京都「祇園びとら、」へ行く。











懇意にさせていただいている京都・祇園の人気京フレンチ「祇園びとら、」でディナー。


「祇園びとら、」は近所ではあるが祇園白川への移転リニューアルが決まっており、


今の祇園北での営業最後のラストランにお邪魔させてもらった。


京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_15545980.jpg
京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_15550421.jpg
















おまかせコース1品目は、長谷川農園さんの香り高いマッシュルームを使った冷たいポタージュから。


私の大好きな「L'Arco Rùbeo」(ラルコ ルベオ)をいただく。


普段は置いてない入手困難なイタリアの赤ワインのだが、私が来る時にはいつも用意しておいてくれる。ありがたい。


京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_15552584.jpg
京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_15553078.jpg
京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_15551392.jpg
















2品目は、名物の「びとらのキャビア缶」




料理に合わせて好きなタイミングでお客さんがキャビアを乗せるスタイルだったが、


今年からキャビア缶は残しつつも、出し方や内容を変えて、


キャビアに、京都で作られている新鮮な山羊チーズと、ハマグリの泡を合わせた前菜風になった。


京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_16003381.jpg
京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_16003703.jpg
京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_16004230.jpg
















3品目は、三陸の迷い鰹のたたき。


昆布醤油とナッツのドレッシングと、京都で取れた野草の薬味でいただく。


京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_16042018.jpg
京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_16042532.jpg
















4品目は、ヒラメパパイヤの春巻。


サッパリとした白身のヒラメに、トロピカルなパパイヤが合っていて、春巻と言っても重くなく、軽く前菜で食べれる感じ。


京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_16043976.jpg
京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_16044414.jpg
















5品目は、黒毛和牛のサーロインの藁焼き。


赤万願寺のピューレと空心菜のソテーの付け合わせ。


通常、肉料理はコースの最後に来ることが多いが、そうなるとお腹いっぱいになってしまうお客様も多く、


またコースの固定概念というか、どこも同じが面白くないので、「びとら、」では真ん中で肉が出るw。


4品目の春巻の合わせもそうだし、5品目のコースの真ん中で出るサーロインもそうだが、


「お約束」じゃないというか、チャレンジ精神があり、型破りで、いつ来てもワクワクがあって楽しいのが「祇園びとら、」の魅力だと思う。


私のように365日外食しているような人間だと、型が一緒だと、細部が違っても、「だいたい同じ」に見えてきてしまうことがあり、


こんな私でもちゃんと違うと感じられて、ワクワクを提供してくれるのはスゴイと思う。


京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_16050436.jpg
京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_16050902.jpg
京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_16051703.jpg
京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_16052521.jpg
京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_16054058.jpg
京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_16054846.jpg
















6品目は、琵琶マスアボカドのタルタル。


ほんのり柚子胡椒の風味。


上からはたっぷりのシャンパンいくら


京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_16182004.jpg
京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_16183739.jpg
京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_16183141.jpg
















7品目は、私の大好物で、いつもコースに入れてもらっている名物の「和牛のなめろう」


炙った和牛を目の前で叩いて、薬味と合わせ、海苔に巻いてくれる。


これ、「びとら、」さんともよく話しているのだが、この料理は正直全く映えない(笑)。


そして、この和牛のなめろうの美味しさと、海苔の組み合わせのバランスは、絶妙すぎて、文章で説明が付かないw。


なので、美味しさは行って食べてもらうしかないのだが、


私が「びとら、」に通い続けて、毎回コースの中に入れてもらっているくらい、とんでもなく美味しい


牛肉のアイディア料理として、素晴らしい出来。


ぶっちゃけ、もう映えなんて10周くらい周ってるだろうから、あえて映えないくらいがちょうどいいし、むしろこの料理の能ある鷹は爪を隠してる感があって良い気がする。


京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_16184778.jpg
京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_16185948.jpg
京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_16190900.jpg
京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_16191627.jpg
京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_16192519.jpg
















8品目は、金目鯛のお椀。


鯛で丁寧に取った鯛白湯に、ほうれん草の組み合わせ。


京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_16263685.jpg
京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_16262472.jpg
京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_16264273.jpg
京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_16265046.jpg
















9品目のご飯は、但馬れんこん四角豆(うりずん豆)の炊き込みご飯。


この時期、旬の松茸やキノコや秋刀魚を使ったご飯が増えてくる中、


この組み合わせで出してくれるお店はなかなかないので、新鮮。


京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_16270598.jpg
京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_16271499.jpg
京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_16285039.jpg
京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_16290557.jpg
京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_16291072.jpg















「びとら、」ではご飯をいっぱい美味しいく食べて欲しいという想いから、


ご飯のお供が色々と用意されている。


牛肉の赤ワインしぐれ煮、昆布エリンギのトリュフ炒め、トリュフの香りを纏わせた生卵など。


個人的に、昆布とエリンギの炒め物がものすごく好みの味で、半皿くらいあっという間に食べてしまった。


京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_16291788.jpg
京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_16292277.jpg
京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_16292834.jpg
















10品目は、山科勧修寺のぶどうのコンポート。


甘すぎず、ちょうどいい口直しになる、大人のコンポート。


京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_16350887.jpg
京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_16350391.jpg















11品目は、葛プリン


上には発酵無花果のソース。


京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_16352681.jpg















最後に小菓子


移転リニューアルは2023年の11月上旬になる予定とのこと。


新生「祇園びとら、」でどんな料理に出会えるのかとても楽しみ。


リニューアル後の予約もさせていただいたので、リニューアル新店の料理もぜひ「メシクエ」にてお楽しみ。


京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_16375024.jpg
京都「祇園びとら、」へ行く。_f0232060_16351554.jpg













■「祇園びとら、」
















いつも応援ありがとうございます。



ついに「メシクエLV34」の本が出ました!!



■「お人良し (おひとよし) 〜女性プロデューサーが365日外食するわけ〜」

【Amazon書籍10部門で1位!】
Amazon書籍5部門でベストセラー!】


Kindle版は100円にて購入できます!
ミシュランフレンチ「シンシア」オーナーシェフ石井さんの3時間に及ぶ、食と料理の対談も収録。
↓↓





■「メシクエLV34」インスタ

メシクエには載せていないお店や内緒の話はインスタでやってます!
コチラ↓↓

















by meshi-quest | 2023-10-02 08:08 | 京都
プロフィール
ゲームプロデューサー
成沢 理恵
「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」シリーズで知られる㈱スクウェア・エニックスを経て、 現在、ちゅらっぷす株式会社取締役、兼、ゲームプロデューサー。

ヒマさえあれば、国内、海外を食べ歩き、遊び歩く、生粋の遊び人。

その経験は、ゲームづくりにも活かされている、はず……。
以前の記事
カテゴリ
お知らせなど
検索
タグ
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
最新の記事
大阪・中崎町「喫茶アカリマチ..
at 2025-03-22 08:07
北参道「LITA リタ」へ行く。
at 2025-03-21 08:07
麻布台「Dining33」へ..
at 2025-03-20 08:04
西荻窪「和食なない」へ行く。
at 2025-03-19 08:07
京都・祇園「祇園 山地陽介」..
at 2025-03-18 08:05
京都・烏丸御池「御菓子丸喫茶..
at 2025-03-17 08:07
吉祥寺「喫茶うろひびこ」へ行く。
at 2025-03-16 08:07
大阪・難波「一芳亭 本店」へ..
at 2025-03-15 08:06
大阪・北新地「名前のない政次..
at 2025-03-14 08:07
魔王生誕祭in渋谷サクラステ..
at 2025-03-13 08:08