京都・元田中「草喰なかひがし」へ行く。
予約の取れない京都の日本料理の名店、
「草喰なかひがし」で3月のコースをいただく。
店名の「草喰」(そうじき)は、
大将の中東さんが毎日四季折々の野山に食材を取りに行き、
自然の恵みと命を感じる料理への想いを込めた言葉。




1品目は、「三寒四温」をテーマにした八寸。
椿の花に見立てた赤酢大根、飯蛸、菜の花のえり焼き、
乾燥させた金柑を乗せた蛤、土筆、そら豆、
北山の鹿の醤油漬けなど。





2品目は、蕗の薹の白和え。
中には椎茸やこんにゃくも。


3品目は、栃餅の白味噌椀。
栃の実を使った栃餅に、
赤かぶと白かぶを立ち雛に見立てたお椀。
白味噌が上品でとても美味しい。



4品目は、「見返り岩魚」。
岩魚(イワナ)を各部位に分けてじっくり炭火焼きにしてるので、
頭から尻尾まで全部いただける。


5品目は、地下水で育てた鯉の刺身。
付け合わせは、ナズナなどの春の野草と辛味大根。


6品目は、若狭の甘鯛のお椀。
中には三島の独活、香茸、湯葉、柚子など。
お椀の緑の真横の線は春の草原、緑の大地を表してて、
蓋を開けると、中には土筆の絵が描かれている。






7品目は、「おくどさん」の土鍋で炊いた炊き立てご飯のにえばなと、
2年前に漬け込んだ自家製のなれずしと菊芋。




8品目は、筍の煮物。
ものすごく上品で優しい出汁。
中にはワカメと海老芋の素揚げ。
器の上に乗っている自家製の花山椒を乾燥させたものを
好みでお椀の中に入れると、フワッと山椒の良い香りがする。



9品目は、琵琶湖のモロコの炭火焼き。
付け合わせのノビル酢でいただく。



10品目は、北海道の放牧アンガス牛。
ソースは緑の蕗の薹味噌に、
ルッコラ、ほうれん草、紅芯大根、黄色大根の組み合わせ。


11品目は、畑菜(はたけな)と利休麩のお浸し。
利休麩は、昆布出汁、醤油、みりん、砂糖に漬けて揚げた麩。

12品目は、「草喰なかひがし」さん名物のめざし。
こんな美しいめざしを初めて見た。
めざしがイワシ雲のお皿に乗っている。
大将が「イワシはパリパリでフランスの上空を飛んでいます」と言っていた(笑)。


この美しいめざしがメインのご飯セット。
紫人参のおから、氷魚と赤かぶのおろし、香の物。




ご飯はお代わりが可能。
大将曰く「YCTKG」という名前の卵かけご飯。
Yは山芋、Cはきゃらすみ(カラスミ)だそうw。


13品目は酒粕シャーベットと、
文旦マーマレードと、フレッシュな苺の組み合わせ。

食後は水出し珈琲と黒糖金平糖。
黒ビールみたいだw。
大将がものすごい高さから空気を含んで注ぎ込むので、
まろやかな味わいで泡がでる。
大将の軽快なトークと、料理や食材への思い、
日本の四季に関するお話など、
料理もさることながら、食事をしているこの場にすごく価値があるお店。


ちなみに、「なかひがし」さんで初めて飲んだ、このお茶。
かわいくオシャレなボトルに惹かれていただいた
京都府茶協同組合の京都宇治玉露「玉兎」。
すごくいい香りで、めちゃくちゃ美味しかった!
(結局、2本飲んじゃったw)

■「草喰なかひがし」
■京都宇治玉露「玉兎」
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by meshi-quest
| 2022-03-15 08:07
| 京都


