【全メニュー制覇&写真付き】五反田「ここにもとだか」へ行く。
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【写真&解説付き】「メシクエLV34」主宰をしている成沢理恵が2024年7月25日開業の渋谷駅直結大型商業複合施設「渋谷サクラステージ」フードホールのフードプロデュサーに就任しました。フードホールの各店の写真や解説を載せていますので、ぜひご覧ください。
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懇意にさせていただいている予約3年待ちの東京No.1『食堂』で、
「孤独のグルメ」で一躍名前が知られた五反田の大人気和食店「食堂とだか」が
満を持して4号店目となるアラカルト中心の新店舗「ここにもとだか」をオープンさせた。
オーナー戸高さんのご厚意で、オープン5日目にテーブル貸切会をさせていただいた。
なお、私の貸切会でオープン初の全メニュー制覇をしたので、本「メシクエLv34」に全メニュー写真付きで詳細のレポートをさせていただいている。
今後「ここにもとだか」に行こうと思っている方はぜひご参考いただけると幸い。
まず、場所だが、4/26(金)にグランドオープンした五反田JPビルディングの1階の「五反田食堂」という横丁(フードコート)の中にある。
「ここにもとだか」はキッチンを囲むように作られたカウンターメインの居酒屋で、1卓だけ8人掛けのテーブル席がある。
今回は戸高さんのご厚意でこのテーブルの貸切をさせていただいた。
GW中はプレオープンも兼ねて、主に戸高さんの友人や本店「食堂とだか」の常連さんが呼ばれており、この期間はオーナー戸高さんも奥様も、各店の店長クラスのスタッフもみんな「ここにもとだか」のサポートで集まっていた。(GW明けからは戸高さんも本店へ戻る)
「ここにもとだか」のメニューはこんな感じ。
カウンター上に書かれた黒板メニューと、その時の旬の食材を使った季節メニューから選べる。
本店「食堂とだか」の現在の名物料理や、最近は出していない過去の名物料理、「ここにもとだか」だけの限定メニューもあり、それがアラカルトで注文できるのはなかなか贅沢。
かわいい小皿は、本店「食堂とだか」と同じ。
箸置きは、実は私が仲良くさせていただいている京都の人気酒器店「酒器今宵堂」さんを戸高さんにご紹介させていただき、「ここにもとだか」メニューの居酒屋短冊箸置きを特注で作ってもらったもの。
こうして東京と京都でご縁が繋がり、お店で実物を見れるのは感慨深い。
居酒屋短冊の箸置きは全10種あるので、ぜひ「ここにもとだか」に行った方は箸置きにも注目いただけると嬉しい。
飲み物もビール、日本酒、ハイボール、ワインなど各種揃っている。
本店「食堂とだか」で人気の「生おろしジュース」もあって嬉しい。
みんなは名物ドリンクの「とだビアーノ」(ビールとオレンジジュース)と人気の生おろし小松菜、私は本店でもよく飲ませてもらっている大好きな生おろしいちごで乾杯!(いちごは季節限定)
では、ここから「ここにもとだか」(5/2現在)の全メニューを写真付きでご紹介したいと思う。ちなみに、提供された順のそのままで掲載してるので、前菜、メイン、〆などの順番は気にしないでいただきたい。
これから「ここにもとだか」に行くことをご検討されている方、「ここにもとだか」が気になっている方は、ぜひご参考にしていただけたら嬉しい。
まず、本店「食堂とだか」でもコースの必ず最初に出てくる名物料理「ウニ・オン・ザ・煮玉子 いくら乗せ」(1個800円)。
いつもは1人1個の小皿で出てくるのだが、「ここにもとだか」はアラカルトなので、8人で頼むとこんな長皿で出てくる。
こんなに並んだ「ウニ・オン・ザ・煮玉子」を見たのは初めて。笑
数の子といぶりがっこのポテサラ(900円)と、ザーサイと白滝のペペロンチーノ(800円)。
ポテサラもザーサイも、昔よく本店「食堂とだか」で出て来ていた名物料理の1つ。懐かしい!
