台北に行く。④ ~永楽担仔麺で孤独のグルメ~
台北市の西側に永楽市場という布や手芸品を扱う古い市場がある。
ここ「メシクエ」でも紹介させていただいているが、私はゲームプロデューサー、フードプロデューサーの他に、フラワーアレンジメントもやっており、オーダーメイドでフラワーアレンジメントをお作りしているのだが、
お花を包む時に使うオシャレで個性的なリボンを集めていて、ここ永楽市場がとんでもない種類と数を持っていると聞き、ずっと来たいと思っていた。
結論、リボン好き、リボンを必要とするお仕事してる人は、絶対に永楽市場に来た方がいい。
リボンの話は長くなるので、ここ「メシクエ」では割愛させてもらうが、永楽市場に1時間以上滞在していたくらい、私にとっては素晴らしいリボンの天国のような場所だった。
1時間近く、色んなリボンを吟味し、大量の戦利品を手に入れたので、ランチ休憩。
永楽市場の目の前にあるローカルな人気定食屋「永楽担仔麺」で食事。
「永楽担仔麺」は人気テレビ番組「孤独のグルメ」の台湾編で五郎さんが出張途中で訪れたお店でも有名。
ランチ時ということもあり、お母さんたちがせわしなく動いている。
店内と、店前の路上席があり、天気もいいので路上席へ。
スープ類は店前の、キッチンとも言えない場所に置かれてるが(笑)、それも台湾定食屋の良さ。
「孤独のグルメ」は台湾でも人気のようで、「五郎特餐」という名前の特別セットも出来ていた。
鶏肉飯(ジーローハン)とおかずのセットが付いて、この時のレートで日本円で530円くらい。
鶏肉飯は茹でた鶏肉を割いたものが乗ってて、これ自体の美味しさと言うより、その後に上からかける各店の自家製たれが大事なのだが、かなり美味しい鶏肉飯だった。
それ以上に、この「五郎特餐」の台湾おかずセットが秀逸で、豚肉の甘辛煮、煮卵、青菜の炒め、白菜のクタクタ煮がどれもめちゃくちゃ美味しくて、ご飯が進む味だった。
さすが五郎さん!!と言わざるを得ない美味しいセットだった。おすすめ。
単品で魯肉飯(ルーローハン)も頼んでみたのだが、これも美味しかった。
マンダリンオリエンタル台北の朝食を食べた時にも思ったのだが、料理って奥深くて、ちゃんとしていれば良い、ちゃんと作るから美味しいというものでもなく、
それぞれの料理に適した調理や環境があって、変な意味ではなく、魯肉飯みたいな料理って、ちゃんとした食材でちゃんと調理されているよりも、
結局、お母さんが勘と経験でざっくり作ってくれた味の方が美味しかったりする。
ちゃんとした食器に盛られているより、プラスチックの雑な入れ物の方が美味しそうに見えたりする。
料理って、本当に面白い。
いつも応援ありがとうございます。
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by meshi-quest
| 2024-06-18 08:08
| 旅行_海外