成田「うなぎ 川豊 本店」へ行く。
遅ればせながら、初詣で成田山新勝寺へ行ってきた。
去年までは友達の実家の近くの寺に初詣に行っていたが、
今年は、ご縁あって、初めて成田山新勝寺に参拝。
成田山新勝寺は、東京近郊では非常に有名な寺で、
年末年初には、テレビのCMや交通広告で名前をよく見かけるが、行くのは初めて。
勝手に相当大きな寺を想像していたが、実際、想像通りの大きな寺だった。
成田山新勝寺は、ちょっと変わった拡大路線をしていて、
通常、寺が古くなると、修復や建て替えを行うが、
新勝寺は、古くなった寺はそのままに、
その近くにそれよりも大きな新しい寺を建てて、全体を拡大しているのだそう。
それに加え、歌舞伎の市川團十郎の屋号「成田屋」と繋いで、
すごく縁起の良い寺としてアピールしたことも大きく、人気が爆発したらしい。
ご一緒した方が寺に詳しくて、勉強になった。
さて、寺の勉強はこれくらいで、食のお勉強。
成田山の周辺に川が多く、参道にも多数のうなぎ屋があるのだが、
中でもひときわ長蛇の列が出来ている名店「うなぎ 川豊 本店」へ。
うなぎ屋は成田山周辺に多数あれど、ここが一番有名らしい。
写真からも分かる大行列っぷりなのだが、実はこんなもんじゃなくて、
これ、整理券を配っているのに、整理券を取る列と、持ち帰りで大混雑。
この日、もう昼時過ぎて4時近かったが、私たちで150組待ちの状態。
あまりに外が寒くて、うなぎを恨んだり、何度も心が折れかかったが、
自分を鼓舞し続けて、やっと入れたのは2時間後だった。
この150組を回し続けるわけなので、
店内では数名のスタッフが、ひっきりなしにうなぎをさばき続け、
うなぎの大量虐殺が行われ続けていた(笑)。
お寺さんの近くで良かった、良かった。
かなり根性見せないとたどり着けないうなぎだが、
成田山のお膝元でいただく老舗うなぎの味はなかなかなもので、
疲れも寒さも一気に癒して体力回復をしてくれる、美味しいうなぎだった。
■「うなぎ 川豊 本店」
http://www.unagi-kawatoyo.com/
※うなぎは昔ながらの食券制なのに、
上記HP上で入店可能な整理券ナンバーや待ち人数を
リアルタイムに分かるようにしていたり、意外とIT化されている一面も!
■今日のカメ
■成田山参道
寺までの参道が長く、ヘビのようにうねうねしていて、寺までなかなかたどり着きません。
ただ、江戸時代のセットのような町並みが広がっていて、飽きないので散歩してても楽しいです。
■成田山新勝寺
ここが正面門。
■最初のお寺
新勝寺は、古くなった寺を壊さずに残し続けているのですが、これが一番最初の新勝寺だそう。かなり小さい本殿です。
■「川豊 本店」
新勝寺へ続く参道の途中にある大人気うなぎ専門店「川豊 本店」。趣ある外観で、すごく素敵。
ぜひここで食べたいところだが、とんでもない待ち人数と待ち時間でした(泣)。
■店内の様子①
店内、持ち帰りで、ひっきりなしにうなぎが売れていくので、店前でもずっとスタッフがうなぎをさばき続けていました。
■店内の様子②
常に5人くらいの人がうなぎをさばき続けてて、2名がうなぎをさばき、あとの方が串に刺している感じ。
■店内の様子③
こんな感じでどんどんうな串が出来上がっていきます。
■店内の様子④
店内は、1階2階に座敷とテーブル。席数は多いですが、それ以上にお客さんが多いので、大混乱&満員御礼。相席は必至です。
なので、ゆっくりうなぎを食べるという感じではなく、サクッと食べて、すぐ帰る感じです。
■店内の様子⑤
久しぶりに食券制を見ました!なんかいいなあ。
■上うな重
うな重は3種類あり、真ん中の上うな重(3100円)です。
■上うな重、アップ
ふっくら焼き上がっていて、タレも好きな味わいで、美味しいうなぎでした。奇をてらわない王道のうなぎ、という感じ。
■鯉あらい
なかなか他では食べられないので、川魚の名所ならではの「鯉のあらい」(860円)もいただきました。
川魚の鯉は、基本泥臭いというか、少しクセが強いので、醤油ではなく酢味噌でいただきます。
■鯉、アップ
かなりドロ臭いのかと思ったら、全くそんなことはなく、下処理がすごく上手にされているようで、めちゃくちゃ食べやすかったです。甘みもあって、今までの鯉のイメージを変える美味しさでした。
by meshi-quest
| 2017-02-26 08:07