京都・桂「くいしんぼー山中」へ行く。
京都は牛肉文化の町で、鶏より、豚より、圧倒的に牛肉だ。
よく京都に行く人は知っていると思うが、
優しい和食や京料理の店も多い一方で、
牛カツ屋、すき焼き、焼肉、そして、ステーキのお店も多い。
そんな中、京都でステーキハウスと言うと必ず名前の挙がる1軒、
1976年創業の近江牛をメインとした人気老舗ステーキハウス「くいしんぼー山中」でディナー。
昨今少なくなってきている本格的なステーキハウスで、
近江牛ロースステーキコース(22000円)をいただく。
オーナーシェフの山中さんが目の前で肉を切ってくれる姿を見ながら、料理を待つ。
まず1品目は、じゃがバターから。
ステーキの付け合わせではなく、コース最初に単品で出てくるのは珍しい。
2品目は、近江牛のローストビーフ。
3品目は鮎魚女(あいなめ)のポワレ。
本格的ステーキハウスで魚料理が出てくるのが意外だったが、
山中シェフ曰く、「釣りが好きで、魚も好きなの」とのことw。
4品目は、山中シェフのスペシャリテ、近江牛コンソメの煮凝り。
コンソメが冷製なのも珍しいが、煮凝りになってて、ゼリー状なのも珍しい。
近江牛の旨味をギュッと閉じ込め、とてもクリアで綺麗な色をしたコンソメ。
5品目は、メインディッシュの近江牛のサーロインステーキ。
結構、肉に脂が入っているが、厳選された最高級近江牛を使っているので、
この脂からは想像できないくらい軽くて、食べやすく、胃もたれがしない。
箸休めに昆布の佃煮が出てくるところが京都っぽいというか、老舗な感じw。
6品目は、追加で注文した「くいんぼー山中」特製の近江牛ハンバーグ。
「くいしんぼー山中」が桂という京都の中心部からちょっと離れた場所にあり、
なかなか来る機会も少ないので、お邪魔したみんなでせっかくなのでハンバーグも注文。
真ん中が空洞になっていてドーナッツ状になっており、その中に卵が入っている。
7品目は、山中シェフ手作りという苺のカスタードタルト。
ステーキコースの食後のデザートで丸一個ケーキが出てくるとは思わなかったw。
色々と歴史を感じ、意外性も多く、驚きの連続のステーキハウスだった。
■「くいしんぼー山中」
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by meshi-quest
| 2023-04-25 08:05
| 京都