【全写真付き完全版】大阪・中津「Goody グッディ」へ行く。
スーパーの中で食事が出来るスーパー居酒屋「Goody グッディ」で大テーブルの貸切会をさせてもらった。
以前ここ「メシクエ」でも紹介をさせてもらって大反響をいただいたが、大阪・中津の住宅街にあるごくごく普通のスーパーが素晴らしいアイディアとビジネスモデルでテレビ取材も来るくらいの予約困難店になっている有名店。
前回初めてお邪魔した時に、まさかここまでの予約困難店だとは知らず、本来は席が取れなかったのだが、私が東京からお邪魔したこともあり、オーナーさんのご厚意で特別室に案内をしていただいた。
その時に、再度ちゃんとお邪魔したかったので、今回の大テーブル貸切の予約をしており、ようやくその日がやってきた!
前回からの流れを見ていただいた上で、今回の記事を読んでいただくと、より楽しめると思うので、ぜひ前回の記事もご覧ください。コチラ→「大阪・中津「Goody グッディ」へ行く。」https://meshi-quest.exblog.jp/37652345/)
少しだけスーパー居酒屋「Goody グッディ」さんのおさらいをしておこうと思う。
ここは、スーパーで買ったものをその場で調理して、食べることが出来るスーパー。
朝~19:00までは普通のスーパーとして営業しているが、19:00以降はスーパーとして営業しつつも、同時にスーパー居酒屋に変身する。
スーパーの中に入ってみると、アットホームな町のスーパーという感じなのだが・・・、
スーパーの真ん中に大きなテーブルがあり・・・
大人たちがキャッキャしながら、スーパーの中で酒盛りをする。笑
本当に画期的なビジネスモデルだと思ってて、大型スーパーやオンライン宅配なども進んでいる中で、変な意味ではなく、品揃えや品質などの青天井になる勝負ではない形で、唯一無二の「わざわざ来たくなるスーパー」になっているのが素晴らしい。
よく考えてみれば、スーパーには野菜、肉、魚、調味料、乳製品など、あらゆる食材が揃ってて、お菓子やお惣菜、お酒だって売っている。
昨今のライフスタイルの変化から考えると、仕事帰りにちょっと食事して帰りたい時に、明日以降のことも考えて食材を買って、一部をその場で調理してもらい、余ったものは家に持って帰れたら、買い物と食事が一緒に出来て、こんなに助かることはない。
スーパーには惣菜コーナーがあるので、調理の許可がちゃんと下りておるので、調理をしてもらうことがそもそも可能だ。
スーパーにとっても、元々は物販であり、商品が売れてくれることが一番で、それが調理とその場での食事を付加価値にすることで食材がさらに売れ、お酒も売れ、普段スーパーに来ないようなお客様も呼び込めるのだから、こんな素晴らしいことはない。
今回の貸切会には錚々たるメンバーが10名集まったのだが、大坂の町のスーパーにわざわざ東京からも、京都からも、神戸からも人が来て、その中には人気店のシェフや全国規模の日本酒酒蔵のオーナーさんも来ていて、こんなスーパーは日本全国探しても無いと思う。
スーパー居酒屋が予約必至に大人気になっていて、変な意味ではなく、普段町のスーパーに買い物に来ないような層も来るので、このスーパーにはずわい蟹だったり、天然クエだったり、ドンペリまである。笑
まずは、みんなで食べたい料理をイメージしながら食材を購入する。
みんなのテンションが上がりすぎて、各々が持ってきたものすごい量の食材が集まる。笑
ちなみに、「Goody グッディ」の調理は購入金額のプラス5%で依頼ができる。調理は惣菜担当の女の子・はっちゃんが作ってくれる。食材に対して、だいたいこんなものを食べたいというと、だいたいはっちゃんが作ってくれる。はっちゃんに完全おまかせも可能。
ちなみに、スーパーの中なので、当然荷物置き場も買い物カゴの中。笑
みんなでお酒を飲みながらスーパーをウロウロしていると、渡した食材から料理が出来てくる。
まずは、マグロ×納豆×キムチ→キムチマグロ納豆、シャウエッセン→ボイルソーセージが完成。
スーパーの中で食べているという非日常感もあって、何を食べても楽しい。
次に、スイートコーンパック→バターコーン、チルドシュウマイ→蒸しシュウマイ。
続いて、豆苗×海老×コンビーフ→豆苗海老コンビーフ炒め、鶏もも肉→鶏から揚げ。
豆苗と海老とコンビーフは最初からこの料理を目指したのではなく、参加者が食べたい食材をおまかせで組み合わせてもらったら新メニューが誕生した感じ。笑
パスタ×明太子→明太パスタ(特大)、白米パック×ハム×ネギ×卵→炒飯(山盛)。
キムチ×キャベツ×豚肉→豚キムチキャベツ炒め、もやし×ネギ→もやし炒め。
ほっき貝→ほっきの酒蒸し、茄子→田楽茄子。
たこ焼きの粉×たこ→名物「はっちゃん焼き」、えのき×椎茸×しめじ→きのこのバター炒め。
はっちゃん焼きは、たこ焼きを注文されるお客さんが多い中で、球状のたこ焼きを作っていると間に合わないので、出汁巻き玉子用の長方形のフライパンで編み出した丸くないたこ焼き。
今回の貸切会のメンバーは、正直相当なグルマンばかりで、中には一線で活躍するシェフや飲食オーナーさんもいたのだが、誰もが本当に笑顔で、ものすごく楽しんでいた。このメンバーがこんなにキャッキャしている姿を初めてみた。
いわゆる「お約束」はもうつまらない。スーパーの中で食事をするという非日常、買った食材がどんな料理、どんな味になって出てくるのかというゲームのようなワクワク感、こういったものがもう何周も回っているような人達の心を捕らえて、子供のような無邪気な気持ちにさせた。
いちお客としても楽しませてもらえたし、プロデューサーという仕事をしている者としても本当に勉強になった。
あまりに楽しくて、終電近くまでずっとおしゃべりさせてもらった。
オーナーさん、はっちゃん、本当に楽しい時間をありがとうございました!!(遅くまでありがとうございました!)
■「Goody グッディ」
いつも応援ありがとうございます。
ついに「メシクエLV34」の本が出ました!!
■「お人良し (おひとよし) 〜女性プロデューサーが365日外食するわけ〜」
【Amazon書籍10部門で1位!】
【Amazon書籍5部門でベストセラー!】
Kindle版は100円にて購入できます!
ミシュランフレンチ「シンシア」オーナーシェフ石井さんの3時間に及ぶ、食と料理の対談も収録。
↓↓
■「メシクエLV34」インスタ
メシクエには載せていないお店や内緒の話はインスタでやってます!
コチラ↓↓
by meshi-quest
| 2025-06-10 08:07
| 旅行_国内