名古屋・栄「ザ・タワーホテルナゴヤ」に泊まる。
1954年創業の登録有形文化財に指定されている名古屋テレビ塔。
テレビ塔としての役目を終え、廃業後、日本を代表するデザイナーさん達の手でオシャレなラグジュアリーホテルに生まれ変わり、
5つ星獲得の世界初のテレビ塔ホテルとなった「THE TOWER HOTEL NAGOYA」(ザ・タワーホテルナゴヤ)に泊まってきた。
結論から言うと、本当に素晴らしいホテルで、ここ最近で一番気に入ったホテル。
特に名古屋はなかなか定宿にしたいホテルが見つからず、泊まっては替えるを繰り返していたのだが、今後の名古屋は個人的にはザ・タワーホテルナゴヤ一択かなと思っている。
名古屋中心街の栄駅の近くにある公園の中に名古屋テレビ塔は立っている。
新幹線が停まるJR名古屋駅からもタクシーで15-20分くらいで、アクセスもいい。
そのテレビ塔の脇のところに、「ザ・タワーホテルナゴヤ」の入口があり、エレベーターで上にあがる。
ここがレセプション。
デザイナーさん達が手がけたホテルだけあって、レセプションからしてオシャレ。
ロビーはこんな感じ。
シンプルで、シックで上品で、変な華美さもなくて、とても落ち着く。
元々のテレビ塔の面影を残すように至るところに鉄柱をそのままむき出しにしていて、それがまたカッコいい。
ホテル全体は禁煙だが、奥に喫煙所がある。
私自体はたばこは吸わないのだが、ホテルのスタッフさんが部屋が面白いので良かったらぜひ!と見せてくれた。
ロビーから奥は宿泊者のカードキーのみで入れる場所となる。
プロジェクターでデザイナーさんの作品が投影されている宿泊者限定のラウンジ。
考え事をしたり、ゆっくりお茶を飲むのにとてもいい感じ。
部屋は全部で15室あり、部屋によって手掛けたデザイナーさんも、内装も、広さも異なっている。なので、かなり部屋選びは悩む。
部屋の写真を見て、部屋の間取りや広さなども鑑み、造形・映像作家のさわひらき氏がデザインされたフォレストコーナースイートに宿泊することにした。
一番の決め手になったのは、黒とグレーを基調としたシックでカッコいい内装。すごく好みの雰囲気。
他の部屋はポップだったり、華美だったり、私の個人的な好みでないところも多かった。
あとは、57㎡という広さと、キングベッドが入っていたことも良かった。
部屋の中は公園が一望できる大きな窓がグルっと部屋を囲むように付いていて、テレビ塔のちょうどお腹の部分に泊まっている感じがすごくする。
部屋にはゆったりできるソファがあり、デザイナーのさわひろきさんのデザイン集や映像作品も飾られている。
オシャレなデザイン事務所に遊びに来たような気分。
部屋の作りが面白く、いわゆるよくあるホテルの長方形とか正方形ではなく、半円というか、テレビ塔のお腹の部分を囲むように部屋がある。
半円全部に大きな窓があり、調光も良く、公園や町を見渡すことができる。
ベッドルームというか、ベッドエリアというかはこんな感じ。
5つ星だけあって、キングベッドもいいベッドを入れてて、寝心地もとても良かった。
寝心地、超大事。
リビングとベッドルームを繋ぐ間に、ハイチェアのテーブルがあり、これがすごく役に立って、
滞在中はここでMacBook広げて、お茶飲みながら仕事をしていた。
ソファだと前かがみになってしまい、PCを長時間やるのに疲れてしまうので、こういうカウンターテーブルがあるのはすごく助かった。
ちなみに、ドリンクはバルミューダのポットでお湯を沸かして、日本茶、紅茶、珈琲などが飲める他、
冷蔵庫のノンアルジュースは無料でいただけるようになっている。グァバジュースが入ってたのが珍しい。
飲み物までもが凝ってて、オシャレ。
洗面所と浴室が広くて、オシャレで、使いやすかったのも素晴らしかった。
ここ最近泊まったホテルで一番好きな感じのバスルーム。
余談として、バスローブの肌触りがすごく良かった。
それもそのはずで、高級ホテルで採用されている「ガルニエティエボー」のバスローブで、普段はあまり使わないのだが、気持ちがいいので滞在中のお風呂上りに使わせてもらっていた。
アメニティーもものすごくこだわっていて、「エッフェオーガニック」が揃っていて、香りが良く、肌にも優しいので、私も家でも一部使っているものなので嬉しかった。
入浴剤も「エッフェオーガニック」で香りが良くて、とてもいい。
細かい話を言うと、ボディータオルも素晴らしかった。
高級ホテルでさえ、ボディータオルは見落としてるというか、泡立てただけでヨレヨレになるようなものもあり、
普段は旅行用のセットの中にちゃんとしたものを入れて持って行ってるので、ホテルのアメニティーは使わないのだが、
