京都・烏丸「きう」へ行く。
岡山にある予約取れない鮨屋「ひさ田」が京都に移転をし、
名前を変えて京都でも大人気で予約困難店になっている鮨割烹「きう」で食事。
カウンター5席ほどのカウンターのみの小さな店内で、
基本は貸切ベースで、目の前で大将が料理を振る舞ってくれる。
1品目は、本つぶ貝と菊花。
土佐酢のジュレの組み合わせ。
2品目は、とろのづけ。
甘辛いコチュジャンを使った味付けで、ワサビと共にいただく。
3品目は、トウモロコシと新銀杏の組み合わせ。
最中の中に甘いトウモロコシのピューレと銀杏が乗っていて、
最中で挟んでいただく前菜。
4品目は、太刀魚の塩焼きと、
ホワイトバルサミコのソースとフィンガーライム。
5品目は、煮帆立と冬瓜の組み合わせ。
上には山形の郷土調味料「あけがらし」。
6品目は、鶏つくね。
中には雲丹が入っていて、上には吉田牧場のチーズをたっぷりと。
7品目は、鹿児島県の黒毛和牛のざぶとん。
白玉ねぎと、ハラペーニョピクルスの組み合わせ。
この白玉ねぎがすごく甘くて、クセなくて、美味しかった。
8品目は、16種のスパイスが入った薬膳カレー。
中には黒胡椒の生麩が入っている。
9品目は、うなぎの白焼き。
蒸してからオリーブオイルを塗って焼き上げているのだそう。
10品目は、にぎり。
スミイカとマツカワガレイから。
まぐろとイシカゲ貝（東京だとイシガキ貝）。
まぐろは大きく、シャリがまぐろに包まれているようなにぎり。
とろのづけと、ノドグロ。
最後は「きう」名物の大将久田さんのきゅうりの巻物。
巻物を出すときに目を隠して、悪い人ポーズで（笑）。
きゅうりはぬか漬けになっており、中にはカンボジアの胡椒が入っている。
11品目は、白味噌を使ったグリーンカレー。
中には麺と無農薬のレタス。
グリーンカレーのスパイシーさが白味噌のまろやかさで中和されている。
12品目は、吉田牧場のカマンベールを使ったチーズケーキと、
「山崎」で香り付けした大人の食後のフレッシュハーブティー。
このチーズケーキがちょっと驚くほど美味しかったのと、
ハーブティーとウイスキーって合うんだなあという発見。
「きう」さんはよく「鮨」というジャンルで語られることがあるが、
実際はつくねも出て、カレーも出て（しかも薬膳カレーとグリーンカレーの2つもｗ）、
鮨割烹というか、創作料理というか、
大将久田さんが美味しいと思うものを出してくれるノンジャンルなお店なんだと思う。
今回の「メシクエ」の写真が出てきた料理の流れ通りなので、
にぎりの前にも後にもカレーがあって、きっと好き嫌いは分かれるとは思うが、
独特な久田さんワールドを、久田さんと一緒に楽しむお店なんだと思う。
■「きう」
いつも応援ありがとうございます。
ついに「メシクエLV34」の本が出ました！！
【Amazon書籍10部門で1位！】
【Amazon書籍5部門でベストセラー！】
■「お人良し （おひとよし） 〜女性プロデューサーが365日外食するわけ〜」
Kindle版は100円にて購入できます！
■「メシクエLV34」インスタ
メシクエには載せていないお店や内緒の話はインスタでやってます！
by meshi-quest
| 2022-11-08 08:06
| 京都
