北参道「LITA リタ」へ行く。
今年2024年春に北参道にオープンした隠れ家イタリアン「LITA リタ」で食事。
ここは、懇意にさせていただいていた神泉の「super trattoria LITO」(スーペルトラットリアリト)の市川シェフが移転&リニューアルオープンをさせたレストラン。看板はなく、ドアにある「市川」の名前が目印。
この日は市川シェフの特別コース。
まず1品目は、24ヶ月熟成のピゴール豚生ハムとブッラータチーズとニョッコフリット。
「ニョッコフリット」とはイタリア・エミリア地方の揚げパンのこと。
市川シェフが私が大好きなロイヤルブルーティー「FALL IN LOVE」を入荷してくれたので、美味しいボトリングティーと共にいただく。
2品目は、安納芋のポタージュ。
3品目は、イタリア・ウーリア地方の郷土料理「カッポンマーグロ」というもの。
「カッポンマーグロ」は、6種の魚介をサルサヴェルデで混ぜたものだそうで、今回は、北海道のマダラ、鮭「雄宝」、浜田港のアオリイカ、鳴門産の足赤海老、北道の魚介、ボッタルガなどを混ぜ合わせたもの。
4品目は、和牛タンと有田牛ホホのボリート、コンソメソープ。
トロトロに煮込まれた和牛タンと牛ホホ肉に、旨味たっぷりのコンソメスープがものすごく美味しい。最上級の洋風おでんという感じ。
これだけもで十分美味しいのだが、市川シェフ特製の「バニアットロッソ」というピリ辛のトマトソースがめちゃくちゃ美味しくて、これを肉に付けて食べるのが絶品。
市川シェフの「バニアットロッソ」、ここ最近いただいたトマトソースのNo.1かもしれない。
5品目は、浜田港の穴子のフリット。
穴子はヴィンテージバルサミコで蒲焼風に、上には濃密卵のポーチドエッグ、下にはラディッキオタルティーボを炒めたもの。
ポーチドエッグの黄身とバルサミコを絡めてソースのようにしていただく。
6品目は、イタリア・ノルチャの黒トリュフのトンナレッリ。
仕立ては「スーゴアルブッロ」というバターと出汁とパルミジャーノのソース。
7品目は、鹿児島県のシャボン鶏とフォアグラのロースト。
部位はササミ、むね、ももの全てが入っていて、ソースはアマローネを使った赤ワインソース。
サッパリしているけど、旨味はしっかり感じられて、とても美味しい鶏。濃厚なフォアグラと食べるとちょうどいい感じ。
コース料理はここで終わりなのだが、なんかトマトパスタが食べたくなり、市川シェフに無茶ぶり。
この日、いつも食べてる「LITA」名物のピリ辛トマトパスタの材料がなく、フレッシュトマトと美味しいトマトソース「バニアットロッソ」を使って、いつもと違う作り方で作ってもらったのだが、このトマトパスタが市川シェフも自分で絶賛したくらい美味しいパスタで、裏メニューとして「ナルサワポモドーロ」という名前になった。笑
ものすごく美味しいので、食べたい方は市川シェフに「ナルサワポモドーロを食べたい!」と言ってみてくださいw。
マジで「ナルサワポモドーロ」美味しい!!
8品目は、本当は3つの中から選ぶのだが、特別に盛り合わせをしてもらった。
塩キャラメルプリンと、安納芋とマスカルポーネのモンテビアンコ風。
プリンはガツンとした甘しょっぱさがクセになる美味しさ。
モンテビアンコも安納芋のタルトにフワフワのマスカルポーネクリームがものすごく合う。
最近すごく「LITA」さんが大好きでよくお邪魔させてもらっている。
「LITA」ならではというかここでしか食べられない料理ばかりで、どれも美味しくて、ちゃんとクラッシックなイタリア料理や歴史に基づいた料理なので勉強になって、しかも居心地がいい。
本当に素晴らしいイタリアン。
■「LITA リタ」
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by meshi-quest
| 2025-01-16 08:07
| 原宿・代々木