恵比寿「ユーゴ・デノワイエ」へ行く。
NYタイムズが「世界一の肉屋」と称えた、
フランス・パリの大人気店「Hugo Desnoyer ユーゴ・デノワイエ」。
その記念すべき日本一号店となるユーゴ・デノワイエ恵比寿店に行ってきた。
レストランだけど、ここはまさに「肉屋」。
目の前のショーケースには、日本国産とフランスからの直輸入の肉がズラッと並び、
客は各種肉の説明を聞きながら、肉屋で肉を選ぶ感覚で、
好きな肉を食べたいグラム数で指名して、焼いてもらう。
2階のテーブル席を予約しようとして満席で、1階のカウンターになったのだが、
この豪華絢爛な肉が見れて、世界一の肉屋を体験するなら、
断然カウンターが面白い。
肉のプロフェッショナルなので、美味しく焼くための最低グラム数も決まってて、
量や食べたい種類を胃腸と相談しつつ、色々と迷った挙句、
フランス産の熟成サーロイン300gと、
フランス産の乳飲み仔牛200gの2種に決定。
特に、乳しかまだ飲んでいないという生後2~3ヶ月の乳飲み仔牛肉は、
生肉の段階からキレイで美しいピンク色で、牛肉とは思えない形状をしてたが、
食べてみても、めちゃくちゃ柔らかく、優しい味わいで、
やっぱり牛肉とは思えない、なんだか別の特殊な肉な感じがした。
初めて食べるこの感じ。
日本だと、ステーキとか塊肉焼きは、
脂もバリバリ乗ってて、ガッツリいただくアメリカ式が多いが、
「ユーゴ・デノワイエ」はそれとは違い、
いい意味で「フランスっぽい」と思わせる優雅で上品な感じの肉。
夜にちょっと立ち寄って、ワイン片手に肉を食べるにはすごくいい。
サラッとしてるので、体にもそこまで負担にならなさそうだし。
そういう意味で、オシャレ恵比寿に出店というもの納得。
新宿でもないし、渋谷でもない感じ。
■「ユーゴ・デノワイエ」恵比寿店
http://www.hugodesnoyer.jp/
■今日のカメ
■「ユーゴ・デノワイエ」
JR恵比寿駅から徒歩12分ほど。駒沢通り沿いにあります。
■店内の様子①
1階と2階があり、本日は1階のカウンター。
目の前に左から右まで長いショーケースがあって、ズラーっと肉の塊が並んでいます。
■店内の様子②
メインは牛肉ですが、その他に豚肉やウサギ肉、牛の中にトリュフを包んだ肉などもあります。
■肉、決定!
目移りしながら、相当悩んだ結果、せっかくフランスのお店なのでフランス産熟成サーロインの300gと、乳飲み仔牛200gにしました。
肉によって最低グラム数があり、200gくらいからカットしてもらえるものもあれば、300くらいないとダメなものもあります。
■サーロイン、アップ
フランスのサーロインは、日本のと違って、サシが少なく、赤身が多めなのが特徴だそうです。
■乳飲み仔牛、アップ
まるで鶏肉のような、チュルンとした肉。見た目も、色も牛肉は思えない。真ん中には黒トリュフが入ってます。
この乳飲み仔牛は、かなり入荷に波があって、無いことの方が多く、あったらラッキーくらいだとのこと。
■1品目
「ユーゴスタイル 牛肉のタルタル」(4000円)にトッピングで、パリで人気のトッピングという「パルメザン&ロケット」(+800円)を追加。
■アップ
前菜にはもってこいの爽やかな肉前菜。牛肉に、ルッコラとパルメザンチーズがよく合っていて、ワインが進む味。
■パン
お代わり自由の固めのパン。料理を食べるためのパンというより、肉を乗せて食べるクラッカー感覚。
■2品目
「梅山豚のコンフィ コンソメスープ仕立て」(980円)です。
■アップ
国内で100頭ほどしかいないという幻の最高級豚肉「梅山豚」をのコンフィに、芳醇な香りのコンソメスープがかかっています。とても美味しい。
■3品目
生後3か月以内の乳のみ仔牛の塊焼き。焼いても、美しいピンク色。
めちゃくちゃ柔らかくて、コクはあるのに、不思議とサッパリしてて、すごく美味しいです。
■4品目
フランス産熟成サーロイン。こちらは、成牛なので、ちゃんと牛肉の味。とはいえ、どこか優しい味わいで、日本の牛肉とも、アメリカの牛肉とも違う感じ。
■付け合わせ
付け合わせは別注で、数種の中から選べます。これは、フライドポテト。ホクホク。
by meshi-quest
| 2017-01-13 08:08
| 恵比寿・広尾・白金