本部町「はぶ館」で、はぶ対マングースを観る。
はぶ対マングース。
日常でも、ギャグマンガでも聞く話だが、
おそらく、実際闘っているところを見たことがある人は少ないだろう。
県道84号線は、沖縄そばの麺ロードでもありつつ、
「はぶ対マングースが観られます!」という、
超絶怪しい看板が立ち並ぶエンタメロードでもあった。
こんな看板見せられたら、行かないわけにはいかん。
怪しい反面、めちゃくちゃ心を鷲掴みにされる。
仮に飛行機乗り遅れたとしても、この目で見てみたい。
というわけで、この怪しい看板の発行人である「はぶ館」に行ってきた。
※以下、ネタばれアリ。

値段がすべてではないにせよ、こんなすごい闘いのチケットが
たったの500円という超良心的な値段であることに、
逆に超不安を覚えたが、この道うん十年と思われるおじいちゃんによる
流暢なはぶの解説や、何か行われそうな雰囲気のステージから
どんどん期待で胸がはじけそうになる。
そして、いよいよ、本物のはぶ登場!!
金色をした「金はぶ」と、


こっちは、銀色をした「銀はぶ」。


どっちも、目つき悪いー。はぶ、こえー。
さて、いよいよ、クライマックスの試合か!!というところで、
館内の電気が暗くなり、何やらプロジェクター出現。
試合するのに、プロジェクターいらないよね??

結論から言うと、実際のはぶ対マングースは観ることが出来ず、
過去の映像にて、お楽しみいただく感じ。
数年前の「動物の愛護及び管理に関する法律」の改訂に伴い、
種族の違う動物同士を故意に闘わせることに罰則が付いてしまったらしい。
法律改訂前まで、連日連戦500勝をあげていたという、
マングースの「マチ子」が登場して、この会もお開き。

このイベントにも、県道の看板にも、動物愛護法にも、
それぞれ思うこと、言いたいことあれど、
まあ、500円で生はぶ見れて、映像ではあるが闘いも見れて
(もちろん、マングース圧勝)
希望者には毒のないヘビを首に巻かせてもらえるサービス付きなので、
沖縄エンターテイメントとしては、ぜひ一度行ってみてもいいのではないかと思う。
■「はぶ館」
http://www.ikoiizumi.jp/home/%E3%81%AF%E3%81%B6%E9%A4%A8/