四谷「オテル・ドゥ・ミクニ」へ行く。
お誕生日のお祝いでご招待をいただき、
世界的に有名なフレンチシェフ三國清三氏のレストラン、
「HOTEL DE MIKUNI オテル・ドゥ・ミクニ」で食事。


何度かお邪魔しているのでスタッフとも懇意にさせてもらっており、
この日は三國シェフもいらっしゃって、
席が整うまで、ウェイティングバーで歓談しながらしばし待つ。


いよいよ、席へ。
この日も予約で満席。多くの方が続々と食事に来ていた。
10年前は、本当にカチッとした王道クラッシックフレンチのお店で、
年齢層高めの常連さんが多い印象だったが、若い層の開拓も積極的にされてて、
雰囲気もだいぶカジュアルになり、客層も幅が広がっている印象。



まずは、アミューズ。
三國シェフのスペシャリテ、タルトオニオン。
「オテル・ドゥ・ミクニ」と言ったら、コレ。
これを超えるキッシュを私は未だ食べたことがない、絶品キッシュ。


1品目は、お店おすすめの平貝を使った一皿。
「平貝のグリエとフォアグラのポシェ、
3種のカリフラワー添え、ソース・アルピュフェラ」。

グリルした甘味ある大きな平貝と、濃厚なフォアグラと、
カリフラワーを細かく刻んだ炒めたカリフラワーライス、
ソースにもフォアグラを使っている旨味たっぷりな前菜。

パンは、三國シェフが懇意にしているという
メゾンカイザーによる特製パン。
円筒状のパンは、ミクニのために焼いているクロワッサン。

2品目は、野生キノコのカプチーノ仕立て。
ほぼキノコと言える、濃厚なキノコポタージュで、めちゃくちゃ美味しい。
中にもキノコのソテーがたっぷり詰まっている。


3品目は、オマール海老を丸ごと1匹使った濃厚でボリューミーな魚料理。
「ブルターニュ産オマール海老のキャベツ包み
そのクレーム・ドゥ・コライユ風味」

この濃厚なオマールクリームソースが大好きで、
お邪魔した際には高確率でこの料理をいただいてるのだが、相変わらず美味しい!
キャベツの中にはちきれんばかりにオマール海老の身が詰まっている。
上の大量の黒い粒は、もちろんキャビア。

4品目のメインディッシュは、仔羊。
「北海道女満別サホーク種骨付き仔羊のロティ 江戸東京野菜の温製添え」



そして、トリュフボックス登場!
箱を開けただけで、ものすごくいい香り。


仔羊の上から黒トリュフを散らして完成。
仔羊は全くクセや臭みがなく、柔らかくて、食べやすかった。


5品目のデザートは、土佐文旦とバターナッツを使った一皿。
「文旦発祥の地 高知土佐の白木果樹園〝土佐文旦”のデリス
下関〝馬関”(日本酒)のアイス バターナッツ南瓜のピュレとクルミ添え」

文旦と日本酒とかぼちゃという不思議な組み合わせだが、
甘味、香りのバランスが良く、意外とサッパリしているデザートだった。

最後は、バースデーケーキ。
フワフワで、スポンジもクリームも軽くて美味しいショートケーキだった。




素敵な誕生日会をありがとうございました!
■「オテル・ドゥ・ミクニ」
https://oui-mikuni.co.jp/
by meshi-quest
| 2018-03-06 08:08
| 四谷