蒲田「鳥久」へ行く。
蒲田に用事があったので、その帰りに蒲田駅前にある鳥専門の弁当の名店「鳥久」でテイクアウト。
芸能人が選ぶロケ弁のNo.1に選ばれたり、ダウンタウンの松本人志さんをはじめ色んな芸人さんが「鳥久」をテレビやYouTubeで取り上げていて、
今や昼過ぎには売り切れるような大行列人気店となっている「鳥久」だが、
私は生まれも育ちも蒲田で、これ蒲田住民あるあるだと思うけど、子供の頃は普通におやつ感覚で家にあって、
子供ながらに「ちょっと変わった色の、クセになる美味しいから揚げだなあ・・・」とは思ってたけど、
すごく日常の1つだったので、大人になって蒲田を出てから、こんなに人気になっていることを知った。
子供の頃はよくママと買いに来てたし、よく食べていたけど、蒲田出てからは蒲田まで来るのが遠いので、何を買うか迷う。
「鳥久」に来るのも久しぶりだが、雰囲気も変わっておらず、あの時のまま。懐かしさあって、いいなあ、ここ。
まずはもちろん、特製から揚げ(200g、600円)から。
一口から揚げとか、2枚入りとかあるけど、「鳥久」から揚げは大きいままかぶりつくのが美味しく、全然1パック食べれる量なので、200gくらいがオススメ。4枚くらい入っている。
このたっぷり付いた独特の白い粉(笑)。
この片栗粉を見ると、鳥久キタ――(゚∀゚)――!!という気がする。
鳥肉もさることながら、しっかり味が付いた衣が美味しい。
元々仕出し屋さんなので、冷めていることが前提で、むしろ「冷めている方が美味しい」のが「鳥久」から揚げ。
たまにレンチンする人がいるが、いわゆるから揚げと違うので、レンチンはオススメしない。
冷たい方が美味しいし、温めると油が出てしまって、この旨さのバランスが壊れる。
今も昔も、相変わらず、美味しい。私の中のから揚げのNo.1。
次に、「鳥久」名物のから揚げが1枚入ったから揚げ弁当(800円)。
おかずがいっぱい入った幕の内や特製弁当とかもあるが、元蒲田住民として色々と食べてきた結果、
実はシンプルにこの「から揚げ弁当」が一番美味しいし、一番から揚げの美味しさを感じられるし、これで十分だと思う。
から揚げは、今回から揚げ単品とお弁当のから揚げと食べ比べて見て思ったこととして、
見た目も美味しさも一緒だが、若干、お弁当の中のから揚げの方が味が濃く、この1枚でしっかり白飯を食べれるような仕様になっている気がした。
葉物の緑などは一切加えず、全体的に彩り度外視の潔いまっ茶色な弁当だが、「茶色は正義」という名言を体現してるようなお弁当で、
これを食べると、実は時間経つとヘナヘナになるような緑物は弁当に不要なのではないかとすら思う。
特徴的なのは甘く味付けされたジャガイモの煮物。
結構甘めの味付けで、本来であれば白飯と合わなさそうなのだが、この弁当で重要な役割を果たしており、から揚げや肉団子や焼売を食べた後に、このジャガイモに自然と手が伸びる。
計算尽くされた完璧な仕出し弁当。
「鳥久」を食べる度に思うこととして、冷たいご飯は基本は美味しくないはずなのに、冷たいのにこんなに美味しいのは本当に不思議。
現在、蒲田とお隣の蓮沼しかないのが本当に残念で、都内でもっと店舗増やして欲しい。(なんなら出資したいくらい)
■「鳥久」
いつも応援ありがとうございます。
ついに「メシクエLV34」の本が出ました!!
■「お人良し (おひとよし) 〜女性プロデューサーが365日外食するわけ〜」
【Amazon書籍10部門で1位!】
【Amazon書籍5部門でベストセラー!】
Kindle版は100円にて購入できます!
ミシュランフレンチ「シンシア」オーナーシェフ石井さんの3時間に及ぶ、食と料理の対談も収録。
↓↓
■「メシクエLV34」インスタ
メシクエには載せていないお店や内緒の話はインスタでやってます!
コチラ↓↓
by meshi-quest
| 2024-02-03 08:08
| 蒲田