住所非公開「ボブ寿司」へ行く。
鮨グルメ界で有名な住所非公開&予約の取れない鮨の秘境「ボブ寿司」にて、定期的に行わせていただいている私の貸切会。
ボブさんは第67代総理大臣の福田赳夫さんの元お付きの鮨職人だった方。本日も御年73歳になる大将ボブさんによる唯一無二のボブ寿司をいただく。
1品目は、おつまみの盛り合わせから。
クジラベーコン、バフンウニの煮凝り、ズワイガニの煮凝り、海老真薯、子持ち昆布。
ドリンクは、ペアリングなど関係なくお客さんが気分に合わせて好きなモノを飲めるようにと持ち込み自由になっているので、私の貸切会では参加者全員が自分が勧めたいお酒かボトリングティーなどを1人1本持ってきてもらうルールにしている。
トップバッターは、私が命名させていただいた京丹後・竹野酒造さんのラグジュアリー日本酒「理瑰-rie-」。
2品目も大将ボブさん手作りのつまみの盛り合わせ。
本鮪の炙りのづけ、焼ホタテ、白バイ貝、はまぐり、蒸し鮑、岩手のマダコ、ズワイガニ、キンカンの西京味噌漬け。
3品目は、酢味噌でいただく入梅イワシ、淡路島のアジ、八戸のサバ。
4品目は、北海道の希少な小柱と、礼文島のバフンウニ。
いま、小柱が捕れず、ものすごく希少で、この小さい小柱1つで、立派なホタテが3つ買えてしまうような値段。甘くて、すごく美味しい。
5品目は、根室の本つぶ貝。
6品目は、ボブ寿司名物の皿しんこ。
ただでさえ予約困難なボブ寿司だが、常連はこの皿しんこが食べたくて、しんこの7月の予約を狙うので、ボブ寿司の中でも一番予約が難しい月の1つ。
ボブさんが「しんこネイル」(笑)を見せてくれると、夏が来たなあといつも思う。
しんこの値段は本来ものすごく高く、にぎりに3枚くらい付けてもらって十分くらいだが、皿でしんこを出してくれるお店は色んなお店に行っててもここボブ寿司だけ。
量だけでなく、美しく、酢の感じもちょうど良くてものすごく美味しい。
このとても小さなしんこの処理を何百匹とやってくれていると思うと、本当に感謝しかない。今年もボブさんありがとう!!
ちなみに、しんこは出世魚なので、下が大きくなった時のコハダ、右側にちょこっといるのがしんこ。このサイズ感。
7品目は、貝の盛り合わせ。
生とり貝、青森の赤貝の紐、青森のアオヤギ。何気なく出してくれているが、生とり貝も立派だし、アオヤギも今は入手困難な貝の1つ。
変な意味ではなく、色んなお店で鮨を食べ尽くしてきた人こそ、一見普通の町寿司に見えるボブ寿司の凄さが分かる。
いよいよ待望のにぎり、「ボブ寿司」スタート!!
まずは、和歌山の本鮪の中とろから。
ボブさんは日本で数人しか残っていない「こだわらにぎり」という握り方をやられる方で、パッと見ると、シャリよりもネタが大きく、正直現代の美しいにぎりからは対岸にあるような素朴な鮨なのだが、このにぎりがめちゃくちゃ美味しい!
こんなに見た目は大きいが、それはシャリにものすごく空気を含ませてにぎってるので大きくなっているだけあり、しばらくすると、ネタの重さでシャリが沈む。それだけ空気を入れている。
食べると口の中でホロっとシャリがほどけて、ネタと融合して、スッと消えていく。全く重さがない。
これは本当に写真や文章では伝えきれないのだが、こうしてボブさんの鮨屋が長年鮨通に愛され続け、予約が取れない人気店として続いていることが味の証明だと思う。
大とろも口の中でとろける!めちゃくちゃ美味しい!!
青森の天然ヒラメと鹿児島串木野のタイ。
有明のたいら貝とほっき貝。
鹿児島の車海老と青森の赤貝。
赤貝は本来この時期は産卵で身が薄くなり、赤貝を置かない鮨屋さんも出てくる中、国産でこんなに分厚くて立派な赤貝を堂々と出してくれるのはすごい。なかなか食べられない。
最後は江戸前の穴子。
ボブさんの穴子は焼いたりはせず、昔ながらのしっかりホロホロ煮た穴子で、この感じだと、本来は旨味がなかったり、味が単調だったり、場合によっては臭みが出たりするのだが、そういうものが一切なく、ひたすら柔らかくて美味しい穴子。ツメも見た目のような濃さはなく、旨味が詰まってる。本当にすごい。
口直しのデザートは、蒲郡のメロンのような糖度があるみかんとシャインマスカット。
ボブさんは最後のデザートも一切妥協せず、最高級の果物を出してくれる。
いま、前半のしんこの時期と後半の秋刀魚の時期の年に2回貸切会をさせてもらっているのだが、ボブさんの皿しんこを見ると、ああ今年も夏に入ったなあと思う。
今年前半戦のボブ寿司も美味しく楽しく終了。ボブさん、ありがとうございました!
いつも応援ありがとうございます。
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by meshi-quest
| 2025-07-10 08:07



















