最近は、常連さんも行き過ぎてて、名物を食べ過ぎているので(笑)、新メニューに代わってしまってて、久しぶりにいただけて嬉しい。
枝豆とブルーチーズの白和え(1200円)と、モロヘイヤとトマトのお浸し(800円)。
ブルーチーズの白和えは少しハチミツを掛けていただくのがオススメ。
季節メニューの桜マスのフライ(1500円)と、牛もつの茶碗蒸し(800円)。
桜マスの下には香り良い実山椒のタルタルソースが敷かれている。
牛もつの茶碗蒸しは1,2年前から本店「食堂とだか」コースに登場した人気メニューで、濃厚な牛もつとニラの風味で口の中でもつ鍋を食べているような感じになる。お酒に合う茶碗蒸し。
ブリアゴのから揚げ(600円)と、銀ダラのみりん焼き(1800円)。
ブリアゴはまさにブリのアゴのお肉で、ジューシーで肉厚で、とても美味しい。紙に包んでそのままかぶりつく。
本店でも名物の甘納豆チーズは、本店では料理の合間の箸休めとして1口サイズになっているが、「ここでもとだか」では「甘納豆チーズタワー」(1200円)として登場。
そして、美味しくて、また生おろしいちごを飲む。
「トダチキ辛」(800円)と出汁巻きたまご(900円)。
本店でも名物の「トダチキ」の辣子鶏(ラーズーチー)バージョン。「辛」となっているが、唐辛子は主に香り付けなので、そこまで辛くはない。
エビマヨ(1600円)と肉豆腐(2500円)。
エビマヨは本店コースにはないメニューで、辛いのが好きな方は後から足せるようになっている。
肉豆腐は本店でも人気メニューだったもので、肉豆腐という言葉には収まらないくらい大きな牛肉がたっぷり入ってて、とても美味しい。
イカとアスパラのアンチョビ炒め(1800円)と、季節メニューの花山椒と和牛のしゃぶしゃぶ(2500円)。
イカとアスパラの炒めは本店では見たことないので、おそらく「ここにもとだか」限定メニューだと思われる。
花山椒と和牛のしゃぶしゃぶは、花山椒の季節の時には本店のコースでも大きな土鍋でやってくれていた料理。いい出汁が出ている。
梅とゴーヤのピクルス(800円)と、長芋のワサビ漬け(700円)。
レモンの白和え(700円)と、里芋のから揚げ(800円)と、実山椒タルタル(600円)。
レモンはそのままでも美味しい「レモネード」という食べられるレモンを使用。
里芋のから揚げは、実山椒のタルタルを付けて食べるとより美味しい。
季節メニューからフグの白子和え(2000円)と、白子焼き(1600円)。
季節メニューから小エビの唐揚げ(1000円)と、ゴボウ豆腐(800円)。
ゴボウ豆腐は本店でも人気のメニューで、胡麻豆腐のゴボウバージョンのような感じ。ゴボウのいい香りが口いっぱいに広がる。
胡麻豆腐とトマトの揚げ出し(800円)と、うなぎ焼き(3800円)。
どちらも本店「食堂とだか」でも出てくる人気メニューの1つ。
「ここにもとだか」店長さんが炊き立ての羽釜のご飯を見せに来てくれたところで、〆に突入!
これは絶対外せない、「食堂とだか」名物の「牛ご飯」(1500円)。
ジューシーで旨味たっぷりのすき焼き風の牛肉が、炊き立てのご飯の上にたっぷり乗った牛丼。
本店「食堂とだか」と遜色ない味で、これがアラカルトで食べられるのは幸せ。絶品!
先に頼んだ「うなぎ焼き」と合体させて、うな牛を作る猛者も登場。笑
これまた本店名物の「とだカレー」(1500円)と、貝汁煮麺(1200円)。
「とだカレー」はこれでもか!というくらい肉たっぷり&旨味たっぷりのガッツリ系の〆で、貝汁煮麺は貝の優しい出汁が出ているサッパリ系の〆。
いい眺め。笑
実山椒ミートソースパスタ(1600円)と、梅冷麺(1200円)と、「体に良いみそ汁」(300円)。
ミートパスタは肉だけでなく実山椒もたっぷり入ってて、お酒飲んだ後にさっぱりいただける大人なミートソース。
梅冷麺は本店でも人気の〆の麺で、梅の感じがちょうどいいというか、強すぎず、出汁が効いたつゆとの相性もすごくいい。
みそ汁は蟹から出汁が取られてて、中にモロヘイヤやワカメも入ってて、体に良さそうな最後に飲みたい一杯。
デザートは2種類で、「とばプリン」(600円)と、いちご大福(600円)。
本店「食堂とだか」のデザートは、季節のフルーツを使った大福で、いちごの季節は特に大人気。
「とばプリン」は「ここにもとだか」限定のデザートで、いい感じの固さと、たまご感がしっかり出てて、好きな味のプリンだった。
ちなみに、飲食業界に詳しい人だと気づくのだが、「ここにもとだか」の隣は元「sio」の鳥羽シェフプロデュースのお店。
なので、この「とばプリン」というメニューを見ると、「お?」と思う人もいるかもしれないが、これは「ここにもとだか」の店長さんが偶然にも「鳥羽さん」という名前なので、そうなっているとのこと。
以上、全メニュー完食!!!
オープン5日目にして、めでたく初の全メニュー制覇チームになりました。笑
戸高さん、「ここにもとだか」オープンを本当におめでとうございました!!
これからも応援しています!
なお、「ここにもとだか」の予約状況と予約方法だが、5月は満席。
6月以降の予約は【5/13(月)20:00】スタートで、【トレタweb予約】からとなる。以降も同様とのこと。
予約困難店の新店なので、新店舗も予約困難になることは想定されるが、本店よりも席数も多く、アラカルトでもあるので、本店よりも可能性は高いと思う。
料理も美味しく、メニューも豊富なので、ぜひ多くの方に「ここにもとだか」の美味しい料理を味わって欲しい。
いつも応援ありがとうございます。
ついに「メシクエLV34」の本が出ました!!
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by meshi-quest
| 2024-05-07 08:08
| 山手線その他