門前仲町「パッソアパッソ」へ行く。
知り合いの常連さんからのお誘いで、
門前仲町にあるイタリアンの名店「パッソアパッソ」でディナー。
門前仲町とかほとんど来ないので、すごく新鮮。
なんとなく下町のイメージがあって、和食とか居酒屋の町な気がしてたので、
こんな立派なイタリアンが駅近くにあるのは意外だった。
常連さんが「ジビエお好きなら、絶対ここ!」と連れてきてくださっただけあって、
最初の前菜盛り合わせからジビエオールスターズで、
マガモ、イノシシ、きじ、アナグマ、エゾ鹿、
ツキノワグマ、ヒグマ、アナグマ
・・・と、動物園並みのラインアップ(笑)。
その後のスープ、リゾット、メイン、パスタもすべてジビエ尽くしだった。
最後のデザートも、ツキノワグマの脂を使ったアイスで(笑)、
最初から最後まで徹底してジビエを堪能し切れるコースだった。
お店のジビエ愛を強く感じる、ジビエラバーズ垂涎のイタリアンだった。
私もジビエは大好きで、結構色んなお店で色んな食材を食べてきたが、
今回「パッソアパッソ」さんで、初めてカラスを食べた。
もちろん都会でゴミを漁っているカラスではなく(笑)、
山にいて米を主食としてるカラスだが、
カラスって全くクセなくて、美味しいもんなんだなー。
■「パッソアパッソ」
https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131303/13004092/
■今日のカメ
■「パッソアパッソ」
大江戸線「門前仲町駅」から徒歩1分ほど。駅からすぐです。
■店内の様子
席の間隔も離れていて、落ち着いてゆっくり食事ができます。席数は少なめ。
■テーブルセット
テーブルセットはこんな感じ。
■お通し
3種のパンとグリッシーニ。
■ワイン①
前菜からジビエなので、ワインも最初から赤スタート。
■1品目
ジビエ前菜の盛り合わせ。すべてジビエ。この量で1人分ですw。
■アップ
マガモ、イノシシ、エゾ鹿、きじ、ヒグマ、ツキノワグマ、アナグマなどのテリーヌやペースト、ももハム。
■2品目
みかんを主食としてるヒヨドリのフリットと、カラスのフリット。
■アップ①
人生初のカラス。全く臭みもクセもなくて、普通に鶏肉と言われたら信じそうな感じ。食べやすくて、美味しい肉でした。
付け合わせの煮込みもカラスの出汁を使ったもの。
■アップ②
ヒヨドリのフリット。これも、クセなく、柔らかくて美味しい肉でした。
■3品目
イシモチの肉団子。お、魚きた!と思ったら、スープはしっかりイノシシ出汁でした。濃厚!
■4品目
とらふぐと黒トリュフを使った焼きリゾット。この料理、めちゃくちゃ美味しかったです!ここ最近食べた中で、一番美味しいリゾット。
ここにもツキノワグマのラルド(脂)を使っていて、ジビエが入ってます。
■ワイン②
ジビエに合わせて、ワインが止まらないw。赤ワインのボトルが進みます。
■5品目
メインディッシュは、ヒグマの煮込みです。イタリアのチコリのような少し苦みのある野菜が添えられてます。
■6品目
パスタは2種で、野鳥のラグーパスタと、ヌートリアのラグーパスタ。
ヌートリアは、ウサギとネズミの間みたいな小動物です。意外と臭みもクセもなく、食べやすい。どちらかと言うと、野鳥のラグーの方が風味にジビエっぽさがあるかも。
■7品目
1つ目のデザートは、イチゴをそのまま使ったシャーベットとスープ。甘さ控えめで美味しく出来てます。
■8品目
2つ目のデザートは、ツキノワグマの脂を使ったアイスクリーム。トリュフとエスプレッソも入っています。
ほのかに熊っぽい香りがしますが、トリュフとエスプレッソがいい感じのにおい消しになってて、すごく美味しいジビエアイスでした。普通のバニラアイスより濃厚で美味しいかも。
■小菓子
食後の小菓子。ここにもジビエの脂が使われているそうです。ジビエを単に肉だけでなく、大事に余すことなく使ってます。
by meshi-quest
| 2017-04-04 08:08
| 東西線その他