京都・祇園四条「肉料理おか」へ行く。「肉料理おか」さんは毎月変わる面白い料理テーマが魅力で そのテーマからどんな料理が出てくるのか想像してワクワクするのだが、 今回、年末にお邪魔させていただいた時のテーマは、「岡からのお歳暮」。 岡さんからの「お歳暮」は、なんかすごそうだw。 1品目は、冬らしく湯豆腐から。 湯豆腐と言っても、岡さんの湯豆腐は普通の湯豆腐ではなく、 おぼろ豆腐に、大根おろしと北海道産のウニがたっぷり乗った湯豆腐。 2品目は、「岡からのお歳暮」の1つ目。 お歳暮と言えば「ローストビーフ」と言うことで、 近江牛のウチモモを使った自家製ローストビーフ。 上には、ひしおと柚子胡椒。 3品目は、「岡からのお歳暮」の2つ目。 お歳暮と言えば、「麺類」ということで、 岡さんが自ら目の前で仕上げてくれる熟成肉の肉素麺を使った通称「おかヌードル」。 熟成肉を細く麺のように切って、自家製のめんつゆと、薬味と和えていただく。 緑色のものは、半年熟成した抹茶と、とろろを合わせたもの。 4品目は、「冬至」をテーマにした一品。 「冬至」と言えば「柚子風呂」なので、 柚子を利かせて、近江牛を出汁のお風呂に浸からせたような一品。 中には熟成させた百合根も。 京丹後の竹野酒造の市場には流通していない幻の日本酒「陰翳 in-ei」といただく。 5品目は、25日熟成の熊本の放牧豚「走る豚」のトンカツと、 35日熟成の近江牛シャトーブリアンを使ったビフカツの2種盛り。 ご飯が食べたくなる揚げ物天国w。 6品目は、コースにはないのだが、 近江牛ロースとタンの昆布締め刺。 岡さんが研究している肉の昆布締めシリーズの一品。 魚の昆布締めあっても、肉の昆布締めは初めて食べた。 肉を昆布で締めるのは不可能という肉屋さんもいるくらいの難しい技術とセンスを要するものだが、 すごく柔らかく、美味しく、色良く、肉と昆布の香りが共存出来てて、驚いた。 7品目は、北海道完全放牧野性牛「ジビーフ」の肉団子の粕汁。 粕は、京丹後「竹野酒造」さんの幻の日本酒「niki」の酒粕を使用。 中には聖護院大根と九条葱。 まろやかで、深い旨味があり、牛肉の肉団子のコクと粕の香りがものすごく合ってて、 私の酒粕汁史上、No.1の粕汁だった。 8品目は、口直しの柚子ゼリー。 柚子がいい香りで、口直し用ではないくらい美味しいw。 9品目は、熟成肉の食べ比べ。 この日は、北海道の十勝わか牛のタンと、 25日熟成の鹿児島県の経産牛のリブロースと、 40日熟成の滋賀県の近江牛のランプの3種。 旨み、食感、香り、全てが違う、牛の多様性を感じる「肉料理おか」さんならではの食べ比べ。 10品目は、コースにはないのだが、 「肉料理おか」に行く度に事前予約注文をしている大好きな熟成肉の特製ハンバーグ。 本日の割合は、8割が近江牛、2割が経産牛。 この熟成肉のハンバーグが濃厚で美味しくて、 1人で300gをペロリと食べてしまう。 ハンバーグに合わせて炊いてもらった炊き立てご飯と共に。 ご飯も3杯くらいはお代わりする。 11品目は、食後のデザートのプリン。 キャラメルの代わりに昭和49年熟成の本みりんを上からかける。 通常のお客さんもお帰りになられた後で、 岡さんとお店のスタッフとお友達だけでお疲れ様会。 コッペ蟹(香箱蟹)を出してもらった。 熟成肉のコースの最後の最後に、デビルのようなコッペ蟹いただくw。 「肉料理おか」さんの料理が美味しくて、楽しくて、そして、居心地良くて、 離れた土地の京都にこんなにお邪魔できるお店が出来たのはありがたい。 ■「肉料理おか」 いつも応援ありがとうございます。 ついに「メシクエLV34」の本が出ました!! 【Amazon書籍10部門で1位!】 【Amazon書籍5部門でベストセラー!】 ■「お人良し (おひとよし) 〜女性プロデューサーが365日外食するわけ〜」 Kindle版は100円にて購入できます! ■「メシクエLV34」インスタ メシクエには載せていないお店や内緒の話はインスタでやってます!
by meshi-quest
| 2023-01-17 08:08
| 京都
|
最新の記事
|
ファン申請 |
||