板橋「鮨 まつ本」へ行く。
食通の知人にご招待いただき、
板橋にある鮨の名店「鮨 まつ本」で貸し切りグルメ会。
JR板橋駅から近く、
お店は7席でいっぱいくらいのこじんまりとしてて、
明るく楽しい大将山本さんと奥さんで切り盛りするアットホームな鮨屋さん。
日本酒の品揃えがすごいと伺ってたが、
十四代の最高級ラインに始まり、
新政、而今、黒龍などの有名日本酒から、
大将が探してきた各地の鮨に合う銘酒まで噂以上の品揃えだった。
色々と悩んだ末、ラベルがかわいい雪男の日本酒を1杯目にいただく。
「鮨 まつ本」は大将のおまかせコースが基本で、
にぎりとつまみが交互に出てくるスタイル。
まずは、シンイカのにぎりから。
次に、松茸と根三つ葉のお浸し。
こはだとサンマ。
今年はサンマが不漁だと聞いたが、このサンマはとても美味しかった。
サンマの上には肝を焼いたものが乗ってる。
本ししゃも。
スーパーで売ってるししゃもと味も香りも大違い。これぞ本物。
アジのにぎりと毛ガニ豆腐。
この毛ガニ豆腐、カニ身がぎっしり詰まってて、
濃厚でめちゃくちゃ美味しかった!!
卵を乗せたボタン海老のにぎりと戻り鰹。
軽く炙ったホッキ貝のにぎりと蒸し黒アワビ。
黒アワビは肝をたっぷり味わえるように、
後から小さなシャリを入れて、肝飯にしてくれる。
キンメの炙りにぎりとメヒカリの一夜干し。
どちらも脂ノリノリで、濃厚で、すごく美味しい!!
口直しにサッパリと富山の白エビを挟んで、
いよいよ鮪登場!
2週間熟成させた赤身と中トロ。最高。
鱈の白子ポン酢とのどぐろの巻物。
のどぐろ、めちゃくちゃ美味しい!!
脂が海苔を貫通してくるくらい、脂乗ってる。
ここまでどれも絶品だったが、
本日の最強と言っても過言ではないカワハギ。
中には濃厚なカワハギの肝もたっぷりサンド。
泣ける旨さ!!!
イクラとウニのミニ丼ぶりに、
手ガニの茶碗蒸し。
フワッフワの煮穴子。
口の中でホロッととろける。
最後は、ネギトロ巻。
これでもか!というくらいネギトロ入ってて、
食べてる間に海苔の間から出てくるくらいw。
〆の玉もものすごく美味しかった。
甘さ控えめな上品な玉子ケーキを食べている感じ。
2層になってて、
フワフワのスフレ部分とカスタードのようなトロッとした部分があり、
これはここだけでしか味わえない美味しい玉だった。
ほうじ茶プリンまでいただいて、
こんなに高級で美味しい鮨とつまみを食べまくったので、
いくらになるのかと思ったら、あまりの安さに正直驚いた。
板橋という場所柄もあるのだろうけど、
東京の中心繁華街でいただくお鮨の1/3くらいのお値段。
この味とボリュームをこの値段で出されてるのでれば、
きっとすぐに予約困難店になるだろうな・・・。
素晴らしい鮨屋さんだった。
■「鮨 まつ本」
https://tabelog.com/tokyo/A1322/A132201/13185463/