京都・祇園四条「彩席 saiseki」へ行く。










懇意にさせていただいてる創業300年を誇る日本料理の名店「京料理ちもと」さんの姉妹店「彩席 saiseki」でランチ。


毎年年末にお邪魔させていただいており、お正月らしいお琴のBGMを聴きながら、心静かに美味しいランチ懐石をいただくのが、ここ数年の私の京都での年末年始の恒例行事となっている。


ちなみに、昨年までは「彩席ちもと」という名前で営業されていたが、スタッフの再編やリニューアルに伴い、店名が「彩席 saiseki」に変わり、メニューもランチ懐石ではなく、懐石弁当という形になった。


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ランチは2コースのみで、そのうちの品数も内容もグレードが高い「京の暦」(5940円)を注文。


まずは、梅昆布茶から。


寒い外から来て、少しだけ胃を温める。この梅昆布茶が優しい味わいで、普段あまり昆布茶は飲まないが、美味しい。


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まずは、烏賊の松前漬から。


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聖護院大根金目鯛のお椀。


名料亭の姉妹店だけあって、お出汁がとても美味しい。大根の面取りとかもお手本のように美しい。


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二段になったメインの懐石弁当が登場。


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上の段は冷菜で、鯛の昆布締め、鶏ひき肉を使った松風焼き、出汁巻き玉子、烏賊に黄身を塗って焼き上げ青のりをまぶしたもの、丹波黒豆煮など。


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下の段は温菜で、鰆の西京焼き、蟹の春巻き、さつま揚げ、海老芋のから揚げ、ししとう・南瓜の天ぷらなど。


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私が大好きな「彩席」さん名物の「玉子宝楽」。これを食べたくて遠方からやってくるお客さんも多い。


上がスフレのようなフワフワになっている茶碗蒸しで、これがめちゃくちゃ美味しい。


卵好きとして、これまでかなりの数の色んな卵料理を食べてきているが、卵料理のトップ5には確実に入る一品だと思う。


1点気になったこととして、この「玉子宝楽」、時間が経つとどんどん上のスフレ状の膨らみが落ちてしまうのだが、厨房がバタバタしていてスタッフのオペレーションもうまくいってないのか、提供された時にはすでに大事な「玉子宝楽」の膨らみが少し落ちてしまってて、このお店の看板料理なだけにそれは残念ではあった。昨年のリニューアル前の「彩席ちもと」の時代に出していただいた「玉子宝楽」と比べると一目瞭然。


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ご飯物は、炊き込み御飯赤だし


京都の日本料理屋さんの〆のご飯と言えば、白飯に山椒じゃこと香の物の組み合わせが多いのだが、あまりにもどこもかしこも山椒じゃこなので、個人的にちょっと飽きてしまってて、そんな中で「彩席」さんは毎回〆に炊き込み御飯を出してくれるので、個人的にすごく嬉しい。


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最後は、温かいぜんざい


自家製あんこと、中に揚げ生麩が入ってるのだが、このぜんざいはものすごく美味しかった。あまりぜんざいは好んで食べる方ではないのだが、程よく上品なあんこの甘じょっぱさ加減が絶妙で、餅ではなく、揚げ生麩を使ってるのも、すごく良かった。






実は昨年私が長年懇意にしていた「彩席ちもと」料理長さんがお辞めになってしまい、スタッフの再編、店名の変更とメニューにリニューアルもあり、今回がリニューアル後の初めての訪問だった。


12月31日にお正月気分をゆっくり味わえて、本格的な日本料理の味をカジュアルにランチでいただける場所はなかなかないので、そういう意味ではありがたい。昔から知ってくださるスタッフもまだ数名残っていらっしゃるので、それは安心感でもあった。


ただ、先に書かせていただいた通り、以前と比べて大好きな名物の「玉子宝楽」のクオリティーが下がっていたり、以前のちゃんと1皿1皿お客様に合わせて温めて出してくれる懐石とは違い、懐石弁当の形式なので、どうしても冷めた料理も多く、スタッフのオペレーションがまだうまくいっていないのか、その辺が料理にも出ているのは正直残念ではあった。


以前はお正月を感じさせる料理や盛り付けが懐石に散りばめられてて、それも魅力だったのだが、オペレーションの問題かお正月を感じる料理や盛り付けも最小限になってしまい、そうなると値段的にも、年末年始という時期的なことを考えても、「彩席」さんを選ぶ理由が下がってしまう。ちゃんといいものを食べたい気持ちが高くなるので、それに応えた料理であって欲しいなと思う。


事情は抜きにして、単純に前の方が良かったし、前の方が好きだった。


個人的には、弁当が食べたいわけではないので、いつかまた素敵な京都らしい美味しい懐石が復活してくれることを心から願う。


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■「彩席ちもと」














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by meshi-quest | 2026-01-06 08:06 | 京都
プロフィール
ゲームプロデューサー
成沢 理恵
「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」シリーズで知られる㈱スクウェア・エニックスを経て、 現在、ちゅらっぷす株式会社取締役、兼、ゲームプロデューサー。

ヒマさえあれば、国内、海外を食べ歩き、遊び歩く、生粋の遊び人。

その経験は、ゲームづくりにも活かされている、はず……。
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