四谷三丁目「南方中華料理 南三」へ行く。
四谷で大人気の予約が取れない中華店「南方中華料理 南三(みなみ)」へ。
テーブルを貸し切って、仲間内で水岡シェフによる創作中華をいただく。
酒豪が集まってるグルメ会なので、
つまみもまだ出ていない最初から
紹興酒ボトル2本も入れてしまう、このやり散らかしw。
まず1品目は、中華前菜の5種盛り。豪華!!
白子とづけマグロの南蛮香味和え。
この前菜、めちゃくちゃ美味しい!!
押し豆腐と青菜のナムル。
これもゴマ油と程よい塩気で紹興酒が進む味。
秋刀魚のプーアル茶スモーク。
アヒルの塩漬け卵とカボチャの和え物。
カボチャの甘味と、卵の塩味がすごくバランスいい一品。
甘海老の紹興酒漬け。酔っぱらい海老。
2品目は、珍味の3点盛り。
鴨舌スモーク、大腸と葱のパリパリ揚げ、
ウイグルソーセージ。
どれも普通の中華ではなかなかお目にかかれないものばかり。
味が濃厚なので、これは強いお酒が欲しくなる感じ。
3品目は、自家製チャーシューとおかワカメの炒め物。
おかワカメが独特の歯ごたえで、シャコシャコしてて好きな食感。
クセはないけど、ほのかに粘り気があり、本当にワカメみたいな感じ。
4品目は、牡蠣の春巻。
盛り付けが素敵なので写真だけ。(牡蠣が苦手・・・)
5品目はアンコウとコンニャクの火鍋。
これがめちゃくちゃ辛くて、スパイシーで、
ちょっと私には強かったかな。
6品目は、羊のオーブン焼き。
上のたっぷりの薬味はニラとミントと
中国山岳地帯の山椒。
羊の脂っこさや臭みが一気に消えるほどの強いハーブだが、
羊のような濃い味と食べるとちょうどいい感じになる。
7品目は台湾カラスミを使った汁なしビーフン。
中華風のカルボナーラを食べている感じ。
すごく食べやすい〆の一品だった。
8品目は、杏仁豆腐。
上には、洋梨のシャーベットと桃の樹液のジュレ。
甘さ控えめで優しい味わいのデザート。
食べ慣れてないと食べにくい料理もあるので、
正直、中華料理玄人向けのところもあるが、
中華が好きで、よくある中華とはまた違った深い中華を知りたい人には
ものすごく面白くて、良いお店だと思う。
1つのコースの中で、
変な意味ではなく、毎回、全部好きというのはあまりなくて、
すごく好きな料理と苦手な料理が入り混じってて、
それこそが発見であり、それで良いと思える中華料理店かな。
■「南方中華料理 南三」
https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130903/13221235/