金沢「ザ ステーションバー ミクソロジー」へ行く。
いま、海外で
「ミクソロジーカクテル」
なるものが流行っているらしい。
混ぜる「mix」と科学的な「ology」を合わせた造語だが、
通常のカクテルで使うようなリキュールではなく、
新鮮なハーブ、スパイス、フルーツと、
さらに数種のお酒を合わせて、
今までのカクテルの概念を超えたカクテルがミクソロジーだそうだ。
そんなミクソロジーカクテルは、
東京駅に有名店があって飲めるのだが、
ここ金沢でも駅のすぐ隣の
オシャレなビルの2階で飲めると聞き、お邪魔してみた。
一見、事務所のような緑のドアが入口。
中に入ると、広々とした開放感あるオシャレな店内で、
外観からは想像できない雰囲気にテンションが上がる。
たまたまオープン近くで入れたので、まだ席が空いてて、
窓際の、これまたオシャンティーなソファを独占。
この鹿の骨のランプ、カッコいいなあー。
早速、オススメのミクソロジーカクテルメニューを見てみる。
組み合わせが意外過ぎて、全く味が想像できんw
勇気を持ってチャレンジしたい気になるメニューもあるが、
まずはチュートリアル的に飲みやすいカクテルをお願いしてみる。
「Four Seams」(フォーシームス)という看板カクテル。
石川の地酒・天狗舞と、
ジンと、レモンと、黒ごまシロップの組み合わせ。
これが見た目の華やかさと反して、
上品ですごく飲みやすく、とても美味しい。
次のミクソロジーカクテルは、
純米酒 × ジャスミン × ミルクパンチ。
ミルクパンチは、数種のハーブを加えた独自のシロップだそう。
クジャクの羽が付いた豪華な見た目だが、
これまたものすごく上品な味わいで、一気に飲めてしまう飲みやすさ。
本当は軽く一杯のつもりだったが、
居心地の良さに加え、あまりに美味しくて、もう少し飲ませてもらうことに。
お通しの燻製ナッツも美味しいな。
続いては、洋梨 × 山わさび。
大好きな洋梨のカクテルを注文。
洋梨のいい香りが残りつつ、山わさびで甘さが抑えられてて、
とてもサッパリと飲めるカクテルになっていた。
最後は、一番派手なものを!とお願いした一品。
棒茶 × ホワイトチョコレート × スモーク。
蓋がされてるのは、中に燻製のスモークが入っているから。
これまでの3つの中では一番アルコールがきつめだが、
ホワイトチョコを一口加えながら、
スモークの香りと共に飲むカクテルは、
初めて飲む組み合わせだが、変に逸脱してなくて、
ちゃんと一般人の思う美味しいの範囲に留まっている。
何から何まで素晴らしいバーだった。
カクテルのプロデューサーを聞いてみたら南雲主于三さんで、
実は以前によく「XEX東京」でお世話になっていたバーテンさんだった。
ミクソロジーをされる前の当時の南雲さんの貴重なカクテルが
備忘録のように「メシクエ」に残ってて、懐かしいかぎり。
当時からすごく不思議で、
それでいて美味しいカクテルを作ってくださる素敵なバーテンさんだった。
こんなところでまたお名前を聞けるとはなあ、これだから人生は面白い。
■「ザ ステーションバー ミクソロジー」
https://tabelog.com/ishikawa/A1701/A170101/17010698/
by meshi-quest
| 2019-01-14 08:07
| 旅行_国内