赤坂「焼肉天壇」へ行く。1965年創業の京都・祇園にある京焼肉の名店「焼肉天壇」の東京赤坂支店にてランチ。 京焼肉の最大の特徴は、肉を出汁に付けていただくこと。 東京ではタレに漬け込んだ肉をさらにタレに付けていただくが、 京都の、特に老舗焼肉店では、必ず出汁が出てきて、それに肉をサッとつけて、余分な油を少し落として食べる。 京都では「おとし」と呼ばれていたりもするが、 私も頻繁に京都出張をするようになるまでは全く知らなくて、東京の焼肉店では見たことがなかったが、 京都で食事が増え、「おとし」を経験することが増えたら、焼肉はこの食べ方がいいんじゃないかと思うようになってきて、むしろ気に入ってる。 肉にしっかり味がついてるので、出汁で落としても味は薄くなるわけではなく、むしろ出汁が足されて美味しくなる。 「天壇」は、東京で「おとし」が経験できる貴重な焼肉店の1つ。 赤坂店は場所柄もあってか、個室が充実しており、一人で行っても個室に案内してくれて、ランチから一人焼肉を満喫できる。 しかも、かなり優秀なロースターを使っているので、煙もほとんど吸い込んでくれるので、髪や服の匂いを気にしないで食べられるのもすごくいい。 「天壇」はロースが有名なので、上ロースランチ(1650円)を注文。 赤身とサシのバランスが良く、いわゆる真っ赤なロースではなく、ロースがジューシーで美味しい。 追加で、ハーフ中落ちカルビ(650円)ともやしナムルを注文。 ハーフサイズが充実していて、気軽に肉の追加ができるのもありがたい。 「おとし」が美味しいなー。 東京でも肉を出汁に付ける京焼肉文化が流行って欲しいなあと、心から願う。 ■「天壇」 いつも応援ありがとうございます。 ついに「メシクエLV34」の本が出ました!! ■「お人良し (おひとよし) 〜女性プロデューサーが365日外食するわけ〜」 【Amazon書籍10部門で1位!】 【Amazon書籍5部門でベストセラー!】 Kindle版は100円にて購入できます! ミシュランフレンチ「シンシア」オーナーシェフ石井さんの3時間に及ぶ、食と料理の対談も収録。 ↓↓ ■「メシクエLV34」インスタ メシクエには載せていないお店や内緒の話はインスタでやってます! コチラ↓↓
by meshi-quest
| 2023-11-21 08:08
| 六本木・麻布・赤坂
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