茅場町「Neki」へ行く。
茅場町にある人気ビストロ「Neki」(ネキ)でディナー。
オシャレな外観と内装が印象的で、店内も若いお客さんが多い印象。
前から知り合いのシェフからオススメされていたのだが、
なかなか東側に行く機会が無かったのと、L.O.が19:00の21:00閉店ということもあり、
タイミングが難しかったのだが、ようやくお邪魔させてもらった。
メニューは10品の1コースのみで、メニューは食材だけが書かれていて、
スタッフの方が料理と共に内容を説明してくれるようになっている。
ちなみに、この形式のメニューのお店も増えてきて、
色んなシェフの話を聞くと、内容が分からなくて困るというお客さんもいるようだが、
食材だけ見てワクワクしながら待つ楽しみがあって良いというお客さんもいて、
おそらく食べ慣れている人にとってはこっちの方が嬉しいだろうな、と思う。良い悪いではなく。
1品目は、ガラムマサラで風味付けされたトウモロコシをトルティーヤで挟んだアミューズ。
2品目は、スイカのガスパチョをカカオバターで固めたアミューズ。
ドリンクは、ライムとハーブのコンブチャを注文。
コンブチャが大好きで、メニューにあると、ほぼ必ず頼む。
コンブチャは、日本人馴染みの昆布茶ではなく、発酵菌とお茶と砂糖を加えた発酵飲料のこと。
そこに店舗ごとにいろんな味付けをして、飲みやすくしているもの。
発酵の風味に、ライムやハーブの爽やかさが加わり、高級なポカリスエットみたいな味わい。
3品目は、枝豆の冷製ポタージュ。
オレンジピールとミントオイルの香り。
4品目は、ハマチを使ったカルパッチョ風。
ソースはオクラとクレソンの梅マヨソースと、枝豆の発酵フロマージュソースの2種。
5品目は、サザエとシシトウのショートパスタ、ジェノヴェーゼ。
6品目は、勝浦の太刀魚のフリット。
ソースは海老のビスク、付け合わせは焼き茄子のタプナードとズッキーニ。
7品目は、ヒラメのソテー。
付け合わせはホワイトアスパラガス、
ソースは、しらす、ケッパー、エストラゴンを合わせた焦がしバターソース。
ドリンクを追加。
凍頂烏龍茶とローズマリーのコンブチャをいただく。
個人的にはこちらのコンブチャの方がお茶とハーブの味と香りのバランスが良くて好きかな。
8品目は、京都の七谷鴨のグリル。
付け合わせは根セロリのソテー、ソースはモリーユ茸のクリームソース。
七谷鴨の骨で出汁を取ったスープと共に。
9品目は、梅ソースといただく桃のソルベ。
10品目は、レモンのソルベとパイナップルのコンポート。
最後の小菓子は、ジャスミンとレモンのフィナンシェ。
全体的にとても丁寧に作られてて、美味しく出来ていて、魚も肉もバランス良く、見た目にも美しく、人気があるのも分かるビストロ。
ホールのお姉さんの接客も丁寧で、居心地も良かった。
ただ、胃袋や脳への引っ掛かりがないというか、すごく綺麗に丁寧にまとまっているだけにあまり驚きはなく、
また繰り返し食べたくなるようなスペシャリテのような料理もなかったので、
単発で女子会だったり、記念日だったりにお邪魔するような用途があってそうなビストロ。
■「Neki」
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by meshi-quest
| 2023-08-28 12:30