渋谷「LATURE ラチュレ」へ行く。
懇意にさせていただいている、
ミシュラン獲得の渋谷フレンチ「Deco」室田シェフが独立され、
新たに8月にオープンされたばかりのフレンチ「「LATURE ラチュレ」へ行ってきた。
さすが室田シェフ!というか、最初から最後まで驚きの連続で、
ファンタジックで、かつ、すごく美味しい。
この「ファンタジック」と「美味しい」
を両立させているお店はホント少なく、
ファンタジックに驚き重視のところは、味まで十分手が届いてなかったり、
美味しいけど、もう少し何か驚き欲しいなあと思ってしまったり、
その点、室田シェフの「ラチュレ」はすごくバランスが取れてて、両立されてた。
メインディッシュの熊肉も美味しかったな。
熊肉って、臭いとよく言う人も多いが、
ちゃんとした処理と料理がされた熊肉は、高級な牛肉のような味がする。
次は、ぜひ雷鳥も食べたいな。
残念ながら、今日はまだ熟成、寝かせ中。
■「LATURE ラチュレ」
http://www.deco-hygge.com/deco/
■今日のカメ
■「ラチュレ」
JR渋谷駅から徒歩8分ほど。青山学院大学の隣のビルの地下1階にあります。
■テーブルセット
テーブルセットはこんな感じ。
■ワイン①
お店おすすめの赤を。
ソムリエさんがすごく気さくで親切だったので、料理出てくる間もとても楽しめました。
■1品目
まずは、アミューズから。
鹿の血液を使ったブータンノワールをマカロン風に仕上げたもの。
■アップ
このブータンノワールマカロン、なんと本物の毛皮の上に乗っています。
毛皮の皿なんて、初めて見た!私は臓物系が苦手ですが、このブータンノワールは全く臭みなく、美味しかったです。
■2品目
色んなキノコが表紙に書かれた本が出てきました。
■開けてみた。
小さなパイが出てきました。
■アップ
本の表紙の中にあったジロール茸と自家製ベーコンを使ったパイ。
■3品目
アジと桃のマリネ。白いソースは、バターバジルミルク。
■キノコ、きた!
採れたての野生のキノコたち。
■4品目
これらの野生のキノコと、雉(キジ)の一ヵ月熟成スープを合わせた濃厚なブラウンスープ。めちゃくちゃいい香り。
■でっかいパテアン、きた!
自家製の大きなパテアンクルート、登場!
切られる前の状態のパテアンクルートが見れて、感激。
■5品目
熊、鹿、イノシシの4つ足3種を使った自家製パテアンクルート。これもすごく美味しい。
■ワイン②
メニューにはない、お店おすすめの赤ワイン。
■6品目
鮎のパイ包み焼き。
■アップ
この時期、旬の鮎を使うお店は多いのですが、間違いなくここ最近でいただいた鮎のNo.1でした。めちゃくちゃ美味しい!!
■7品目
メインディッシュは、「鹿or熊」だったので、当然、熊!
北海道のメスの3歳の熊肉です。
■アップ
柔らかくて、すごく美味しいです。臭みなどは一切なし。牛ヒレを食べている感じ。
■雷鳥はまた今度!
現在、絶賛熟成中の雷鳥。今度来た時にはぜひ食べたい。
ちなみに、日本の雷鳥は天然記念物ですが、これは北欧の輸入の雷鳥。
■8品目
山梨のぶどうをグラタン仕立てにして、ビーツを添えたもの。初秋な雰囲気。
■9品目
『クマンシェ』と名付けられた食後の小菓子。牛のバターではなく、熊で作ったバターを使っているそう。焼きたて。
確かに、牛ではない、他の生き物の風味がする不思議なフィナンシェになってましたw。