井の頭公園「stream」へ行く。
懇意にさせてもらっている井の頭公園の人気カウンターイタリアン「stream」（ストリーム）でディナー。
この日は、京都から仲良くさせていただいている飲食店のオーナーさんや友人を招いて、貸切のゆっくりした食事会をさせてもらった。
川野輪シェフのおまかせコースをいただく。
1品目は、カツオと焼き茄子。
上には、生落花生「おおまさり」、白瓜、茗荷のサラダ。
2品目は、白桃のカッペリーニ。
生姜とレモングラスのオイルがアクセント。
3品目は、「stream」がある三鷹市の近隣の農家さんが育てている白茄子のフリット。
同じく三鷹で採れたピーマンとパラぺーニョのメキシカン風サルサヴェルデと、アボカドのワカモレと、ヨーグルトの3色のソースがフリットによく合っている。
4品目は、私が命名させていただいた京丹後「竹野酒造」さんの特別希少酒「理瑰-rie」の酒粕を使った川野輪シェフ考案の飛騨牛ギアラとガボチャと舞茸の煮込み。
「理瑰-rie」の酒粕は通常の酒粕と香りも旨味も全く違ってて、甘酸っぱい香りと、水分量がとても多く、そのままでも食べれるくらいのまろやかなな味わい。
ギアラの脂と理瑰粕とカボチャの相性がすごく良くて、ギアラなのに病気の時に食べたくなるような優しく、ホッとする味わい。今までになかった酒粕料理。美味しい♪
5品目は、メヌケのソテー。
メヌケのアラから丁寧に取った出汁とフルーツトマトとハナビラダケでスープ仕立てに。このスープもとても美味しい！
6品目は、マッシュルームの手打ちのタリオリーニ。
マッシュルームだけで作った、マッシュルームの旨味が凝縮されたソース。
7品目は、口直しのシャインマスカットと黒イチジクの白和え。
川野輪シェフは白和えと言っても豆腐は使わず、自家製リコッタチーズとカシューナッツでソースを作る。濃厚で旨味もしっかりしてて、かつ、甘しょっぱさがクセになる味で、個人的な白和えのNo.1。
8品目のメインディッシュは塊で焼くので、隣の人と仲良く相談して（笑）、同じメインを選んでいただく。
我々は青森県産の「銀の鴨」に。鴨独特の血のようなクセはなく、柔らかく、とても食べやすい綺麗な味の鴨。
もう1つのチームが選んだ贄豚（にえぶた）の炭火焼きをお裾分けいただく。
団体で来ると、こういうメリットがあるｗ。
贄豚も旨味はしっかりありつつも、上品な厚切りハムステーキを食べているような優しい味わいで、これも美味しい。
9品目は、ジロール茸と空心菜のリゾット。
イタリア風のお茶漬けのような感覚で、サラサラといただける一品。
コースはリゾットまでなのだが、なんかもう1品パスタが食べたくなったのでアンコール。
10品目にクラッシックなプッタネスカを作ってもらった。
トマトとニンニクとのピリ辛パスタ。シンプルイズベストで、最後に食べたくなるような美味しいトマトパスタだった。
11品目は、個人的にバスクチーズケーキのNo.1だと思っている「streamのバスチー」と、これもあると必ず頼んでい牛乳アイス。
川野輪シェフがバスチーの研究を始めた頃の、まだお店に出していなかった実験零号機から試食させてもらっていた思い出深いバスチー。
食後のレモングラスほうじ茶は私がご提案して川野輪シェフも気に入ってくれて「stream」創業から使ってくれているもの。
「stream」のオープン前に川野輪シェフからお茶のご相談いただき、お茶のプロデュースをしている私からシェフの料理に合いそうなお茶の提案をさせてもらって、その時から採用いただいているお茶。
京都から来た友人や飲食店オーナーさんもとても喜んでくれて、この日もとても楽しい夜だった。
いつも応援ありがとうございます。
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by meshi-quest
| 2024-10-31 08:07
| 吉祥寺
