新宿「道しるべ」へ行く。
新宿歌舞伎町の風林会館近く。
新宿を知っている人であれば、
いま脳内に、ネオンがギラギラした一大風俗街の映像が流れたはずだ。
新宿に会社を構えるとある社長さんからのおすすめで、
この風俗街にめちゃくちゃ美味しい焼鳥屋さんがあるという
かなり難易度の高いメシクエストをいただき、冒険してきた。
入口もだいぶ迷って、途中、間違っていかがわしいお店に入りかけながらも、
路地裏の、さらに路地裏にようやく見つけて、たどり着いた焼鳥「道しるべ」。
結論から言うと、かつて新宿で食べたどの焼鳥よりも一番美味しく、
色んな意味で感動したので、そのメシクエ話をしたいと思う。
店内は、1階と2階があって、正直かなり狭く、
1階は立ち飲みは当たり前、入れない人が外で皿持って食べてたり、
2階の座敷は身を縮めないと座れないくらいだったが、
スタッフさんがめちゃくちゃ気を遣ってくれて、親切だったのと、
新宿歌舞伎町の路地裏というこの雰囲気が、不思議と嫌にさせなかった。
2階の座敷の一番端に通していただき、座る。
1階と2階はかなり急で狭い階段1つで繋がっているため、
店員さんも料理の注文聞きや料理のお運びがしにくい仕様になっており、
それを改善する画期的なシステムが搭載されていた。
ファッファファ~ン!(ドラえもんの秘密道具のノリで)
「しる電話」!
このパイプに向かって注文を話すと、1階に聞こえるよ!
そして、もう1つ、ファッファファ~ン!!
「しるベーター」!!
紐を使って上げ下げできるようになってて、料理が1階から運ばれて来るよ!
2階の不要な食器もこれで戻してね。
と、まあ、こんな感じだ。
この時点でもかなりテンションが上がり、
ロトのつるぎを見つけたに匹敵するくらいの興奮だったが、
焼鳥がめちゃくちゃ美味しくて、サイドメニューもめちゃくちゃ美味しくて、感激。
歌舞伎町のど真ん中でこんな美味しい焼鳥をいただけるとはなあ・・・。
久しぶりに、かなりの経験値が溜まる、素晴らしいメシクエストとなった。
またぜひお邪魔して、絶品焼鳥で胃を癒しつつ、経験値を貯めたいと思う。
■「道しるべ」
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13101685/
■今日のカメ
■「道しるべ」
JR新宿駅から徒歩7分ほど。風林会館近くの思い出横丁の中にあります。かなり迷う上、入るのに勇気がいる場所。赤ちょうちんが目印。
■入口
この従業員通用口っぽいところが入口です。
■1階の様子
1階はカウンターと立ち飲み。めちゃくちゃ混んでて、外にも人がいました。
■2階の様子
2階は、4卓だけ座敷があり、靴を脱いで上がります。正直めちゃくちゃ狭いですw。
■「しる電話」
1階への注文はこの「しる電話」というパイプを使って行いますが、ここにたどり着くのも狭いので一苦労で(笑)、電話のそばに座っている人が代わりに注文をしてあげるという互助会制度が生まれてました。みなさん大人w。
■「しるベーター」
1階と2階を繋ぐ手動の食器上げ下げ機。これも近くに座った人が取って、バケツリレー方式でw。
すごくいい意味で、いいお客さんと協力で成り立っている感じのお店です。
■テーブルセット
テーブルセットはこんな感じ。グラスを4つくらい乗せたらいっぱいになりそうなテーブルがすべて。あとは、工夫と努力で乗り切るw。
■お通し
自家製のポテトサラダ。癒される優しい味。
■焼鳥①
大将のおまかせにして、ストップと言うまで出してもらうことに。
まずは、山梨の極み鶏のささみ。柔らかく、すごく美味しい。かなり大きいのに、これで180円という安さ。
■焼鳥②
せせり。これもすごくジューシー。
■1品目
トウモロコシの天ぷら。生のトウモロコシを切って揚げているので、甘くて、すごく美味しい。
■焼鳥③
これもかなりジューシー。
■2品目
キャベツのアンチョビガーリック炒め。鉄板に美味しい。濃厚で酒が進む味。
■3品目
出汁巻き玉子。優しい出汁が効いてます。出来立てアツアツ。
■焼鳥④
つくねのたれ。肉汁たっぷりのいいつくねでした。
■焼鳥⑤
イベリコ豚の牛タン。わさびがすごく合う。
■4品目
大きな椎茸フライ。特製のタルタルソースがたっぷりかかってます。うまい!
■焼鳥⑥
外ももの中落ち。柔らかくて、すごく脂が乗ってます。
■焼鳥⑦
極み鶏の手羽中。これもかなりジューシー。
■5品目
鶏の白湯スープ。ネギがたっぷり入ってます。