台北に行く。⑦ ~司機倶楽部の絶品魯肉飯~ここ「メシクエ」でも以前書いたことがあるが、魯肉飯(ルーローハン)が好きだ。 ただ、豚肉が違うのか、中華スパイスが違うのか、作り方が違うのか、都内でも相当色んなところでいただいたが、 台湾で食べた感動的な美味しさの魯肉飯が日本ではなかなか見つからず、 都内で心から美味しいと思ったのは、何十年も台湾のゲーム会社の日本支社長をして台湾と日本を行き来していた方が始めた下北沢の「猫米」 さんの魯肉飯くらいだろうか。 なので、せっかく台湾に来たなら、美味しい魯肉飯を食べると心に決めていた。 魯肉飯は不思議な食べ物で、例えば、5つ星のホテルの朝食とか、ちゃんとした高級台湾レストランとか、 一流のシェフが作っているはずなのに、こういうところでいただく魯肉飯はあまり感動はなくて、 正直、綺麗とはお世辞にも言えないようなローカルな食堂で、お母さんが出してくれた魯肉飯の方が数倍美味しかったりする。 というわけで、地元の方に愛されている超ローカルな人気食堂「司機倶楽部」で食事。 ここは大通り沿いの店前に車も停めやすいところにあり、それ以上に美味しくて安いこともあって、 台北のタクシー運転手が選ぶ魯肉飯の上位常連の食堂としても有名。 店前には、お母さんが作ったおかずが所狭しと並んでいる。 茶色は正義、茶色は裏切らない! 店内はこんな感じ。 観光客はおらず、地元の皆さんが食事をしている感じ。当然日本語や英語のメニューも無し。 魯肉飯(小)をいただく。 自家製のタレでしっかり煮込んだ皮付き豚肉の細切れからいい香りがする。 日本のイメージだと魯肉飯には煮卵だが、ここでは目玉焼きが人気。 なので、魯肉飯に目玉焼きをとトッピングしていただく。 濃厚な魯肉飯に半熟の目玉焼きの黄身が合わさって、めちゃくちゃ美味しい! そもそもの魯肉が美味しいのもあるが、煮卵より、黄身がとろける目玉焼きの方が合うんじゃないかと思う。 台湾式の肉入りTKGという感じ。 しかも、これで1食250円くらい。そりゃ、人気なわけだ。最高。 魯肉飯が美味しかったので、鶏肉飯(ジーローハン)もいただく。 蒸し鶏の部分は鶏肉の味でしかないので、鶏肉飯の決め手は上からかけるタレにあると思うのだが、このタレが美味しくて、この旅で食べた鶏肉飯で一番美味しかった。 最後に「排骨」と書かれた揚げ豚と大根が入った醤油味のスープもいただいたが、優しい味わいで、すごく美味しかった。 「司機倶楽部」のお母さん、料理上手だな。何食べても美味しい。 いつかまたお邪魔して、全メニューを食べてみたい。 いつも応援ありがとうございます。 ついに「メシクエLV34」の本が出ました!! ■「お人良し (おひとよし) 〜女性プロデューサーが365日外食するわけ〜」 【Amazon書籍10部門で1位!】 【Amazon書籍5部門でベストセラー!】 Kindle版は100円にて購入できます! ミシュランフレンチ「シンシア」オーナーシェフ石井さんの3時間に及ぶ、食と料理の対談も収録。 ↓↓ ■「メシクエLV34」インスタ メシクエには載せていないお店や内緒の話はインスタでやってます! コチラ↓↓
by meshi-quest
| 2024-06-21 08:07
| 旅行_海外
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