赤坂「赤坂 おぎ乃」へ行く。











ミシュラン1つ星獲得の


予約の取れない日本料理店「赤坂おぎ乃」にて、


今宵も大将荻野さんの季節感溢れる芸術的なお料理をいただく。


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更新がちょっと遅くなってしまったが、


葉月(8月)のテーマは、


蓮は泥から美しい花や美味しい蓮根を作っていて、


不純を取り除く力があることから、仏教でも極楽浄土と関係が深い植物。


迎え酒は、自家製の梅ジュース


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1品目は新潟の茶豆を使ったすり流し。


茶豆と昆布と豆乳のみで作っていて、


乳製品は使っていないのにすごくクリーミー。


茶豆のいい香りが口いっぱいに広がる。


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2品目は、蓮の葉の上に乗ったじゅんさいを使った前菜。


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蓮の下のグラスに車海老イシガキガイ


芋茎蓮根のくず餅が入っており、


蓮が水を弾く様が美しいのでそれ見ていただけるように


大将の荻野さんが自ら蓮の葉を取って、


お客様のグラスにじゅんさいを注いでくれる。


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3品目は、オコゼ翡翠茄子と、


削りたての鰹節の一番出汁を使った「おぎ乃」さん自慢の絶品椀。


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4品目のお造りは三重のメイチダイから。


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続いて、熊本天草の黄金鱧


「おぎ乃」さんでは、鱧は湯引きをせずに、


香りや味を感じられるように温かいまま出してくれる。


鱧は身の形を引き立たせるように冷水に漬けるところが多いが


「おぎ乃」さんで温かい鱧をいただいてから、鱧は温かい方が好きになった。


自家製の梅のソースも、酸っぱすぎず、ちょうどいい。


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最後のお造りは、の藁焼き。


自家製の玉ねぎ醤油が秀逸で、ものすごく美味しい。


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5品目は、自家製豆腐雲丹を合わせたもの。


団扇のお盆に乗っているのが夏らしい。


甘味ある豆腐と雲丹がすごく相性がいい。


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6品目は、対馬の煮穴子


中にはじゃが餅と、上には木の芽


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7品目は、太刀魚の塩焼き。


合わせるのは「みどり酢」と呼ばれる、キュウリとお酢を合わせたもの。


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8品目は、マナガツオの天ぷら。


香り良いあおさと大根おろしの餡かけが掛かっている。


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9品目は、季節を表現したジオラマのような名物の八寸


葉月(8月)はをイメージした葉の緑と花のピンクが映える盛り合わせ。


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八寸の中身は・・・


蒸し鮑の肝だれ


・香川のオリーブ牛のまるしんの焼きしゃぶ


無花果の白ワイン蒸し 白味噌ソースがけ


のあずき煮


アオリイカカラスミ


ゴールドラッシュのすり流し


シャインマスカットの白和え


シルクスイートの素揚げ


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10品目は、毛蟹ハナサキガニと冬瓜の煮物。


2種類のカニ身をたっぷり使った豪華な一品。


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11品目は、2種の〆のご飯。


まずは、名物の大将荻野さんが炭焼きしてくれるの蒲焼の鰻ご飯


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2つ目のご飯は、ノドグロ野口蓮根大葉の炊き込みご飯。


ノドグロの旨味と脂がしっかりご飯に染み込んでて、ものすごく美味しい。


高級ブランド蓮根の「野口蓮根」もとても甘くて美味しい。


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12品目は、自家製の実山椒のミルクアイス。


実山椒のいい香りと、ミルクの甘味がとても合う。


「おぎ乃」さんの自家製アイスはちょっとビックリするくらい美味しい。


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13品目は、山梨のブランド桃「大統領」


フレッシュとコンポートの2種類で。


本日も最初から最後まで、ワクワクが続く美味しい料理だった。


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■「赤坂 おぎ乃」













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プロフィール
ゲームプロデューサー
成沢 理恵
「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」シリーズで知られる㈱スクウェア・エニックスを経て、 現在、ちゅらっぷす株式会社取締役、兼、ゲームプロデューサー。

ヒマさえあれば、国内、海外を食べ歩き、遊び歩く、生粋の遊び人。

その経験は、ゲームづくりにも活かされている、はず……。
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