虎ノ門「ELEZO GATE」へ行く。
懇意にさせていただいているジビエ料理専門店「ELEZO GATE」(エレゾゲート)で私の貸切ディナー会をさせていただいた。
一流シェフが名前を挙げる肉卸の名店でもある、北海道・十勝の食肉料理人集団「ELEZO」(エレゾ)が営む都内唯一のレストランで、
大人気店がオープンエアな状態でひしめき合う虎ノ門横丁の中にあって、唯一、大きな暖簾で隔離されてて、中に個室まで持っている虎ノ門横丁の中の異空間。
この日は、カウンター全席10名を貸切させていただき、東京のみならず、京都からも「エレゾゲート」のジビエを楽しみに友人が集まった。
お気に入りのマリーゴールドティーで乾杯。
小学校とかでよく見かける、あのマリーゴールド。「エレゾゲート」でしか飲めないお茶。
ものすごくいい香りがする。風味としてはトロピカルアイスティーを飲んでいる感じ。
高橋シェフが香りや味の変化を楽しめるように、わざと常温のものと、氷を入れて冷たくしたものを出してくれる。
高橋シェフによる貸切限定特別メニューをいただく。
まず1品目は、ジビエ専門店「ELEZO」の「命の1杯」と呼んでいる蝦夷鹿のコンソメスープから。
蝦夷鹿の骨とスネでフォンを引いてから、スジ、スネ、香味野菜、水だけでじっくり煮込んで黄金色のコンソメを作る。
蝦夷鹿の全ての旨味、香りが込められた一杯。
私のコンソメ史上No.1が「エレゾゲート」さんのこの蝦夷鹿のコンソメ。
2品目は、十勝の鹿の血のブータンノワールと、3年熟成の熟成豚の生ハム。
内臓系が苦手なので本来はブータンノワールも食べれなのだが、「エレゾゲート」の鹿の血はものすごく新鮮で、全く臭みなく、私でも美味しくいただける。
プロヴァンスのハーブを使った熟成豚の生ハムもとても美味しい。
美味しすぎて食べすぎ注意の自家製のふすま(小麦の外皮)のパンと、蝦夷鹿のスネ肉のリエット。
このパンが本当に美味しくて、本当に食べ過ぎてしまい、困るレベル。笑
ジビエ料理を邪魔しないように軽く作られてて、ほのかな甘さと独特の食感がたまらない。
3品目は、私が大好きな5種の「ELEZO」特製シャルキュトリーの盛り合わせ。
放牧豚のハム、蝦夷鹿のモルタデッラ(キノコ、ピスタチオ)、蝦夷鹿のテリーヌ、蝦夷鹿の生サラミの5種。
お邪魔する度にいただいているが、相変わらず、めちゃくちゃ美味しい。
個人的には蝦夷鹿のモルタデッラと生サラミがすごく好き。
特にサラミはずっと苦手で食べなかったのだが、生サラミがこんなに美味しいのか!と知ったのは「ELEZO」さんのおかげ。
付け合わせは北海道野菜のピクルスとレンズ豆のサラダ。
前菜が終わったところで、高橋シェフから本日のお肉の説明。
真っ白い塊は、なんと短角牛の腎臓で、白い塊の中を開けると、いわゆる見たことのあるコロコロした腎臓がいっぱい詰まっている。牛の腎臓、初めて見た・・・。
その他、事前にリクエストしていた放牧豚のハンバーグや蝦夷鹿のカメノコなども!
貸切で人数がいっぱいいるからこそできる塊肉や特別メニューが盛りだくさん。
4品目は、天然キノコをたっぷり使った香り良いオムレツ。これもめちゃくちゃ美味しい。
5品目は、大好きな放牧豚のハンバーグとキングブロッコリーの素揚げ。
自他共に認めるハンバーグ好きの私がこれまで食べたハンバーグのマイベスト3つの中に入れているハンバーグの1つが、「エレゾゲート」さんのこの放牧豚のハンバーグ。
ハンバーグが美味しいことは言うまでもないのだが、付け合わせの素揚げのキングブロッコリーがめちゃくちゃ美味しくて、ブロッコリー史上No.1の美味しさだった。
6品目は、狩猟も「ELEZO」専属の猟師さんが徹底したルールと管理で行い、狩猟から加工まで全てを食肉集団「ELEZO」が行っている3歳雌の蝦夷鹿のもも肉のロースト。
付け合わせはロワール産のホワイトアスパラガス。
本来、こんなに血が出ていると臭みが出て食べれないのだが、血が甘くて旨いというか、血が全く気にならない鹿肉。
超絶新鮮な鹿肉と、シェフのものすごい調理技術と火入れとがなせる業。
「エレゾゲート」さんの鹿肉は私の中のNo.1。
7品目は、短角牛の腎臓を使った「ロニョン・ド・ヴォー・オ・シャブリ」。
ニンニクやエシャロットを使って風味良く内臓をクリーム煮込みにする料理。
濃厚な味わいがご飯ともお酒ともよく合う。
8品目のデザートは、北海道・豊頃町の美味しい牛乳を使ったレモングラスミルクプリン。
レモングラスで香り付けをした牛乳に、甘味あるミルクプリンの組み合わせ。
レモングラスミルクが美味しすぎて、プリンを食べ終わる前に飲んじゃったりするのでw、いつも特別にミルクは多めでもらっている。(なので、通常はもう少しミルクは少ないです)
貸切会、最高だった。
人数が決まってて、メニューが同じで、人数が多いからこそできる料理もあるので、通常のアラカルトとは違う高橋シェフの料理が食べれて、本当に良い会だった。またぜひやりたい。
高橋シェフ、素敵な会をありがとうございました!!
■「エレゾゲート」
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by meshi-quest
| 2024-05-29 08:08
| 六本木・麻布・赤坂