バリ島へ行く⑨ ~絶景&絶品ならココ!サヤンハウス~
町の定食屋もいいけど、せっかくのリゾート旅行で、
1週間ちょっとしか滞在期間がない中での大切な夕食は、
サンセットでも見ながら、ちょっとリッチに美味しいものを食べたい。
そんな願望を忠実に叶えてくれたのが、
ウブドにある美しい渓谷沿いに建つレストラン「サヤンハウス」。
共通の知人を通じて知り合い、去年からお邪魔している。
私が泊まっていたバグースジャティと同じウブドとは言え、
ちょうど反対側にあったため、車で約30分くらいの場所にある。
サヤン渓谷という美しい渓谷のすぐそばにあり、
レストランの中庭から渓谷が一望できる。
サンセットは、現地時間で17:30~18:00なのだが、
少し余裕をもってきてサヤンハウス内にある森の中のバーで
ドリンクを飲みながら、太陽が森に沈むのを待つ。
このバーが居心地良く、カクテルも美味しくて、すごく好き。
サヤンハウス特製のオリジナルカクテルを飲む。
サンセットが始まり、あたりがだんだん暗くなってくると、
中庭もライトアップされ、気が付くと、一気に夜になってしまう。
森の中にあるウブドは、周りに街灯があまりないので、
真っ暗になってしまうが、代わりに空一面に満天の星空を見ることができる。
サンセットの後は、星空のディナータイム。
アミューズは、カナッペ風のポテトサラダ。
日本では食べられない生の牛肉を使ったサラダ風の前菜。
バリ島自体はヒンドゥー教で、そもそも牛肉を食べないので、
あまり良い牛肉が存在しないのだが、ここは空輸しているのか、とても美味しい。
ソースには、わさびが使われていて、ピリッとして、風味も良い。
メキシカンロールという海苔巻き。
中には海老の天ぷらとアボカドが入ってて、
ウナギのツメのような甘いたれが掛かっている。
いわゆる日本の海苔巻きではなく、海外向けのカリフォルニアロール系だが、
鮨の国から来た我々も満足できるほど、味はとても良くて、ちゃんと美味しい。
サヤンハウス名物の茶碗蒸し。
なんとサイフォンにポルチーニ茸などの出汁を入れて、
目の前で出汁を取って、茶碗蒸しにかけてくれる。
これもすごく美味しいので、必食の一品。
具だくさんのタコス。
少し辛めだが、サルサソースがすごく良くできてて、これも美味しい。
前菜の牛肉が美味しかったので、メインも牛肉。
色鮮やかなサーロインステーキ。
肉も柔らかく、ボリュームもある。
付け合わせのマッシュポテトは、わさび風味。
食後のデザートも充実してて、レモングラスのパンナコッタは、
暑い時にスッキリできる爽やかなデザートだった。
海外のデザートはやたら砂糖が入ってて甘いことが多いが、
ここもちゃんと調整されてて、程よい甘さに控えられてる。
シェフは現地のバリの人だが、サヤンハウスは日本の会社が運営していて、
シェフの指導を日本から来た方がしっかりやっているので、
バリ島の食材を使いつつも、
味付けも、盛り付けも日本仕様のハイクオリティーになっている。
ウブドでちゃんとしたディナーを食べたい時には絶対おススメのお店。
by meshi-quest
| 2017-08-04 08:08
| 旅行_海外