渋谷「EMME エンメ」へ行く。
ミシュランと並ぶフランスのグルメ誌「ゴ・エ・ミヨ」にてパティシエ賞を獲得された経験を持つパティシエール延命寺さんのお店、
アシェットデセールBAR「EMME エンメ」のデザートコースイベントにお邪魔させてもらった。
「EMME エンメ」では、通常のメニューとは別に、期間限定＆人数限定で季節に合わせた特別デザートコースイベントをやっていて、常連にお声がけしてくれる。
今回は春のデザートコースということで、春に旬を迎える食材をたくさん使ったデザートが出てくる。
まず1品目は、「筍と鰆のサモサ」から。
デザートコースの1品目は、必ずデザートへの導入になるような軽食からスタート。
インドの軽食サモサをベースに、中には長岡京の筍、田ぜりを詰めて揚げている料理。
周りにも田ぜりと日向夏、ソースは焼き筍のソースと、田ぜりのソースの2種。
2品目は、「花見大福パフェ」。
桜が散って、葉桜に代わろうとしているピンクとグリーンの風景をイメージしたお花見パフェで、
中にはスナップエンドウのアイス、グレープフルーツのソース、求肥、桜のクランブルに、今が旬の美生柑を合わせている。
ほのかな酸味と甘味のバランスがすごくいい食べやすいパフェ。
ペアリングはアルコールか、ノンアルかが選べて、この日はノンアルペアリングを選択。
合わせるドリンクは、八女茶をベースに、グレープフルーツとトマトのコンソメを加えたもの。
3品目は、「チーズスフレなオムレット」というアシェットデセール。
モンサンミッシェルの名物のオムレットをイメージして作ったデザートだそう。
フワフワのチーズスフレオムレットに、旬のピーチパイン、ホワイトアスパラガスを挟み、
ハーブのソース、たっぷりのパルミジャーノ、ココナッツミルクアイスの組み合わせ。
合わせるドリンクは、浅煎りコーヒーをイメージして作ったドリンクとのことで、
薄めに出したコーヒーに、パイナップルやライムの組み合わせで、ほのかな酸味と香りを出している。
4品目は、「苺とマンゴーのガトー」。
自家製のミルフィーユ生地に、石井農園さんの苺と、マンゴーのムースリーヌ、
付け合わせに和紅茶とバラのアイスの組み合わせ。
苺がバラ科の果物なので、バラとの相性もとても良く、春の花畑にいるかのような香りの良いデザートだった。
合わせるドリンクは、枇杷茶にカカオニブやマンゴーを入れて煮出したホットティー。
5品目は、ミニャルディーズ。
新ごぼうのディグレ（チョコチップ入りのフランスの焼き菓子）と、枇杷とグレープフルーツのパブロヴァ。
不定期で行われるこのデザートコースは、通常の「EMME」のアシェットデセールやパフェでは食べられない、ある意味、実験的でチャレンジングなデザートもあったりして、デザートのラボにお邪魔している感じでとても楽しい。
スタッフのパティエさん、パティシールさん達が持ち回りでやっていて、楽しんでデザートを創作している感じが伝わるデザートコース。
いつも応援ありがとうございます。
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by meshi-quest
| 2024-04-25 08:08
| 渋谷・神泉
