西荻窪「organ オルガン」へ行く。
懇意にさせていただいているフレンチビストロ「organ」で、
シェフおまかせの初秋のフルコースをいただく。
今日は、イラストレーターさんや漫画家さんと、
ありがとうございましたを兼ねての食事会だったので、お祝い仕様。
めちゃくちゃ素敵なテーブル。
料理が来る前から、すでにワクワクする。
ニンニクを効かせたオリーブとしっかりとした味わいのパン。
1品目は、礼文島の雲丹と黄色パプリカのムース。
上には爽やかな酸味の透明のトマトのジュレ。
2品目は、エロティックなオーガニック白ワインと共に、
イチジクと鱧の前菜。
ソースもイチジクと白ワインのソースで、イチジクの風味を楽しむ一皿。
アクセントにクレソンや水茄子も。
3品目は、カツオの藁焼きのorganスタイル。
付け合わせに、焼きキュウリが乗っていて、美味しい。
黒にんにくと味噌を合わせたソースも絶品だった。
4品目は、海老と自家製ブータンブランの温菜。
ブータンブラン(ソーセージ)、フワフワで美味しかったなあ。
上に乗っているのはエノキのフリットなのだが、
ものすごく海老風味がして、これも美味しかった!
特に海老味にしてるわけではないそうだが、
エノキは揚げると海老っぽい味になるのだそう。
5品目は、帆立とハーブのクネル(練り物)。
付け合わせは冬瓜と枝豆、ソースは白ワインのクリーミーなソース。
このクネルもフワッフワでめちゃくちゃ美味しかったー。
6品目は、フランス産の鴨。
美しく上手な火入れで、柔らかく美味しい。
付け合わせはアンディーブ。
鴨にはやたら甘いソースを合わせるレストランがあるが、
個人的には甘さに飽きちゃってちょっと苦手で、
でも「organ」はほのかな甘みのバランスのいいソースだった。さすが。
7品目はアーモンドミルクのブランマンジェ。
甘味あるネクタリンとレモンバーベラのアイス。
このアーモンドミルクのブランマンジェ、絶品。
「organ」さんは、
アンティークテイストの雰囲気にも食器にも凝っていて、
料理の盛り付けも美しく、
美味しいだけでなく、他店では食べれないここだけの個性もあって、
本日はアート系の方々の会食だったが、ものすごく喜んでいただけた。
本当にいつお邪魔してもクオリティーの高い、素晴らしいビストロ。
■「organ オルガン」
http://www.tokyo-calendar.tv/dining/13419.html