代々木上原「Celaravird セララバアド」へ行く。
先日3周年を迎えた大好きなフレンチファンタジスタ、
「Celaravird セララバアド」で冬のコース。
常連特権(笑)、本日も橋本シェフの調理が目の前で見れるアリーナ席へ。
1品目は、冬を感じる「樹氷 コットン」。
生け花が出てきたかのような、まさに冬の綿の枝。
でも、実はこれは食べれる綿枝で、
ナッツキャラメルのわたあめ。
こちらは食べられない本物。よく似てる。
この枝は実は食べられる枝。
クラッカー生地で出来てて、ちゃんと樹氷のように
白く雪がかぶってるように作られてる。すごいな。
2品目は、「毛玉 ビーツ」。
真っ赤なビーツのサクサク生地の中に、西洋わさびのクリームが入ってる。
3品目は、「林檎」。
まさに林檎の登場w。
周りは食べずに、中のマンチェゴチーズをりんご生地で巻いた部分を食べる。
4品目は、黒米を使った料理。
黒米の上に、雲丹と馬肉、泡はシャルドネビネガーで風味付けされている。
5品目は、冬のコース名物の「食べられる折り鶴」。
根セロリで作られた美しい折り鶴と、
付け合わせはインカの目覚めとフォアグラ。
この折り鶴、毎回食べるのを躊躇するくらい美しいのだが、
冬のコースに3年連続で来てることを考えると、
もうかれこれ、3羽くらい食い殺してしまってる気がするw。
ここで、セララバアドのココットで焼き上げるパンが登場。
セララバアドのパンは、外がカリッとしてて、
中はモチモチしてて、パンだけでも売って欲しいくらい美味しい。
6品目は、冬コース定番の「冬の大地」という一皿。
土に見立てたブラックオリーブパウダーの上に、
発酵バターで作った雪と、冬の野菜のソテーが埋まってる。
7品目は、カルドッソと呼ばれるスペイン風の魚介リゾット。
中には、蟹とホワイトアスパラガスと菜の花。
蟹の濃厚な風味がたまらない、とても美味しいリゾット。
8品目は、トリュフと百合根のムースを合わせた一皿。
トリュフのいい香りと、百合根の素朴な甘みが口に広がる。
9品目は、セララバアドの名物にもなっている、
橋本シェフが目の前で燻製チップを焚いて作ってくれる瞬間燻製シリーズ。
今日の食材は、アンコウ。
アンコウの周りにはじゃがいもをまとわせてソテーしてあるので、サクサク。
燻製のいい香りも食欲をそそる。
10品目は、とても柔らかく美味しい紀州鴨。
ほんのり甘い紅玉りんごのピューレと合わせて。
11品目は、白いモンブラン。
白いメレンゲの雪山の中にモンブランが隠れている。
最後の12品目は、白い吐息というデザート盛り合わせ。
寒い冬の日のガラス窓をイメージした入れ物は曇っていて、
指で落書きが出来てしまうw。
中を開けると、こんな感じ。
スノーボールというデザートは、
エルダーフラワーのジュースが入った球体の中に、
本物のスノーボールのようにキラキラした雪の結晶が入ってて、
球体を動かすと、ちゃんと中の結晶もキラキラと揺れる。
手紙を蝋で止めるシーリングスタンプは、
本物のようだが、ラズベリーソーダで出来たチョコレート。
この黒い封筒の中に何が入っていたかは秘密w。
今日も最後までワクワクとドキドキが止まらない、
楽しいセララバアドだった。
なんかフレンチと言うより、「セララバアド」という、
1つのブランドというか、いちジャンルの料理な気がする。
■「Celaravird セララバアド」
http://www.celaravird.com/
by meshi-quest
| 2018-02-14 08:08
| 小田急線その他