新木場「CASICA」へ行く。
この度、13年住んでいた家を引っ越すことにした。
自分からだと作れなかった『きっかけ』をもらって、
なんかその『きっかけ』に乗ってみようと思って、
そう思った時には、完全に頭も心も引っ越しモードになってて、
このままずっとここに住むんじゃないかと思うくらい
根が張った町と家だったけど、動いてみることにした。
13年は、長い。
この歴史が家の至る所にたっぷり残りすぎてて、
荷物の整理含めて、私だけでは到底引っ越し作業が出来そうもなかった。
あと、そんなに住居をしょっちゅう変える人じゃないので、
滅多にないこの機会に、大胆なことをしてみようと思い、
実は、我が家の内装をプロのインテリアコーディネーターさんを招いて、
彼女の相談をしながら、部屋の設計や家具の購入をすることにした。
あまり他の人には言ってなかったが、
かなり長い間準備をして、設計図や見積もりとにらめっこして、
おそらくこの記事が世に出ている頃には新天地に引っ越してる時だが、
きっと今までとはまた違う、楽しい生活を送ってるんじゃないかと思う。
今回の引っ越しでは、住んでいた家の家具をほとんど捨てて、
前から好きだった味のある古道具、古家具と言われるような、
いわゆるアンティークを家の中に置きたくて、
コーディネーターの彼女の紹介で実にいろんなお店を実際に見に回った。
大量生産のものと違って、すべてが一点モノであり、
出会いも、それと一緒に暮らしたいかの相性も大事。
外苑前、自由が丘、目黒、二子玉川、遠い時には青梅や福生まで行った。
おかげで、この数ヶ月でだいぶ家具に詳しくなった。
その彼女との家具巡りの旅の間で出会った
「CASICA(カシカ)」という古家具、古道具店。
倉庫のような大きな店舗だが、めちゃくちゃオシャレで、素敵だった。
当然、店内では古家具や古道具を売っているのだが、
オシャレなカフェも併設していて、
デリ形式で小皿で好きなものを選ぶランチが食べれる。
ちょっとしたところにも、古道具や古家具が使われてて、オシャレ。
ランチは、並んでいる大皿から好きなものを3品選んで、
ご飯とお味噌汁が付いて1200円。
おかずは、プラス300円で追加もできる。
メニューが豊富で、どれも美味しそうで、悩んだ末、1品足して4品に。
小松菜と油揚げの醤油麹出汁漬け。
最近かなり注目を浴びている醤油麹。
味がしっかりしてるので、ちゃんと白飯のおかずになるお浸し。
鱈と馬鈴薯のグラタン。
優しくて上品な味わいの和風グラタン。
鶏のはちみつマスタードグリル。
これは、ご飯が進む味!
最後は、鶏とプチトマトのココナッツアドボ。
ココナッツ風味のシチューのような感じ。
パクチーも入ってて、エスニックな味わいで、ご飯が進む。美味しくできてる。
食後に、和漢チャイを。
「和漢」というだけあって、いわゆるチャイより、
少し薬膳っぽい香りがして、体に良さそうな風味がする。
家具を見るだけでなく、カフェだけでも十分楽しめるお店。
ちょっと遠いのでなかなか来れないけど、また機会があれば来てみたい。
■「CASICA」
https://casica.tokyo/