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前回、社会派コラムを書いてみたところ、かなり反響があった。

嬉しくも、照れくさい天の邪鬼な私としては、今回のコラムはアホ全開の「無駄コラム」でいこうと思っていたが、あまりにもヨノナカにどーしようもないことばかり散らばっているので、無駄もしてられず、また色々と書かせていただくことにした。

こんな社会も政治もド素人の小娘が、少ない脳ミソをかき集め、社会を憂いでコラムを綴っている現状を、政治家の皆様は情けないと思っていただきたいものである。

モチは餅屋・・・に任せて、安心できるヨノナカであってほしいものである。
皮肉にも、もうスーパーにでもとって代わられてしまって、『餅屋』は世に存在しないということだろうか。



ご存じのように雪印食品がガタ崩れをしている。
それに伴って、雪印乳業、プリマハムなども大打撃を受けている。プリマハムなど昨日見た新聞で株価が35円くらいであった。

近所のスーパーで、あの青い牛乳パックを目にすることが少なくなった。
牛乳と言えば、「雪印」で育った私にとってはちょっとカナシイ風景であった。栄枯盛衰の儚さを感じる。
とはいえ、身から出たサビでもある。

新聞を色々と読んでみた。
あんな大きな会社がつぶれていく様は一大事であり、裏には色々な事情が隠されているに違いない。

私が読んだところによると、組織的確信犯として牛肉の産地を偽ったりしたいたらしい。
中には反対する部下もいたらしいが、上の権限で押さえつけられてしまっていたらしい。それすらも知らず、毎日働いていた社員もいたことだろう。

ヒトの体内に入る「食品」を扱う会社として、あってはならないことである。
最悪だ。

ある意味、人体実験をされていたに等しい。
なぜなら、偽りのモノを食べさせられていたのだから。毒のあるなしに関わらず。

モルモットである。
いや、正確には国民全体が実験されていたに等しいわけであるから、複数形で「モルモッツ」である(笑)。


さて、今回の事件、雪印のみならず、「食品」全般に対する信用も失ってしまった。
真面目に頑張ってきた会社にとっては、いい迷惑である。
或いは、これを機に消費者や国の管理が一層厳しくなるので、なんとかごまかしてきていたような他の食品会社の膿も出るかもしれん・・・。

大方、消費者は「食品」全般に、今絶望をしており、こんなことを考えているに違いない。
「もしや他の会社も・・・・??」

狂牛病事件では、「いまさら自粛したって、もう遅いし・・、脳溶けるときは皆一緒。」なんて言いながら、狂牛騒ぎの最中、ステーキ屋にも足を運んで「J-ビーフ」にかなり貢献をしてきた私だが、さすがにちょっと恐くなった。

今回一連の裏には、狂牛病を見逃していた農水省が絡んでいる。
数年前の、きっかけとなる欧州狂牛病報告を軽視したために大きな問題となってしまった今回の狂牛病騒ぎで、十分な議論もないまま国民の税金を使って始めた牛肉の買い取り制度。
それを逆手にとって行われた大企業による犯罪。
聞けば、買い取り制度に関しては、初めから悪用される恐れがあるとの問題点も指摘されていたというではないか。
なんともずさんで、お粗末な結果である。



ヒトには、ある妖怪が潜んでいる。

と、私は信じている。

その妖怪は、何かしようとすると、すぐ「面倒くさいしー、金かかるしー。」と言い、ヒトをダメな方向へ誘おうとする。
そして、貨幣経済社会に住み、楽なことを好むヒトは、その妖怪の甘い吐息にコロッとやられてしまう。

今回の農水省も、数年前の欧州狂牛病報告を受けた際に、「面倒くさいしー、金かかるしー。」。
買い取り制度の検証是非でも、「面倒くさいしー、金かかるしー。」。

そして、挙げ句の果てには、大企業による犯罪が露呈し、国民に謝り、信用を回復したり・・・と、今後、もっとも面倒くさく、もっとも金のかかる作業をするハメになる。

雪印食品もしかり。要所要所で「面倒くさいしー、金かかるしー。」。
親会社の雪印乳業においても、担当者が「食品は閉鎖的で、別会社に近かった」とおっしゃっていたが、親として子を調べることは出来たはず。
妖怪「面倒くさいしー、金かかるしー。」の登場である。


ダメな妖怪が猛威をふるっている中、どうかこれ以上がっかりさせるような事件が起きませんように。
牛肉、牛乳ともにアイラブユーな私にとって、ココロのキズは深いです。



そして、皆様もどうかお気をつけて。
妖怪『面倒くさいし、金かかるし。』に。





今日のカメ。

深夜、ふとお茶したくなったり、物書きをしたくなったときに行くような深夜営業カフェが少なくて、カナシイです。
代官山や表参道に数件あるんですが、ちょっと遠いし。

◆いちごフェア

そんな訳で、元々あまりファミレスは好きじゃなかったんですが、最近よく深夜に足を運んでおります。

中でもデニーズはデザートが豊富なので、よく行きます。
今は「いちごフェア」なるものをしていて、これは「いちごのザ・サンデー」という商品。
いちご、イチゴアイス、バニラアイス、プリンなどなど結構ボリュームもあって、美味しかったです。

