京都・祇園「祇園びとら、」へ行く。
懇意にさせてもらっている人気京都フレンチ「祇園びとら、」でディナー。
昨年2023年冬に、同じ祇園内ではあるが移転&リニューアルオープンをし、以前よりも広い席にて、内容もパワーアップしてスタートをしている。
コースはおまかせコース。
色んな種類を食べてもらって、お酒のつまみにもなるように、小皿料理が続くスタイル。
1品目は、胃を温めるためのしじみの出汁から。
2品目は、ウニとケンサキイカのオープントースト。
3品目は、鹿肉のメンチ。
白味噌と奈良漬けのディップを付けていただくのだが、すごく美味しい。付け合わせは、野性の香り良いクレソン。
4品目は、肝とクリームチーズを合わせた蒸し鮑。
5品目は、選べるカルパッチョ。
イシガキダイを選択。合わせるのは坊ちゃんかぼちゃのスライス。
タイとかぼちゃが想像以上に合ってて、ビックリ。カルパッチョの手作りソースも美味しかった。
6品目は、ほうじ茶で燻した黒毛和牛のロースト。
最後に肉を出すと、お腹いっぱいになってて美味しく食べられないという考えから、コースの中盤にお肉を出すのが「祇園びとら、」さんの特徴。
肉はメインディッシュではなく、コースの1つ。
7品目は、名物の「祇園びとら、」缶に入った自家製キャビア佃煮。
ズワイガニと聖護院かぶらのムースと一緒にいただく。
8品目は、柚子釜の雲子(白子)のムニエ。
柚子のいい香りと白味噌の甘味がいい感じの白子のムニエル。
9品目は、クエと花びら茸とブラウンしめじのコンソメ小鍋。いい出汁が出てる!
ここからはコースに無いのだが、もっと食べたいのでシェフのおまかせで小皿料理を出してもらった。
10品目は、私の大好物の「和牛のなめろう」。
「祇園びとら、」さん以外で食べたことがないので、まさに名物料理と言っても良いと思う。
炙った和牛を目の前で叩いて、薬味と合わせ、海苔に巻いてくれる。
これ、「びとら、」さんともよく話しているのだが、この料理は正直全く映えない(笑)。
なので、美味しさは行って食べてもらうしかないのだが、
私が「びとら、」に通い続けて、毎回コースの中に入れてもらっているくらい、とんでもなく美味しい。
牛肉のアイディア料理として、素晴らしい出来。
11品目は、生食ができる河内鴨。
12品目は、ウスバハギの塩焼き。オリーブオイルと塩胡椒で。
13品目は、賄いで出していたという神戸牛ビーフシチュー。
奇をてらわない王道の濃厚なビーフシチューで好みの味。
レギュラーメニューになって欲しいくらい、とても美味しい。
自家製の牛乳パンと、自家製金時人参ドレッシングのクレソンサラダ付き。
14品目は、「祇園びとら、」さんに来る度にお願いをしている3種の大根ご飯。
この日は「紅くるり」「紅しぐれ」「緑だいこん」の3種。
色鮮やかで美しいだけでなく、出汁とバターに大根の甘味が加わり、ものすごく美味しい。これは必食。
ご飯のお供は、牛肉の赤ワインしぐれ煮、昆布とエリンギのトリュフ炒め、トリュフの香りを纏わせた生卵など。
15品目は、塩レモンチーズケーキと、目の前で点ててくれるお抹茶。
これだけ色んな種類の料理が出てきて、足りない時にはアドリブでアラカルトも出してくれて、〆のご飯もたっぷりあって、満足度の高いコース。
移転リニューアルでパワーアップしている「祇園びとら、」さんの、今後さらなる新メニューがとても楽しみ。
■「祇園びとら、」
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by meshi-quest
| 2024-02-02 08:08
| 京都