赤坂「赤坂 おぎ乃」へ行く。












ミシュラン1つ星獲得の


予約の取れない日本料理店「赤坂おぎ乃」にて、


今宵も大将荻野さんの季節感溢れる芸術的なお料理をいただく。


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弥生(3月)のテーマは、雛祭り


3月末にお邪魔したので、


ちょっと「メシクエLV34」の公開時期も含めて遅れてしまったが、


一応3月の大きなの時事イベントは雛祭り。


雛祭りの桃の節句にちなんで、迎い酒は女性の厄払いの意味もある白酒で。


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1品目は平安時代に弥生の月に行われたという


「曲水の宴」という貴族の行事にちなんで、


おしどり(雄、雌)のかわいい小鉢から。


おしどりの器の中には白魚の卵とじが入っている。


その横には色鮮やかな緑が印象的なウスイマメのすり流し。


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2品目は、赤貝さよりと春の旬菜12品のお浸し。


空豆、こごみ、ぜんまいなど、春のほんのり苦味のある野菜のさっぱりとした一品。


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3品目は、車海老の真薯と蓬麩と生木耳のお椀。


削りたての鰹節の一番出汁を使った「おぎ乃」さん自慢の絶品椀。


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4品目のお造りは、桜鯛アオリイカ


桜鯛はピンクの桜塩で、


アオリイカは大将の荻野さんによる魔法のような細工包丁によって、


ものすごく柔らかく、甘く、イカとは思えない食感になってる。


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続いてのお造りは、京都・舞鶴のメジマグロ


黄身醤油と長芋と海苔の佃煮でいただく。


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最後はほっき貝


煎りたての、ものすごく香りのいい胡麻がたっぷりかかってる。


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5品目は、ハマグリの茶碗蒸し。


上にはたっぷりの青海苔餡


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6品目は、ノドグロの柚庵焼きと京都の


ノドグロの上には揚げた蕗の薹がかかっていて、


柚庵焼きの甘みに、ほんのりと苦味がアクセントになってる。


筍も美味しかったなあ。ホクホクしてる。


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7品目は、季節を表現したジオラマのような名物の八寸


弥生(3月)のテーマは「雛祭り」


明かりをつけましょ、雪洞(ぼんぼり)に・・・ということで、


雛祭りにちなんだ菱形のお盆の上に、八寸雪洞が乗っている。


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この雪洞(ぼんぼり)、実は和紙ではなく大根で出来ている。


大根を美しい脈が和紙の繊維にように透けて見えている。


2年前、「赤坂おぎ乃」さんが3月にオープンし、


ご縁あってオープンの2日後にお邪魔させていただいて、


そこからの長くて太い縁になっているが、


そのオープン最初の時に出してくださったのもこの大根の雪洞で、


ものすごく感激し、荻野さんの感性に驚かされたことを思い出す。


3月は私の誕生日月でもあったので、私にとっての思い出の一品。


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八寸の中身は・・・


・葱のぬたと北海道余市のあん肝


・ほうじ茶でじっくり炊いたなまこともずく


香川オリーブ牛のいちぼの治部煮と九条ネギ


ホタルイカと独活のきんぴら


サクラマスの手毬寿司


筋子


シルクスイートの素揚げ



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8品目はトラフグの白子と北海道産ホワイトアスパラ


上には自家製カラスミとちり酢。


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9品目は、高級甘鯛「シラカワ」のうろこ揚げ。


上には旬の野蒜(ノビル)の素揚げ。


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10品目は2種の〆のご飯。


まずは、名物の大将荻野さんが炭焼きしてくれるの蒲焼。


その蒲焼を炊き立てのご飯の上に乗せた鰻ご飯


何度いただいても、その度に感激する絶品の鰻。


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もう1つは、貝好き垂涎の貝尽くしの炊き込みご飯。


しじみ出汁で炊き込んだご飯の上に、


とり貝みる貝ほっき貝あさり小柱の餡かけ。


ご飯にたっぷり貝の旨味が染み込んでる。


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11品目は、奈良の苺「ことか」を使った苺大福


苺もさることながら、作り立ての求肥がほんのり甘くて、めちゃくちゃ柔らかく絶品。


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12品目のデザートは、桜のあんみつ仕立て。


黒寒天と抹茶寒天と黒蜜の上に、


めちゃくちゃ美味しい桜の塩アイス


「おぎ乃」さんの作るアイスは、ちょっとビックリするくらい美味しい。


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最後に荻野さんからお誕生日のお祝いをしていただきました!


苺大好きな私のために苺たっぷりの苺のショートケーキ


クリームもスポンジもものすごく美味しかったです。


荻野さん、堀内さん、スタッフの皆さん、ありがとうございました!!


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■「赤坂 おぎ乃」













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プロフィール
ゲームプロデューサー
成沢 理恵
「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」シリーズで知られる㈱スクウェア・エニックスを経て、 現在、ちゅらっぷす株式会社取締役、兼、ゲームプロデューサー。

ヒマさえあれば、国内、海外を食べ歩き、遊び歩く、生粋の遊び人。

その経験は、ゲームづくりにも活かされている、はず……。
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