曙橋「はらまさ」へ行く。
グルメな知り合いから勧められて、
曙橋にある懐石料理店「はらまさ」で食事。


厨房を囲むように作られた白木の小さなカウンターは、
不思議と初めて来たのに居心地よく、
京都に旅行に来て、裏路地の料亭で食事をしてるかのようなワクワク感もあり、
曙橋にいることを忘れてしまいそうな感じだ。


夜のコースは、2種のみで、
どれもすごく丁寧に作られてて、テンポ良く出してくれて、
噂以上に美味しい日本料理だった。
仕事帰りにフラッとそのまま寄れそうな場所で、
こんなに風情あるコースが気軽にいただけるのは幸せ。







中でも3つ、個人的にすごく気に入った料理があって、
1つは、自分で手巻きをするお造り。
新鮮な刺身に薬味とあん肝醤油を乗せて、海苔で巻いていただくのだが、
この濃厚なあん肝醤油が絶品で、
普通に刺身を食べるわさび醤油よりも好きかも。



2つめは、カニ味噌がたっぷり乗った、濃厚なカニ茶碗蒸し。
カニの風味がぎっしり詰まってて、甲殻機動隊にはたまらん一品だった。
1つと言わず、あと2つくらい食べたい。


3つめは、〆に出来てきた名物のトリュフご飯。
出汁をたっぷり吸った炊き立てのご飯に、
たっぷりの黒トリュフを乗せた、香りだけで酔いそうな美味しいご飯。


大満足の懐石料理だった。
1人でも居心地よく、ちゃんと対応してくれるのが嬉しい。
またぜひ伺わせていただこうと思う。
■「はらまさ」
https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130903/13151542/
■今日のカメ
■「はらまさ」

都営新宿線「曙橋駅」から徒歩3分ほど。
■店内の様子

メインは、厨房を囲む小さなカウンター。他にテーブル席も。
■日本酒

お店おすすめのスッキリ辛口の日本酒を。
■1品目

帆立とクラゲと菊の花のお浸し。
■2品目

マグロとヒラメのお造り。こういう懐石のコースのお造りで、海苔と薬味が出てきて、手で巻くスタイルは珍しい。写真の一番右の茶色の小皿があん肝醤油だが、このあん肝の濃厚な風味が刺身にすごく合ってて、絶品だった。
■3品目

カニ味噌たっぷりの茶碗蒸し。甲殻類好きには、きっとたまらない一品。今年一番美味しかった茶碗蒸し!
■4品目

甘鯛と隠元と黒アワビ茸のお椀。いい出汁が出てます。
■5品目

これも懐石のコースで珍しい、パスタのような温かいそうめん。雲丹、キャビア、からすみ、いくら、白子と、濃厚なものだけがドーンと乗ってる、痛風まっしぐら(笑)の絶品そうめんでした。
■6品目

大きくて、厚みある、立派な太刀魚の塩焼き。
■7品目

意外と見た目よりさっぱりしている焼き胡麻豆腐。
■8品目

〆の炊き立てトリュフご飯。出汁で炊いたご飯の上から、大将が黒トリュフを削ってくれます。いい香り。日本の出汁とトリュフは、相性いいですね!
■ご飯セット

こんな感じで、よそってくれます。香の物と赤だし付き。残ったご飯はお持ちかえりできます。
■9品目

食後のデザートは、牛乳のババロア。上には、抹茶とあんこが乗っています。
by meshi-quest
| 2017-10-13 08:08
| 四谷