京都・四条「ますや」へ行く。











洋食屋さんとか、定食屋さんとか、町に根付いて、町の皆さんのお腹を支えているお店が好きだ。


各店が長い歴史の中で、常連さんに愛されながら独自の発展をしているので、料理も雰囲気も独特で、個性的で、すごく興味深い。










オーナーさんの高齢化、物価高、チェーン店の出店などで、東京はそんなお店もだいぶ少なくなってしまったが、京都の町にはまだ昔ながらの洋食屋さんや定食屋さんが残っており、出張の度に色んなお店にお邪魔している。


そんな京都の老舗洋食店の中でもよく名前が挙がる人気老舗洋食店「ますや」さんでランチ。


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これぞ!という感じの路地裏の老舗洋食屋さんで、何周か回って、もはやなんだか映画のセットを見ているような感覚にもなる。


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立派な定食セットの食品サンプルが現役で飾られているのも嬉しい。


食品サンプルも、タブレットとかのデジタル写真化してしまって、だいぶ少なくなってきた。


拙書「お人良し~女性ゲームプロデューサーが365日外食するわけ~」でも書かせていただいたが、子供の頃から食品サンプルを見るのが大好きで、この食品サンプルだからこそ脳が想像をフルに働かせて「食べたい!」と思わせるところもあると思ってる。ママにおねだりして、よく食品サンプルを買ってもらってたので、家にたくさん食品サンプルがあった今思えば変わった家だった。


写真のメニューのようにクリアに全て見せることの分かりやすさもあるけど、写真はそれ以上のことを付加することはできないわけで(写真に嘘を入れることになるので)、あえて脳の想像力に任せてワクワク感を増幅させる食品サンプルはそれはそれですごいと思っている。


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メニューはこんな感じ。


昼でも夜でも、定食のワンプレート盛り合わせは「ランチ」


ちなみに、各メニューの「A」と「B」は盛り合わせられている内容の違いで分かれている。


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「ランチB」(850円)を注文。


外の食品サンプルで見た、いい意味でそのままの忠実な洋食セットが来て、テンションが上がる。


正直、映画のセットのような外観と、往年の食品サンプルからは想像できないくらい、乱れもなく、美しく凛とした定食。銀皿もとてもいい。素晴らしい。


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大人のお子様ランチという感じで、ハンバーグ、エビフライ、から揚げ、サラダ、ポテサラ、スパゲッティ、ハムがついてくる。


味もちゃんと美味しい。もちろん専門店のような感じではないけど、1つ1つちゃんと丁寧に作られている。おかずもいっぱいで、これで850円はありがたい。ちなみに、ランチAはエビフライの代わりに白身フライが入っている。


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何かのサイトかメディアに載っているのか、ものすごく欧米人のインバウンド観光客が多くて、この日も私以外は欧米人、外で待っていたお客さんも欧米人だった。


お店の方が英語が話せなくて困っていらっしゃったので、お手伝いさせていただいたが、この雰囲気の洋食屋さんに、時代変わって欧米人がいっぱい来てて、でもまだ昔懐かしの食品サンプルや銀皿も現役で、何だか歴史の交差点にいるような、やっぱり映画のセットの中で食事をしているような不思議な感覚だった。


1点、見た目通り、店内はカウンターのみで、席数も少なく、かなり狭いのだが、どうしてもインバウンドの方の強烈な香水問題があって、その辺はかなり困るところ。インバウンドが激増してて、町の洋食屋さんというこの感じで、このお値段で、お店の人も英語を話せないこともあり、対処のしようがないので、一緒になるお客さんによってはこの雰囲気を楽しめないこともあるかもしれない。


飲食における香水問題は本当に厄介だな・・・。もちろんインバウンドだけでなく、日本人でも鼻がおかしくなってるような人がたまにいるけど。



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■「ますや」














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by meshi-quest | 2026-04-15 08:07 | 京都
プロフィール
ゲームプロデューサー
成沢 理恵
「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」シリーズで知られる㈱スクウェア・エニックスを経て、 現在、ちゅらっぷす株式会社取締役、兼、ゲームプロデューサー。

ヒマさえあれば、国内、海外を食べ歩き、遊び歩く、生粋の遊び人。

その経験は、ゲームづくりにも活かされている、はず……。
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