「ザ・タワーホテルナゴヤ」のボディータオルは、なんと三重県「おぼろタオル」の二重袋織りガーゼタオルを採用していて、ものすごく使いやすく、体に優しい肌触り。
こんなにアメニティーにこだわってて、しっかり質が良いものが揃ってるホテルは初めてかも。
ホテルのアメニティーがイマイチすぎて、いつも自分で持ち込んでたけど、こんなに自分の持ち込みを使わなくて良かったホテルは初めて。
どれだけ部屋や備品にこだわっているかが、部屋の中にあるホテルガイドに書かれてて、普段こういうのは見ないのだけど、ここまでこだわりが詰まっているとむしろ面白くて、読みごたえがあり、楽しく読ませてもらった。
到着して、しばらく部屋でくつろいでいるとウェルカムドリンクと小菓子を持ってきてくれる。
お茶とお菓子が横の並びでペアリングされている。
奥から煎茶にバニラの香り付けしたものは、自家製のカヌレとマドレーヌと共に。
真ん中は煎茶にレモンの香り付けをしたもので、クッキーやレモンのパート・ド・フリュイ(ゼリー菓子)と共に。
手前はほうじ茶にローズの香り付けをしたもので、こちらもクッキーやローズのパート・ド・フリュイ(ゼリー菓子)と共に。
名古屋タワーがライトアップされ、すっかり夜仕様になった。
真っ赤な東京タワーもいいけど、夜に映える真っ白な名古屋タワーも美しい。
もうここまででも十分なくらいこのホテルが気に入ってて、素晴らしいと思っていたのだが、
夜に、さらにこのホテルに泊まって良かったなあと思う出来事が!
まずは、宿泊者専用フロアの本棚のところへ。
なんとここが隠し扉になっており、展望フロアへ向かうエレベーターが出現する。
なんと22時以降は宿泊者のみがテレビ塔の展望フロアに行けるようになる。
展望フロア貸切!!!
全15室のスモールホテルなので、そもそも宿泊者全体数が少ないため、展望フロアにも人がおらず、私一人で貸切状態となった(感激)。
なんか営業終了後の、本当は入ってはいけない場所に入っているような背徳感もあって、より楽しいw。
さらに、上のスカイバルコニーへ。
いい夜景。
決してフロアが広いわけでも、景色として高いわけでもないけど、こんな景色を独り占めできるなんて、最高。
来て良かった。泊まって良かった。
グッドモーニング!
良い部屋、良い風呂、良いベッド、良いアメニティーで、朝から快適な目覚め。
ロビー横にあるレストランで朝食をいただく。
ちなみに、レストランの入口も本棚が隠し扉になっている。
レストランのデザインも、私が泊まらせていただいた造形・映像作家のさわひらき氏によるもの。
この方の世界観好きだな。落ち着く。
朝食は、まずは愛知のトマトジュースから。
朝食は、愛知県を含む東海三県の地場食材をふんだんに使った和定食で、
種類も豊富で食べ応えもあり、どれも美味しかった。
普段、東京の家にいる時には朝食は一切食べないが、旅先とかだと食べることがある。
そして、食べるからにはちゃんとしたご飯を食べたい派なので(簡易ならむしろ食べなくてもいいくらい)、
しっかりと朝食を出してくれるのはこちらも食べる気になるというか、滅多に食べないだけに嬉しい。
ご飯はバーミキュラで炊き上げてくれる岐阜の高級ブランド米「龍の瞳」。
ご飯のお供に、名古屋コーチンTKGのサービスがあり、東海三県の老舗醤油店から厳選した醤油を好きなものを選べるようになっているのが楽しい。
食後の小菓子までちゃんと付いてくる。
さらに、お腹いっぱいでもお持ち帰りできるように、ビニール袋も用意してくれるのが嬉しい。
何から何まで素晴らしくて、ホテルに泊まるためだけにまた名古屋に来ても良いなと思うくらい良かった。
あえて・・・、本当にあえて1つ言うとすれば、部屋のこのオシャレスイッチが、付いてるのか消えてるのかよく分からない仕様になっていることくらい。
微妙に沈んでいるボタンはスイッチがオンになってるものと思われる。笑
部屋も素晴らしく、スタッフの方もホスピタリティーに溢れてて、長期間滞在したくなるホテル。
こういうホテルがもっと日本に増えてくれればいいなあと思う。
またぜひ泊まりに行きます。スタッフの方とも仲良くなって約束したので、必ず。
■「THE TOWER HOTEL NAGOYA」(ザ・タワーホテルナゴヤ)
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by meshi-quest
| 2024-03-04 08:08
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