台湾へ行く⑩~高雄の「メシクエ」オススメカフェ
高雄には「駁二芸術特区」という高雄港に面した広大な場所に、現代作家さんが作品を展示している開放的な芸術区域がある。
箱根の彫刻の森美術館みたいな感じで、道路とか、町の中に芸術作品が置かれていて、散歩しながらアートを楽しむことが出来る。
その周辺は高雄の若い人達や観光客も多く、オシャレなカフェも多い。
その中から2つ、日本に関係したオススメのカフェを紹介したいと思う。
まずは、「駁二芸術特区」から歩いて15分くらいのところにある「書店喫茶一二三亭」。
日本統治時代に高級料亭だった場所をリノベーションして喫茶店にしている。
どことなく日本感と異国感が合わさっていて、なんだか沖縄のオシャレなカフェに来たような感じ。
2階が喫茶店で、2階に上がると、より昔の日本っぽい雰囲気がある。
トイレの看板も日本語、トイレの暖簾もサントリーオールド。
店内は広々としていて、ノスタルジックな感じで、本が読めるカッコいい喫茶店となってる。本の中には日本の本もある。
メニューはこんな感じで、日本語の表記もある。
抹茶のドリンクは、京都小山園の抹茶を使っていたり、日本とも深い関わりがある。
ウーロンミルクティーと、カリカリ梅スパークリングコーヒーというオリジナルドリンクをいただく。
ウーロンミルクティーは想像通りの可もなく不可もなく、カリカリ梅コーヒーも梅風味のコーヒーがシュワシュワしている感じ。
決してまずくはないのだが、ドリンクやケーキの味というより、建物の雰囲気とゆったりと過ごすことがメインかな。
もう1つは、三和銀行の支店として使われていた建物「舊三和銀行」をリノベーションした人気カフェ「新濵・駅前」。こちらも「駁二芸術特区」から歩いて15分くらいの場所にある。
外観も銀行っぽい感じなのだが・・・
中に入ると、そのまんま「三和銀行」の文字と受付が現れる。
もちろん、今は銀行ではなく、当時の銀行のものをわざと残している。
店内はとてもオシャレで、元銀行の中でお茶をしてると思うと、ワクワクする。建物を見るだけでも楽しいと思う。
メニューはこんな感じ。
「新濵・駅前」の名物である「金庫珈琲」をいただく。
「金庫珈琲」には2種類あり、瓶に入っているのがアイスドリップ、デキャンタに入っているのがコールドブリュー。
さて、ここで気になるのが、なぜ「金庫珈琲」という名前なのかということ。
実は、「新濵・駅前」の店内には、なんと「三和銀行」時代の貸金庫がそのまま残っている。
その貸金庫の窓の中を覗いてみると・・・
なんと貸金庫の中で珈琲を抽出していて、それが「金庫珈琲」となって出てくる。
オシャレな演出。珈琲の味自体は普通だが、この演出はよく出来てるし、見る価値はあると思う。
■「書店喫茶一二三亭」
■「新濱・駅前」
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by meshi-quest
| 2025-05-14 08:07
| 旅行_海外