原宿「シンシアブルー」へ行く。
未利用魚、持続可能な漁場、責任ある管理をしている養殖場など
オーナーシェフである石井さんが力を入れている
サステナブルシーフードをコンセプトにしているカジュアルフレンチ「シンシアブルー」でディナー。
本店の「シンシア」と違い、「シンシアブルー」ではブッフェ方式を採っており、
冷菜、温菜、メインまで食べた後で、冷菜と温菜はお代わり自由となっている。
作り置きのような前菜ではなく、ちゃんと注文を受けてから焼いたり仕上げてくれて
本店の「シンシア」さながらの料理が楽しめる。
まずは、冷菜から。
前菜はその日の入荷されるシーフードによって変わる。
本日は、カリフラワーと生ハムのスープ、
ビンチョウマグロと蕪、神経締めイカと根セロリのサラダ、
オキアジのカルパッチョ、ローストビーフ。
蟹味噌のバーニャカウダもすごく好き。
蟹味噌のソースがエンドレスで野菜食べれてしまうほど美味しい。
「シンシアブルー」の名物の1つ、うさぎの最中。
「シンシアブルー」がオープンした時からずっと最中はうさぎだが、今年卯年にいただくのはなんだか縁起いい。
最中の中はフォアグラとイチジク。これもお代わり自由（驚）。
次に温菜。
ミシマオコゼのソテーと春菊のソース、タラのペニエ、
海老のカダイフ、燻製銀鮭の低温ローストとオランデーズソース、
栗の甘露煮とイチジクの自家製パン。
前菜の中に一口ご飯もあり、本日は牡蠣のご飯。
私が牡蠣を食べれないことをシェフが知っているので、
特別に熊肉とセリのスープご飯を用意してくれていた（感涙）。
全くクセのない上品な牛肉を食べているような、美味しい出汁のスープご飯。
ありがとうございます！
ノンアルドリンクも、アルコールも飲み放題。
「シンシアブルー」のノンアルジュースがめちゃくちゃ美味しいので、
来る度にいつもジュースをいただいている。
どれも迷うくらい美味しいのだが、個人的には温州蜜柑の組み合わせが一番好き。
・温州蜜柑×パッションフルーツ×花山椒×シナモン
・梅×巨峰×ローズヒップ
・洋梨×エルダーフラワー×フェンネル
メインディッシュは、「シンシアブルー」のスペシャリテ「鯛のたい焼き」。
鯛の白身をたい焼き型のパイ包み焼きにして、あさりのクリーミーなソースでいただく一品。
本店のミシュランフレンチ「シンシア」でも「鯛のたい焼き」はスペシャリテになってて、
「シンシア」では付け合わせやソースが異なる。
通常のブッフェでは出てこないが、
2020年の「シンシアブルー」のクラファンに参加したお客様だけがいただける
特別なブイヤベースらーめん。
このブイヤベーススープは、本店「シンシア」の〆のストウブご飯にも出てくるが、
麺で食べられるのは「シンシアブルー」だけ。めちゃくちゃ美味しい！
最後のデザートは、苺と蓬。
苺のショートケーキをイメージして作られた一品で、
スポンジの上に苺と練乳のシャンティー、
ゴールドヴィルマという樹木と日本酒を合わせたソース。
2020年のコロナ禍真っただ中の大変な時期にオープンをされたが、
ミシュランフレンチ「シンシア」の味が気軽に食べれて、
しかも、フレンチでは異例のお代わり自由なブッフェスタイルということもあり、
連日多くのお客様が来ていた人気店だった。
この度、2/23（木）を持って残念ながら閉店が決まったが、
ポジティブなお話で、今度北海道に出来る日本ハム球場の「北海道ボールパーク」にて、
3月より100席近くあるメインダイニング「シンシアノード」をオープンされ、
そちらに「シンシアブルー」スタッフが移られるための閉店。
「シンシアブルー」のオープン時のクラウドファンディングにも参加させていただき、
個人的に思い出深いレストランの最後にお邪魔できて、スタッフの皆さんにも挨拶ができて良かった。
本当にお疲れ様でした！
美味しかったです！！
そして、次は北海道で！！！
いつも応援ありがとうございます。
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by meshi-quest
| 2023-02-26 08:08
| 原宿・代々木
