沖縄・安里「べんり屋 玉玲瓏」へ行く。
沖縄那覇市にある眠らない町・安里。
その中でもディープな飲み屋街として知られる栄町市場内にある人気餃子屋「べんり屋 玉玲瓏」でちょい飲み。
栄町市場自体、もう迷路のような構造になっていて、店だか廊下だか分からないところに、色んなお店が席を出していたりする。
ちなみに、店名の「玉玲瓏」は「イウリンロン」と読むのだが、みんな読めないので「安里の餃子屋」とか「べんり屋」とか呼んでいる。
メニューはこんな感じ。餃子と小籠包が名物。
餃子を頼もうと、ふと赤札を見ていたら・・・ナニコレ。笑
「鴨カレー汐」
「かもかれーしお」?「かもかれーミタ」??
鴨とカレーはともかく、「汐」の意味が一切分からんw。
鴨にルビが付いてて、肝心の「汐」にルビがない。
しかも、頼んで欲しくないかのように、他のメニューと比べて異様に高い。
あまりにも分からないことが多いので、どんな料理か?と聞いてみたのだが、お店のスタッフ(ほぼ全員中国か台湾の方)がまさかの「分からない」と答えてくる。笑
おそらくメニューにはあるが、ほぼ頼まれたことがないのだろう。誰も知らないという謎メニュー。
ホールの女の子3人に聞いてみても誰も知らないとのことで、スタッフが厨房に行き、責任者のシェフに確認をして戻ってきて言うには、「あるはある」とのこと。この時点でどんな料理かまだ分からない。
ここではお店の人ではなく、お客が伝票を書くシステムなのだが、これはお客代表として調査を兼ねて、頼まざるを得ない。
「鴨カレー汐」の正体はこの後にお楽しみで。
まずはつまみで、アスパラ梅ドレッシングと、オクラのおひたしと、ピータン。
焼餃子(770円)は現地風の皮厚めのモチモチな焼餃子。外もカリッとしてて美味しい。
小籠包(825円)も肉汁が詰まっていて、なかなか美味しい。
そして、問題のラスボス「鴨カレー汐」(3000円)登場!!
カレーなのかと思ったら、合鴨の肉をカレーっぽい風味で少し焼いたような料理。
ここは正直に書かせてもらうが、おそらく相当長い間頼まれたことがない料理だと思われ、鴨は解凍だと思うが、結構汁が出てしまってて、一部変色気味のところもあった。
あくまで調査を兼ねてなので、中身が見れただけ十分なのだが、3000円の満足度もない上、味としても率直に言うと美味しくはなかった。
「べんり屋 玉玲瓏」は、テーブルに訪問客の名刺が置かれているのだが、そこにメシクエも入れさせていただいた。
餃子や小籠包は安くて美味しいので、栄町市場のディープな体験をしたい時にはぜひ。(鴨カレー汐はオススメしませんw)
■「べんり屋 玉玲瓏」
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by meshi-quest
| 2025-01-11 08:05
| 沖縄