次はバナナフェアか抹茶フェアとかをして欲しいなぁ。
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by meshi-quest | 2002-01-11 16:34
想像してみてください。



アナタは今、とてもコロッケが食べたいと思っています。
あの香り、あの味、食べたくて、食べたくて仕方がない。

そんな時、目の前にお肉屋さんがありました。
行ってみると、なんと2種類のコロッケを売っています。
1つは、普通の『コロッケ』。もう1つは、『おばあちゃんの手作りコロッケ』という名前が付いています。
見たところ、どちらも同じようなコロッケで、値段もさほど変わりがありません。


さて、コロッケなら何でもイイ!くらい、コロッケが食べたいアナタ。
どちらのコロッケを買いますか?



私が思うに、8割以上の人が『おばあちゃんの手作りコロッケ』を選んだと思われる。いや、9割いっているかもしれない。
私も上記のシチュエーションだったら、間違いなく『おばあちゃん』を選らぶ。

さてさて、これは心理テストでも何でもない。もしこんな心理テストがあったら、B級もいいところだ(笑)。

では、何なのか・・。

つい最近、こんな話で盛り上がった。
「ヒトには『弱いコトバ』というものが存在する。」

つまり、このコトバが付いていると、無条件で2割増しくらいの付加価値が付いてくる気がするコトバのことである。

ここでポイントなのは、「気がする」というところである。
もしかしたら、本当に2割増しの価値があるかもしれないが、本当にあるかないかを問う前に、このコトバによって「テロテロリン!」とポイントが自動的に加算されてしまうのだ。

コロッケの例で言えば、「おばあちゃん」「手作り」がコレにあたる。2つあるので、合計で4割増しのポイント加算だ。

ヨノナカにはこのようなコトバがいっぱい存在する。

「お総菜」で言えば、『できたて』『田舎風』『おばあちゃん』『有機野菜を使った・・・』などがコレにあたる。
「寿司」で言えば、『天然』『近海もの』『旬』『築地』『北海道産』など、「モノ」で言えば、『セール』『限定』『今、話題の・・』などなど。
こんなコトバが、商品を2割増し、3割増しにしているのだ。美味しそうな気がするし、欲しい気もしてしまう。
Oh! It's マジック!!摩訶不思議である。

本当に美味しくて、本当におばあちゃんが作っているならば別にいいが、真偽のほどは定かではない。最後は自分の直感と決断に任せるしかない。



こんな話をしてる中、つい最近新聞で消費者をバカにしたような事件を目にした。

北海道の「サッポロビール園」で、『工場直送』『新鮮』とか言いつつ、実は前日に残ったビールを当日のビールに少しづつまぜて出していたことが発覚。しかも、それは担当者コメントによると「慣習」であり、十年以上前から行われていたとのこと。

バカにするにもほどがある。
行ったことはないが、きっとビール園というくらいだから、観光客のメッカであり、ツアーにも組まれていたり、工場見学の後に試飲をさせたり、お土産を買っていってもらったりしていたことだろう。
そして、その看板には『工場直送』『しぼりたて』『新鮮』などのコトバが並び、それを信じた観光客などがビールを楽しんでいたことだろう。
「やっぱ、工場直送は味が違うわね!」とか言いながら。

その様子を、そこの担当者は長年どんな気分で眺めていたのだろうか?
1日前のビールを、出来たてと信じ、美味しいと喜ぶ観光客の姿を。

ビールのことはよく分からないので、もしかしたら1日前も当日も実はそんなに味は変わらないのかもしれない。その辺のことは詳しくは知らないが、『工場直送』『新鮮』にはウソ偽りがあり、やっぱ出来たての方が嬉しいし、美味しいに違いないと思う。

このビール園は、ちょっとビールをケチったことで、『信頼』という壊れやすく築きにくいモノを失う恐ろしさを味わうことだろう。


最近、2割増しのコトバで消費者が安心しているのを良いことに、結構えげつないことしている事件が多い気がする。
会社名だって、信頼と安心の「2割増しのコトバ」と同類であることの「喜び」と「責任」と「恐ろしさ」を再確認しないといけませんね。

