三鷹「kuval」へ行く。
仲良くさせてもらっている三鷹のフレンチビストロ「kuval」(クバル)でディナー。
ミシュラン1つ星のジビエフレンチの名店「ラチュレ」の創業メンバーとして活躍されていたシェフ久原さんが独立して始められたお店。
5月のコースをいただく。
1品目は、鹿血のブータンノワールタルト。
元々は、ブータンノワールはあまり得意ではないのだが、「kuval」さんのこのブータンノワールタルトは食べれてしまう。
鹿血を全く感じさせない、甘さ控えめのカカオタルトを食べている感じで、すごく美味しい。
2品目は、新玉ねぎと蟹のパンナコッタ。
上からはレモンのオイル、下の緑色のものはバジルのソース。
3品目は、桜鱒のレアグリル。そら豆のソースと共に。
4品目は、ランド産のホワイトアスパラガス。
シンプルに茹でて、クラッシックなオランデーズソースと、たっぷりの炙った桜えびの組み合わせ。
5品目は、平目のウィーン風香草パン粉焼き。パン粉の中に蕗の薹を練り込んでいる。
ちなみに、春から初夏の時期、どこのお店も蕗の薹を使われるのだが、365日外食をしていると、1週間ずっと蕗の薹みたいなことが多々ある。(蕗の薹に限らず、だけど)
すごく好きな食材であれば1週間でも2週間でもいいのだけど、個人的に蕗の薹は1,2回でいいくらい。
今回のお料理は、蕗の薹を全面に出さずに、パン粉に混ぜて、ほのかに感じるくらいになっていて、平目やソースの美味しさがメインになっており、私としてはすごく好きな感じというか、好きな蕗の薹の使い方だった。
6品目は、コースとは別に私が大好きでいつもシェフが用意しておいてくれる「お楽しみ」の、2年氷室熟成男爵を使ったフライドポテト。
めちゃくちゃ甘味があって、単にフライドポテトというには勿体ないくらい、上品で高級なフライドポテト。
7品目は、骨付き仔牛のロースト。
仔牛はいわゆる牛肉とは全く違っていて、ブラインドで食べたら上品な鶏肉と答える人もいそうなくらい、優しくてまろやかで柔らかくて、とても美味しい。
付け合わせはアスパラソバージュと、ソースはフォンドヴォーとジロール茸。
デザートの合間に、氷室熟成のフライドポテトをお代わり。笑
8品目は、グレープフルーツと馬告(マーガオ)のデザート。
グレープフルーツのソルベ、マーガオのアイス、ココナッツのチュイル、蜂蜜のパンナコッタの組み合わせ。
これまでは奥様の春ちゃんがパティシエールなのでデザートは春ちゃんが作っていたが、昨年6月に吉祥寺に「simonne」というデセールBARをオープンしたので、現在「kuval」のデザートはシェフが作られている。
食後の小菓子は洋酒が効いたレアチーズケーキ。
「kuval」さんが4周年を迎えられたので、「kuval」さんをイメージしたスワッグを作り、プレゼントさせていただいた。
店内に木のナチュラルな感じと、要所要所に黒の金具があるので、木と黒を組み合わせたスワッグにしている。
真ん中には印象的なバンクシャーを置いて、古木を組み合わせた。
現在、「kuval」さんの入口看板横の目立つところに飾っていただいているので、お近くの方はお立ち寄りいただき、ぜひ実物を見ていただけたら嬉しい。
いつも応援ありがとうございます。
ついに「メシクエLV34」の本が出ました!!
■「お人良し (おひとよし) 〜女性プロデューサーが365日外食するわけ〜」
【Amazon書籍10部門で1位!】
【Amazon書籍5部門でベストセラー!】
Kindle版は100円にて購入できます!
ミシュランフレンチ「シンシア」オーナーシェフ石井さんの3時間に及ぶ、食と料理の対談も収録。
↓↓
■「メシクエLV34」インスタ
メシクエには載せていないお店や内緒の話はインスタでやってます!
コチラ↓↓
by meshi-quest
| 2024-05-20 08:07
| 中央・総武線その他