保険制度について書かれている。

この小冊子のタイトルには「あなたの預金を守ります。預金保険制度」と銘打っている。が、中身を読んでみると、結論から言うと「4月以降のあなたの預金は守らないかもよ。」である。

そして注目すべきは、中を開いて「Q6」の後にある紫の囲みの「預金者の自己責任が求められる時代へ」の部分である。
囲みの中で、今までのまとめとして預金が全額保護されない可能性があることが繰り返し書かれており、だからこそ日々預金者は金融の動きに注意してがんばれよと結ばれている。
そう読めた。

問題はその囲みにいる虎なのだが、こんな深刻なテキストの横で「ソウイウコトデス」とニコニコ笑っているのである。しかもカタカナで。

これは見ていただかないと怒りのほどが分かってもらえないと思うのだが、自分の不安さと裏腹にやけに呑気なこの小冊子が非常にアンバランスで、納得できず、この小冊子の発行者にとってはこの話題はたいして痛くもなく、まさかエライ人たちだけは例外的に預金が守られてしまうんじゃないかなどと疑いまで出てくる始末。

とにかく、見てもらいたい。腹立つので。

あまりにもヨノナカに不安を覚えたので、生まれて初めて雑誌「週刊朝日」を買ってしまった。優良銀行の特集をしていたからだ。「non-no」でも「CUTIE」でもない。「週刊朝日」だ。



ああ、心配だ。

明日の朝の朝刊では、呼吸をするのに税金を取る「酸素吸収税」なんてものが決定されてるんじゃないか?
もう「決まった」こととして、発表されているんじゃないか・・・?

そんな心配すらしてしまう今日この頃なのである。

酸素吸収税はさておき、笑い事ではない何かが将来待っているかもしれないのである。




◆今日の「ワ」カメ。

くだらんギャグを入れてしまった今日のカメは、みそ汁。

寒い冬はやっぱ温かいものでカラダもココロをホットに。
本当は自分で作った方が良いんだけど、とっさに1人分みそ汁が飲みたくなったとき、最近のインスタントもばかになりませんよ。

◆野菜を食べるみそ汁

発売当初からLOVE。
「野菜を食べる」という変わった切り口からのみそ汁アピールで買ってみたのだが、美味しい。本当にいっぱい野菜が入っているし。お薦めです。

酸素吸収税_f0232060_16371128.jpg


酸素吸収税_f0232060_16371677.jpg

by meshi-quest | 2002-02-01 16:36
プロフィール
ゲームプロデューサー
成沢 理恵
「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」シリーズで知られる㈱スクウェア・エニックスを経て、 現在、ちゅらっぷす株式会社取締役、兼、ゲームプロデューサー。

ヒマさえあれば、国内、海外を食べ歩き、遊び歩く、生粋の遊び人。

その経験は、ゲームづくりにも活かされている、はず……。
最新の記事
以前の記事
カテゴリ
お知らせなど
検索
タグ
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
ブログトップ | ログイン