西荻窪「和食なない」へ行く。懇意にさせていただいている、 静かにお酒と料理に向き合える人気和食屋「和食なない」さんで夕食。 「和食なない」さんのお通しが名物で、 季節を表す方式の1つである「七十二候」に基づき、 その日の「七十二候」の名前や内容に合わせて、大将がお通しを作っている。 この日は、「夏越の祓」(なごしのはらえ)という名前で、 1年の半年となる6月30日付近に、半年の間に身に溜まった穢れを落とし、残り半年の無病息災を祈願する神事が行われる。 6月は旧暦では水無月と言い、「水無月」という和菓子を食べて、無病息災を願ったりする。 この水無月という和菓子に似せて作った「水無月豆腐」という料理もあり、 今回の「なない」さんのお通しは、くずと胡麻で作った水無月豆腐。 胡麻の香りとモチモチ感がたまらなく、絶品! 大好きなので山盛りでもらったバイ貝の煮付けと、 本鮪戸呂の炙りと九条葱のお椀。 バイ貝が美味しくて、あればあるほど食べてしまうw。 お椀は、葱と鮪で「ねぎま」鍋のイメージで、濃いめの醤油出汁でいただく。 私が京都のグルメな方からいただいた京都舞鶴のブランド万願寺「万願寺甘とう」を「なない」大将の中川さんにもおすそ分け。 美味しい万願寺を使って、特別に2種の料理を作ってくださった。 1つは、小鮎のから揚げ。 鮎もさることながら、鮎の付け合わせになっている万願寺唐辛子と発酵麹を合わせたペーストがめちゃくちゃ美味しかった! この万願寺のペースト、瓶とかに詰めて売って欲しいくらい。ご飯でも、豆腐でも、何でも合いそう! 2つ目は、素焼きにした万願寺と、夏野菜を合わせた冷やし鉢。 甘くて大きな万願寺はそのまま焼きで味わって、冷やし鉢と一緒にさっぱりと。 卵が大好きなので、出汁巻き玉子と、納豆オムレツ。 「なない」さんの名物の鴨シリーズ。 鴨と季節の果物を合わせて焼き上げてくれるメインディッシュ。 この日は鴨とメロン。 焼いたメロンがちょっと斜め上を行く美味しさで、鴨との相性もすごくいい。 ご飯は、熟成鰤の柚子棒寿司。 熟成させて旨味をしっかり引き出した鰤と柚子の棒寿司で、見た目よりもずっと食べやすくて、軽くて、この量もペロリ。美味しい! 最後のデザートは、そら豆のブリュレ。 甘さ控えめで、そら豆の香りが口いっぱいに広がる。 甘いものが好きで、作るのも大好きという大将の手作りデザート。 デザートはなかなか時間がかかるので、ある時とない時があり、あったらラッキー。ぜひ食べていただきたい。 ■「和食なない」 いつも応援ありがとうございます。 ついに「メシクエLV34」の本が出ました!! 【Amazon書籍10部門で1位!】 【Amazon書籍5部門でベストセラー!】 ■「お人良し (おひとよし) 〜女性プロデューサーが365日外食するわけ〜」 Kindle版は100円にて購入できます! ■「メシクエLV34」インスタ メシクエには載せていないお店や内緒の話はインスタでやってます!
by meshi-quest
| 2023-07-10 08:08
| 西荻窪
|
最新の記事
|
ファン申請 |
||