京都・祇園四条「Gibier MIYAMA」へ行く。
祇園四条の大通りから、
道と分からず通り過ぎてしまいそうな細い路地に入ったところにある
ジビエ専門店「Gibier MIYAMA」で食事。
京都北山にあったジビエ料理専門店
「Ristorante miyama162」が2020年に移転され、
京都の山間にある美山から届く新鮮なジビエを使った料理を祇園四条で届けている。
店内は目の前の囲炉裏を囲むように作られたカウンターのみで、
目の前でジビエが焼けていく様子と香りを楽しみながら、食事ができる。
コースのメニュー構成がとても面白く、
まず紫の台の上に乗っているメニューのジビエ料理が4品出てきて、
その4品を食べた後は、紫色の台の下にある
もう1つの隠れメニューの中から、
好きなものを好きなだけ注文できるハーフオーダーシステムになっている。
中華ではオーダーシステム式を取っているものを見かけるが、
フレンチでこんな構成をしているレストランは初めてだw。
しかも、写真の通り、ものすごい品数で、
・前菜16品
・メイン4品
・〆のご飯物4品
・デザート7品
全てが食べ放題。
どれをどれだけ食べてもコース料金に含まれている。
まず1品目は、FIXメニューの中にある美山の鮎の塩焼きと白味噌から。
鮎の苦みに、白味噌の甘味がよく合ってる。
2品目は、栃の葉で包んだ鶉の飯蒸し。
中にはえんどう豆と日野菜。
3品目は、美山の猪の春巻。
春巻の中にはセリが入ってて、ハーブのような香りがする。
付け合わせはほのかな苦みが美味しい野生のクレソン。
4品目は、若猪のグリル。
実山椒のソースと、付け合わせはヤングコーン。
5品目以降は、紫の台の下のメニューの中から
好きなものを好きなだけ注文をする。
全て小皿サイズで出てくるので、平均して7~8品くらい注文する人が多いそう。
中には1晩で全メニュー制覇した人もいるらしい(驚)。
コース最初からずっとメニューを眺めてたのだが、
最後の最後までどれにしようか悩む・・・。
頼む優先順位を決めないと、きっと途中で食べれなくなりそうw。
まずは、海老クリームコロッケと、
鰻の炭火焼きから。
「まずは」と書くのが申し訳ないくらいw、
本来はメインになってもいいくらいの料理が小皿でバンバン出てくる!
鮑のフリットと、
マナガツオ炭火焼きのカラスミ掛け。
箸休めに日野菜と胡瓜の浅漬け。
鴨ワンタンスープと、
鹿のカツレツ。
高千穂牛の炭火焼きと、
牛タンシチュー。
月の輪グマとフォアグラのハンバーグ。
メインは何としても4種全部食べたくて(笑)、
量を少なめにして、全種類いただいた。
〆もせっかくなら4品全部食べたかったのだが、
さすがにお腹いっぱいになってしまい、鴨そばのみで断念・・・。
〆のメニューの中にあった
「ダックオーバーライス」というのが気になったのだが、
他の人が頼んだものを写真撮らせてもらった。
鴨肉とチーズがオーバーライスしている〆のご飯。
デザートも出来れば全部食べて見たかったが、
ピスタチオのアイスと生姜ミルクジェラートのみで。
アイスもジェラートも、濃厚ですごく美味しかった!
シェフの世界観の中で、シェフが考えるコースをいただくのもいいが、
その日の気分や胃の状況に合わせて、食べたいものを選ぶのは楽しい。
■「Gibier MIYAMA」
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by meshi-quest
| 2022-07-22 08:08
| 京都