特に、食品、医療、学校など、こっちの消費者にとっては信頼するしかなく、割と「コトバ」のマジックにかかりやすい業種の皆様、何とぞ心してお仕事くださいませ。

そして、誰にも守ってもらえないこのヨノナカで、正しい判断力と決断力を自分自身も身につけていかないといけませんね。

そうしないと、コロッとヤラれちゃいますよ、コロッと(笑)。





●今日のカメ。

パーマ、かけてみました(ウソ)。

髪の毛が柔らかい&細いので、三つ編みをして外出した日には、帰ってほどくとこの通り。ビンボーパーマの出来上がり。この日のビンボーパーマ具合があまりにもひどかったので(笑)、撮影してみました。
2割増しのコトバ_f0232060_16335698.jpg

by meshi-quest | 2002-01-09 16:33
明けましておめでとうございます。

お正月はいかがお過ごしでしたでしょうか?
ご挨拶が大変遅れてしまいましたが、本年度もご愛読をよろしくお願いいたします。



さて、とうとう明けてしまいました。現実世界です。
いつもそうなのですが、明ける瞬間まではカウントダウンとかして楽しいのに、明けてしまうと「今日から365日」という妙なプレシャーがのしかかり、急に疲れて、どんよりしてしまう。
そんなことないですか?私だけか??

今年のお正月休みは、例年より長かったので、1/7からの社会復帰が非常に厳しかったです。電話の音とか聞くと、引きずり戻されますね、シャカイに。

とはいえ、正月中は遊びほうけていたわけではなく、私の正月中の生活約80%は「仕事する」、「寝る」、「食べる」のこの3つにカテゴライズされていたように思います。
家で仕事が出来た分、気は楽でしたが、電話が鳴ると仕事して、鳴らない間は睡眠。

で、いつしか生活時間が逆転してしまって、夜中に仕事して、朝8時頃にベッドに入って眠って、夕方6時頃にまた起きる・・・・こんな生活を送ってました。
なので、1/7からの社会復帰に向けて、1/6の夜は早々と寝る体勢に入ったのですが、コレが全く眠れない。

結局、朝までまぶたとまぶたが仲良くならず、そのまま会社に行きました。お昼頃、ようやくおねんねタイムが訪れ、危うく机で気が飛びそうになりました。
狂った体内時計を戻すのは難しいもんですな。



風邪をひいてしまいました。

今回の原稿書き遅れもこのせいなのですが(すみません。)、久しぶりに風邪っぽい風邪をひきました。感染源は不明ですが、今、結構風邪が流行っているみたいですね。皆様、お気をつけください。

喉をやられてしまって、体中がだるく、節々が痛い。ちょっと、寒い。元々、扁桃腺が弱いので、39度近い熱が続き、若干脱水症状気味。

「愛媛みかん100%ポンジュース」を大量摂取し、生薬系風邪薬、喉の炎症を抑える薬など「薬漬け」の毎日でした。

必須アイテム「ヴィックスベポラップ」もかかせません。
知ってます?塗る風邪薬と言われているヤツです。
効くんだ、コレが。お薦めは、鼻の下にたっぷり塗って寝ること。風邪の鼻づまりによる呼吸困難も緩和されます。

あと、まいったのが、吐き気。
私、生まれてこの方、吐いたことないんですよ。
というか、吐けない。

吐き気はあっても、意地でも我慢しちゃうんですよね。
飲んでても、病気でもそう。子供の時から。
医者とかに行くと、我慢している方が体に悪いから吐きなさいと言われるんですが、吐けない。吐きたくない。絶対にイヤ。

で、今回も吐き気あれど、嘔吐することなく、意地で乗り切りました。
吐けない人っていますよね?




そんな感じで、吐き話に花が咲いてしまいましたが(笑)、今後ともよろしくです。




今日のカメ。

31日と1日は私の友達とうちのおじいちゃんを呼んで、家でおせちを食べながら、飲んでました。

◆12月31日のメニュー

近くに小さな魚市場があって、新鮮な魚とエビを買ったので、お刺身、エビフライを。あと、厚焼き卵、煮しめ、栗きんとんに黒豆などなど。この他、年越しそばとじゃこの五目おこわ、デザートとしてきな粉と黒蜜のアイスをつけました。

◆拡大図

成沢家では、お正月に必ずお膳を出します。
膳は、うちのママさんが京都で仕入れてきた食器を使っています。木の箱とかに入っているので、戸棚から出すときにちょっと緊張。

◆1月1日のメニュー

この日は引き続き友達と飲みながら、仲良くみんなで手巻き寿司をしました。良いトロを仕入れておいたので、美味しかったです。手巻きまきまきで、完食。

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by meshi-quest | 2002-01-03 15:59
プロフィール
ゲームプロデューサー
成沢 理恵
「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」シリーズで知られる㈱スクウェア・エニックスを経て、 現在、ちゅらっぷす株式会社取締役、兼、ゲームプロデューサー。

ヒマさえあれば、国内、海外を食べ歩き、遊び歩く、生粋の遊び人。

その経験は、ゲームづくりにも活かされている、はず……。
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